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「頼られる人」がやっていること

こんにちは。米川(@yoneshi0320)です。

先日、売上数兆円企業のワークショップで「自分のwillを軸にしたプロジェクト案」をまとめる機会があり。
案で多かったのが「『やりたいことや強みがある人』を、サポートするプロジェクトがやりたい」でした(ややこしい。)

そこで今回は、周りから頼られる人が(無意識に)やっていることについて、解説します。

・5秒で読める目次

・想起されるのが第一
・無敵な「最初のひと」
・それはビールの一口目か?
・行動に必要な問いは2つだけ
・まとめと次回予告

・あなたは「想起される」か?

上記のワークショップで、仲間のイデトモタカ(@idetomotaka)さんがイラストレーター・中村佑介さんの事例を紹介しました。

「中村さん……誰?」と思う方、ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)のCDジャケットを描いている人、と言えば「ああ!」とわかるかもしれません。

音楽好きで、いつかCDジャケットの仕事がしたかった昔の中村さんは、イラストレーターとしては珍しく、正方形の絵ばかり描いて発表しました。
個展をしても、自分だけ正方形の絵ばかり。

するとどうなったか。
「CDのジャケットに使えるんじゃない?」と音楽関係者の目にとまり、依頼が来たのです。
つまり、相手にイメージ(想起)させたのです。

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・3億1,700万円

これは、Twitter創業者ジャック・ドーシーの「世界で最初のツイート」についた価格です。
1ツイートは最大140字なので、1文字単価226万円以上

Twitterに限らず、SNSは「コメント数」「閲覧数」など、最多を競える要素があります。
それらは、たとえサービス参加が後発だったとしても、「一番になれる可能性」
ですが、それは同時にいつか塗り替えられる数字でもある「証明」です

そんな中、ビル・ゲイツやBTSがあとから参入してきても、絶対に塗り替えられない数字があります。

それが、「一番最初」です

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・「ビールの一口目」戦略

この「一番最初」であるメリットは、他にもあります。

以前、僕は「バフ(=周りの人の能力を発揮させる行為)には、逓減(ていげん)性がある」と言いました。

本来の意味とすこし違うのですが、「効果が1回目よりも2回目、2回目よりも3回目……とだんだん下がっていく性質」と捉えてください。

「長期間の仕事/プロジェクト明けのビール」を例に出します。

1口目の印象は、まさに「金色(こんじき)の癒水(いやしみず)」。
しかし、2口目、3口目と続くとその印象は、だんだん変わるのだ。

飲み会も後半になると、ぬるくすこし残った「それ」は、「食事の楽しみ奪う者」にまで、評価を落としたのだった。

このように、同じ行為でも、相手の欲求が高まっているときの最初の評価は、最も高くなります
僕はこれを、「ビールの一口目」戦略とよんでいます。

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・今日から頼られる人になるための「問い」

これらの考え方を日常に活かして、頼られる人になる。

最後に、その具体的な一歩目をお伝えしましょう。

あなたが頼られたい「あの人」に、次の2つを質問することです。

1)新しく始めたい、もしくはやめたいことは、なんですか?
2)それを始めた時/やめた時、なにを一番避けたいですか?

1)の返答は、その人の欲求が表出したものであり、
2)は、欲求を出すことへの恐れです。

そして2)の恐れに対し、「一番最初」に、価値を提供してみてください。

きっと次から、その人はあなたを「頼れる人」と想起しやすくなるはずです。

・まとめ

・相手に「頼りになる人」と、想起されるのが第一
・価値提供は、「一番最初」を目指す
・相手の「欲求を出すことへの恐れ」を知る

・さいごに:お礼と次回予告

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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次回は2021年09月04日(土)更新予定

よろしくおねがいします!
がんばるぞ。





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