夜風と音楽は、私を映画の主人公にする
ついにこの季節がやってきた。
夏でも秋でもない季節。この季節は夜風が心地よい。
*
夜風に当たりながら大好きな音楽を聴くことは最高の贅沢だ。
音楽が流れる数分間。
その数分間だけ、私はちょっぴり私を好きになる。
まるで、自分が主人公の映画に出演しているかのような気分だ。
今までの苦労や、辛いこと、幸せなこと、大切な人・・・
そういった人生のすべてが凝縮されて蘇り、私しか知らない「わたし物語」が頭の中で上映される。
曲の冒頭は、苦しい過去。
曲が進むごとに、過去の私は立ち上がっていく。
そしてサビ。サビは映画のクライマックス。決まって幸せな過去が蘇る。
最高の気分だ。
曲が終わる頃には、今までの人生を振り返り終えている。
「人生悪くない」
そう呟く私がいた。
▼こちらの曲を聴きながら書きました。夜風にぴったりです。
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