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恋愛|もうムリ!と思ってからがスタートかも
ストーカーを推奨しようというのではないです。どちらかというと、逆の話。もっと初歩的なところ、想いを育てる心構えに気づいた話です。
大きな地震の後のバレンタインデー。何が起きてもおかしくないからこそ、自分用ロイズの生チョコトリュフ(ホワイト&抹茶)を食べながら書いてます。
だいたいの恋心は「諦めが肝心」だけれど「諦めかけたときが正念場」とも言えますね。「縁がある人」というのがもしいるのならば、好きにならなくても離れないし、いい影響を与え合えたりするのではないでしょうか。たとえ好きになって諦めるようなことがあっても、別の違うつながりでつながっていく。好きじゃなくても好きでも、同じ結果になる。できれば、そういう人と出逢いたいものですね。
さて、そこで。
お金のセンスが問われる簿記検定試験というのがあります。「簿記」というのは、まったく理解できない入り込めないという人は、永遠に感覚的にわからないと聞きます。私はそれにチャレンジしたくなった時期があって、受験申込みを5回以上して一度も受験会場へ行かなかったことがあります。もうそこに「お金のセンスが現れていますよ?」と言われれば、そうです。
言い訳をさせてください。その頃は、もともと離職を考えてもいたのです。だけれど、勤務先の在所メンバーの休みを入れる順番はいつも私が最後、そして急に休みの日を変更されてしまうという会社にいた(その後改善される)ので、資格試験をその時期受けるのは困難極まりない環境でした。
でもそれは、その会社を離れれば終わり。
のはずなのに、受験申込みをしても行かない癖だけが私のなかに残ってしまいました。そっちの方が重症です。100%準備が整わないとかなんとか、理由を見つけて受験しないのです。情けないことに、そんな人になってしいました。「もう資格試験なんて受けないよっ」とパッと手から離しました。「ハイハイもう一生受けませんっ」くらいの、プイッとした覚悟で。
ところが、回り回ってバットを額に当ててぐるぐるぐるしたのち、私はまた資格試験の申し込みをしました。準備は100%どころか10%以下です。これは例の結末になりかねない、いやなる。きっと受けない。どうして申し込んだの? それならそうだ先手をうって受験はしないと決めてしまおう。明後日は家から一歩もでませんって早々決め込もう。みたいな、流れのまま、試験前日を迎えます。
その試験前日。
朝4時頃起きまして、朝食前にぼーっとしたまま、
そういえば一度も過去問を解いていなかった
という、重大なことに気づきます。
そして解いてみたんです。
80%正解でした。
が、合格100%までにあと20%足りません。
え、何も勉強してないのに。あと20%で合格するの?という欲が出てきたのがお昼過ぎ。残り24時間を切っています。そこから、過去問3年分を解いては間違った項目だけ問題集で知識を補う勉強するという必殺技を繰り広げ、20%を埋めようとします。が、なかなか埋まりません。疲れるので昼寝も挟みます。当然ですが圧倒的に時間が足りません。でも、試験会場へ行くことが決定事項になっていました。
すごい展開でした。
いつの間にか、資格試験から逃げる妙な性癖を克服していました。
実際に試験会場へ行き、受験をし、帰りは14000歩運動し、移動販売のタコスを2つ食べて帰宅しました。自己採点でいくと、ギリギリよりちょっとマシくらいで合格しています。やればできるのか?結果まで残せている。でも、待てよと思いました。いままで何がいけなかったんだ?と分析したところ、それは成就しない恋愛の流れと同じでした。
相手を知る前に妄想と闘って自滅
これです。
誰かを好きになること自体、ほとんど相手を知らないからできること。それは、ここにも書きました。
その知らないことが、勘違いが、かえって自滅の原因になるなんて。負のループです。うまくいくものもうまくいかない負のループ。
あるいは、一見、思いが通じて恋愛が成就したようでも、付き合いはじめた直後「あれ?」って首をかしげながら、体が右へ右へそれていくように、相手から心が離れてしまうことってありませんか? それもこれと似たようなものだと思ってまして、結局、相手を置いてけぼりにしたまま上手くいかなかったり上手くいったりしているだけのような。
だから、待てよと思うわけです。
その試験も合格は手に入れた(気になっているだけかも)けれど、身についていなくて、勉強のやり直しだなと思っています。その先に、行きたいのだから、そうしなくては。そう思っています。そして、それでいいんじゃないかとも思い始めました。
つまり、まず目先一つだけでもウマクイク。そこを階段に、調整・修正しながら進む。一歩。そういう「これがナイと始まらないよ」の繰り返しを、一つずつでも進める覚悟。それが現実を見ながら夢を見てる状態だと思います。それは、真剣で真摯であればあるほど「もうムリ!」というギリギリの連続ではないでしょうか。
今日連絡することが特別なのだとしたら、
さっき余震あったね。
って、大事をうかがう連絡をしてみるでもいいと思います、相手がいれば。検討を祈ります。
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