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見つけ出し、見失い、見つけ出し、見失う真実

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    幼き日から現在にまでさかのぼり、過去の恋愛の記録をのせていきます。メインはツイッター。だいたい痛い

最近の記事

イモと台風

久しぶりに書く。 台風がきたので酪農や畑がダメになってしまったばかりか、漁業も大打撃。けど知り合いの農家や酪農家はタフだ。ショックは大きく隠し切れないけれど、口から出るのはもう来年や、その来年の土壌改良の話、そして金だ。 僕は農家じゃないけれど、実家は片手間に農業をやっていた。数年前に引越して仕事場にしている僕の家にも小さい畑がある。そこで育った芋。おそらく腐ってしまっているが、まだ葉は青い。 人も野菜と同じく、腐るときは腐る。それを誰かのせいにしてより腐る人間は山ほど

    • シュレティンガーを救え

      シュレティンガーの猫の話が嫌いなのは、そこに猫が出てくるからだ。 あの話は猫好きのぼくからしたら最低のストーリーだ。箱の中に閉じ込められた猫の生死について語る博士に異常な愛情すら無く、ただひたすらに思考実験に自分を閉じ込めて夢中になってる。 けど、見えない何かを信じるより、可能性を論じるほうが楽しいのは分かる。 それに僕も、心を鬼にして箱の中にいる猫が死ぬか生きるかについて論じるなら、きっと箱の中の猫が突然消えてしまう可能性だって考えてしまう。でも、考えはしても、すぐに

      • エリートにターゲットを据えると肩こりが治る。

        世の中には色々なエリートがいる。まぁ僕の周りにはまーったくそんな人間が居ない。そもそもエリートのエの字もつかないというか、そもそもエリートってどんな生き物だよっていう感じだった。 そんな僕がエリート様と出会ったのは高校を卒業して、仕事のために遥々上京した時だ。 相手は親戚のおじさん。東大卒の超有名製薬会社の幹部。家も超立派。なんでこんな親戚が居たのか不明な位だ。 そんなおじさんは、僕のなりたい仕事を聞いた途端即座にこう言った。 「そんな仕事ろくなものじゃない、やめろ」

        • 言葉で人を傷つける メモ1

          人を傷つけても平気な顔をしてるのは僕もだ。 けど一つ違うのは、「するつもりはなかった」なんてことは言わない。僕はやるきでやる。壊すつもりでやる。でなきゃ人なんて傷つけない。必要がなきゃやらない。興味のない相手にも言わない。必要な時だけ、リスクを覚悟してやる。それができなきゃ、下手な医者みたいに言葉のメスを振り回すだけで終わる。 言葉で人を壊せるは知ってるだろ? じゃぁ、どうやって人を壊すのか、具体的な壊し方について考えてみたことはあるか?そう、マッドサイエンティストみた

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        記事

          貧しさから抜け出す

          貧困。 そこから本気で抜け出せるやつはいない。いつもケツに火が付いて慌てて、そのあと自分がとんでもない場所に居ることに気が付く。 ああしとけばよかった。こうしとけばよかった。そういう思いをしているやつが回りには多い。大学に行っておけばよかった、高校を卒業しておけば良かった、本当に色々な嘆きばかりだ。 一度、誰かが言われたのを聞いたことがある。この年になってもフリータの奴が「大学に行ってれば」って言ったら、隣のサラリーマンが「努力してないやつが何言ってるんだ」ってな。

          貧しさから抜け出す

          自由と人

          RITTO【MV】NINGEN State of Mind pt-II

          暁の太陽

          夕日の色に 僕を例えたやつがいる 痛みを知り過ぎたから いつも悲しそうらしい 朝日の色に 僕を例えたやつもいる 痛みと共に目を覚ますから いつも寝起きが良いらしい 暁の太陽 赤と黄色 混ざったこの色 青ざめてんなら 見ろよアイコン 暁の太陽 血のカーテン 心のランプ 漏れた明かりで 夜を照らそう 暁の太陽 明日と昨日 合間のクソな日常 食らった痛み 忘れずに行こう 暁の太陽 沈んだ明りは いつ上るだろう 涙だけは 今も慣れ

          世界に色を付ける、それだけの仕事が人生だ

          世の中には色んな仕事をしている奴が居る。 そいつはら皆、自分の人生でいっぱいだ。新聞配達をしているやつ、ラーメン屋をやっているやつ、サラリーマンをやっているやつ、坊主をやってるやつ、良くわかんない事業をやっているやつ。本当に、色々なことをやっているやつがいる。 てことは、色々な人生を歩んでいるやつがいる。 認めたくないやつらも、認めたいやつらもいる。食えないやつも、食えてるやつもいる。生活保護の奴も、障害年金を受給しているやつも、母子手当を貰ってるやつも、本当に色々なや

          世界に色を付ける、それだけの仕事が人生だ

          正義は誰でも持ってるけど、言葉で思い浮かべたくないだけだ

          正義について考えること自体が、すでに正義が発生しはじめているのは、まぁ誰だってわかるだろ。何かを良いとすれば、反対のものの価値を認めるのは難しい。良い点は色々あれど、結局は悪いものになる。だから批判的意見はそうそう誰も言わない。それに批判するってのは、良いものあっての行為。でなきゃただのヘイターだ。 詰まる所、この世で唯一平和に生きる方法は「正義」について語らないこと。何かを良いとしないこと。何かを批判しないこと。これに尽きることを、多くの人間は知ってる。 けれど残念なが

          正義は誰でも持ってるけど、言葉で思い浮かべたくないだけだ

          ヤミノコドモタチ

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          REMIX自慰XIMER

          罪 悪 感 リミックス

          過去の自画像

          過去の自画像

          投げ出す

          目を細めて夜を見れば こんな場所だって いつも微かな光が見える 捨てていくもの 拾い集めるもの 過去の自分を 塗り変える日々 傷を受け 生え変わる皮膚 ただの言葉一つ 体を投げ出して打つ ただ手を伸ばして この命を投げ出す そんな僕の前に立って 諭そうと思った賢者気取りも 初めて過ちに気が付く 優越感に浸りたいやつも 油断した事に気が付く 行先が決まった 歩く爆弾だって 勝手に悟って道を譲るけど 差し違える気のやつと出会うと いつも

          ノック

          ドアをいつも叩いてる こっから出せって叫びながら で、人は僕を注意する「おまえ、そんな広い部屋でなんで外に行きたいんだ」って。簡便しろよ。こんな所で満足できるかよって言って、いつもドアをたたいてる 人から見たらバカなのは分かってる。けど、本音をいうと満足できるかどうかじゃない。人には言わないけど、昔めちゃくちゃ狭い所に閉じ込められてたせいで、すっかり閉所恐怖症になっただけだ。 そのせいだろう。 壁があるだけで、もう無理なんだ だから、お前らみたいに耐えられないんだ

          感情なくして論なしを忘れる人の感情論批判が寒い

          もうタイトルで全て言い切ったわ。 もう書いててダルイから辞めようと思ったけど、まぁ人の文章読んでていつもイライラするんだよこれで。 あと「寒い」ってつけてるのね、これもう批判する気ばりばりの時。ようは嫌いなわけだよ。それが。 なのに感情論嫌いで「寒い」って使っちゃうあれな。それもう感情論だよって誰も突っ込まないのか気になる文章読まされて、気分はもうアラスカでアイス食べさせられてる感覚だよ。 しかも「怒るのはよくない」ってあれな。あの怒りを否定することによって得られるメ

          感情なくして論なしを忘れる人の感情論批判が寒い