文章を結論から書く理由とその基本的な書き方の流れ
文章を結論から書く理由とその基本的な書き方の流れについて記述します。
文章作成が苦手な人におすすめな「幅広い読者層をカバーできる文章の書き方」の中で書いた「基本的に冒頭に結論を述べて、それを補足する文章構成」の部分について補足となります。
基本的に冒頭に結論を述べてそれを補足する文章構成によって、読み手は結論ありきでその記事を読めます。ゆえに、冒頭結論からの説明の流れで記述することはストレスを減らすことにもつながります。
だらだらと理由を書き続けた最後に「だからこうです」と結論を持ってきた方が起承転結が完成しており、理路整然と記載されたような印象があるかもしれません。
しかし、実際にそのような手法で作成した文章を見てみると「うん、だから何が言いたいの?」と思われてしまい、読んでいる途中で読者は離れていってしまうことがあります。
YouTube動画ではこの手法を使う人使わない人にはっきりと分かれます。動画で結論を冒頭に持ってきてしまうと、離脱率が一気に上がり最後まで観てもらえないからです。
ブログ上がりの人やアフィリエイター上がりの人でテキスト経験が多い人は「冒頭結論タイプ」での流れに持ってきているような印象です。このあたりはあえて最後に持ってくる人もいるので動画の場合は戦略によって使い分けると良いと思います。
ただ、テキストの場合だと書き手としては結論を見てもらえないまま読み手が離れてしまうことは何としてでも避けたいところです。どんなに良い結論を持っていたとしても、それを読んでもらえないなんて悲劇です。
基本的には、結論を最初に「こうだ!」としっかりと述べます。そしてその結論に至るには「こんな理由があります」「でもこんなことも考えられますよね」と考察を続けた方が、読者は結論ありきでその記事を読むことができます。
そして常に答え(結論)が頭の片隅にある状態でずっと理由を読むことができるため、読み手は都度「なるほど」「そうかな?」と自分の考え方と比べながらすんなり読むことができ、受け入れるなり反論するなり、どちらにせよ理解が深まりやすいのです。
結論を伝えた後であれば途中でいなくなってしまっても言いたいことは伝わっていますし、目的の最低限は達成できていると言えるでしょう。そして結論に興味を持った人だけが理由を読み続けてくれることにもなるため、何より読み手のためになる記載方法になります。
簡単に流れをまとめると、
・興味付け(リード文)
↓
・結論
↓
・結論に対する考察(※主観を入れる場合)
↓
・裏付けや根拠となるものの提示や事例(※あれば尚良し)
↓
・結論
非常にシンプルな流れとして記載しましたが、これを基本ベースに肉付けさせたり応用させると、すらすらと最後まで読みやすい文章になります。お試しあれ。
それでは。
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