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京急線について

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京急新1000形の歴史(4) ステンレス車(塗装車)

京急新1000形の歴史(4) ステンレス車(塗装車)

⑴ 京急新1000形ステンレス車(塗装車)の概要2007年から導入されてきた新1000形ステンレス車ですが、2017年度から導入された17次車からは車体が、アルミ車以来の全面塗装を採用しました。
ステンレス車で全面塗装したのは南海1000系以来2例目で、関東の私鉄では初となりました。
LCD案内表示器は2画面に変更しました。
車体な内装、機器類に関しては16次車に準じています。
ワイパーカバーに描

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京急新1000形の歴史⑶ ステンレス車(ラッピング車)

京急新1000形の歴史⑶ ステンレス車(ラッピング車)

⑴ 京急新1000形ステンレス車(ラッピング車)の概要2007年から導入された新1000形ステンレス車ですが、2015年に製造された新1000形のうち4両編成で製造された1800番台からは、従来の塗装と大きく変化しました。
2015年以降に製造された編成に関しては、車体側面のラッピングが新1000形アルミ車を模したラッピングとなっています。
この様に、車体側面が新1000形アルミ車を模したラッピン

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京急新1000形の歴史(2) ステンレス車(銀千)

京急新1000形の歴史(2) ステンレス車(銀千)

⑴ 京急新1000形(ステンレス車(銀千))の概要京急新1000形は2002年に登場した通勤電車ですが、2007年に製造された6次車からは、車体の材質をアルミからステンレスに変更しました。これに伴い、車体の外観が大きく変わりました。このステンレス車は、車体の塗装の仕方で銀千(通常塗装)、ラッピング車、全塗装車の3つに分類できます。今回は、銀千について説明していきます。
車内の座席に関しても、乗務員

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京急新1000形の歴史(1) アルミ車

京急新1000形の歴史(1) アルミ車

⑴ 新1000形(アルミ車)の概要新1000形は、2002年に登場した京急線の通勤電車です。アルミ車とステンレス車があります。今回は、アルミ車について説明していきます。
アルミ車は、4両編成と8両編成が製造されました。京急線の700形や旧1000形などを順次置き変えていきました。アルミ車は、新1000形でも初期に製造されたグループで、床下機器は海外製(シーメンス製)のものを採用するなど気合が入った

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京急2000形の歴史

京急2000形の歴史

⑴ 京急2000形の概要

当時、京急の快速特急(現:快特)に使用されていた600形(2代目)を置き換える為に製造されました。2扉クロスシート、京急で初めての時速120Kmでの運転に対応できる様な仕様になっています。高速運転を行う代わりに、起動加速度が低くなってしまいました。ライトは2灯、扉は両開きなど京急で採用されてこなかった新機軸を採用しました。8両編成と4両編成が、それぞれ6本製造されました

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京急800形の歴史

京急800形の歴史

(1) 京急800形の概要

京急800形は、1978年に登場した京浜急行電鉄の普通ㆍ急行を中心に活躍した電車です。登場当初は3両編成でしたが、後に改造ㆍ中間車両の増備により6両編成に改造されました。床下機器は、界磁チョッパ制御と電力回生ブレーキを採用されています。これらの装置により今までの車両より省エネルギー化が出来、この事が評価されて1979年に鉄道友の会よりローレル賞を受賞しました。車体は、

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京急線 路線の概要と種別

京急線 路線の概要と種別

京急線は、本線、逗子線、久里浜線、大師線、空港線の5つの路線から成り立つ。
本線は、品川から京急蒲田、京急川崎、横浜、上大岡、堀ノ内を経て浦賀まで至る路線である。逗子線は、金沢八景から逗子・葉山(新逗子)まで至る路線である。久里浜線は、堀ノ内から京急久里浜を経て三崎口まで至る路線である。大師線は、京急川崎から小島新田まで至る路線である。空港線は、京急蒲田から羽田空港第1・第2ターミナルまで至る路線

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