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【要約】小さな習慣

何か新しいことを始めたいと考えても、長続きせず、思ったように成果が出せないという人は多いと思います。
挫折してネガティブになってしまったことのある人などに『小さな習慣』をおすすめします。

1.小さな習慣とは、自分を信じて踏み出す小さな一歩

具体的には、
目標に対して小さな行動を設定し、その行動を習慣化することです。

行動を設定する時の3つのポイント
1)失敗できないレベル
2)短時間でできること
3)モチベーションに頼らないこと

1)失敗できないレベル
腕立て伏せなら1回、本を読むなら1頁、といった誰でもできるようなことです。もしこの行動を起こすのも難しいなら、まず腕立て伏せの態勢を取る、本を開く、といった小さなステップを踏んで少しずつ前に進んでください。
大切なのは最初の一歩を踏み出すことです。

2)短時間でできること
本書では小さな習慣として取り入れる行動は1日に3個まで、合計10分以内を目安としています。
行動内容によっては準備や移動が必要になることもありますが、最初は準備や移動の時間も含めて短時間な方がやりやすいと思います。

3)モチベーションに頼らないこと
これは非常に重要なポイントだと思います。
モチベーションに頼らないとは、モチベーションが高い時を基準にして考えないということです。また体調が良い時も基準にして考えない方がいいです。能力的に、やろうと思えば腕立て伏せ1回も本を1頁読むことも余裕でこなせる人がほとんどです。

でも、この″やろうと思えば″が曲者です。

″やろうと思えば″できるなんてわかってますが、やろうと″思えなかった″ことがあったから挫折してしまっているんです。
だから″やろうと思わなくてもできる″という基準で行動を設定してください。


2.小さな目標は大きな目標よりも優れる。小さくても侮れない効果

小さな習慣の3つの効果
1)失敗しない
2)続けられる
3)もっとやりたくなる

1)失敗しない
「失敗できないレベル」で行動を設定すれば当然失敗しません。失敗によって自信をなくしたり、自分を責めたりしなくなるため、ポジティブな感情が維持できます。ポジティブな感情が成功を呼び込み、更に成果が上がります。

2)続けられる
簡単かつ短時間なら日常生活に取り入れやすく、長く続けられます。続けていくと行動が習慣となり、行動に対する抵抗が減って、更に続けやすくなります。

3)もっとやりたくなる
モチベーションに頼らない設定にすれば量は少なく時間も短めです。でももっと出来るポテンシャルは秘めています。だから気持ちや時間に余裕がある時は、腕立て伏せ1回が30回に、読書1頁が30頁になるでしょう。目標回数よりも多くなることは嬉しい誤算です。出来る時は遠慮せずやりましょう。

でも、ここで気をつけなくてはならないのが腕立て伏せ30回、読書30頁が当たり前になっても目標は変えない、ということです。
目標が小さくてもそれ以上やるのは自由ですから上方修正する必要はありません。大切なのは目標の大きさよりも実際に行動する量です。


3.私は小さな習慣で、筋トレと読書を続けてます

私が小さな習慣として3ヶ月以上続けていることと、その結果を簡単に。

◎筋トレを1回
シックスパックを目標に筋トレ中です。
ここでいう筋トレとは自重トレーニングを指し、腕立て伏せ、腹筋、スクワットのどれかを選んでやってます。どれも場所を選ばず、すぐ始められて、いまは1日に10〜50回くらいはこなしてます。
最近お腹にうっすら線が浮かび上がってきて効果が目に見えてきたので、調子にのってプロテインを飲み始めはじめました。

◎読書を1頁
本から色々な学びを得たいので絶賛読書中です。
読んでる本の難易度にもよりますが5〜60頁くらいは読めてます。以前は年に2〜3冊だったのが、いまや月2〜3冊は読んでるので読書量は12倍になっている計算です。
でも、読んでる量に対してアウトプットが少ないのが次の課題です。今後はnoteを活用してアウトプットを増やしていきます。

◎気をつけてること
とにかく手軽に短時間でも行えることを重視して行動を設定しています。スキマ時間も有効活用して、一度にやるというよりもコツコツやる感じを心がけています。


4.自分のやり方を探す

元来、飽きっぽくて面倒くさがりな自分でも結構続いているのでやり方の大切さを実感しています。やり方の正解は人それぞれ違います。だから、ただ与えられたやり方でうまくいかなかったからやり方が悪い、ってなってるだけじゃつまらないし、成長出来ません。

まず、受け身の姿勢を改めて、
自分に合いそうなやり方を試して、考えて、修正して、また試して、を繰り返しながら自分のやり方を作り上げていくのが大事かなと思います。

他人の所為にしない強い精神と、
能動的な自分を鍛えていきたいと思います。

なかなかうまくいかなくて自信がなくなってしまった人に、まずは『小さな習慣』の表紙を開くところから始めることをおすすめしたいと思います。
小さな習慣が貴方に合ったやり方として、貴方の手助けになってくれることを願って。

以上、読んでくれてありがとうございます。

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