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理系でも”刺さる記事”が書ける! 5つの型


こんにちは、よねさんです。

この記事に興味を持ってくださった方には残念なことではありますが、

世間一般的に理系は文章を書くのが「下手くそ、内容が面白くない」との思われがちです。

でも、私はこのイメージは「ちょっとあってるけど、、、違うよ!本質的ではないよ!」と言いたいのです。

その理由はこの後語りますね!

この記事の「型」を日々実践していくことで、きっとどこかの誰かに刺さる文章がかけるようになりますよ!

■理系は本当に文章が下手なのか

僕ら、理系男子にとって、最も苦手なこと・・

それは「感情表現」です。

大事なのでもう一度言います。「感情表現」です。

男性はそもそも感情表現が、女性と比べて苦手な傾向にありますが、
理系男子ともなればそれは顕著になってきますね。

それは文章の表現力においても例外なく発揮されています。

例えば、理系大学生、院生であれば論文執筆をする方が多いと思いますが、
通常論文は、


・序論
・本論(手順や結果・考察)
・結論


といった構成ですが、

これらの論文で重要なのは、これら各章で事実を間違いなく書くこと。

つまり、誰が見ても誤解のないように書くことがこそが正義なのです。

僕らは淡々と、一切の私情を挟むことなく、論文をまとめ上げていくことに関しては慣れていますが、、、、

が故に、エッセイや小説などのように登場人物の”感情の動き”などの描写を一切する必要がなく、感情の機微のない文章になりがちです。

つまり、我々が文章が下手だ、わかりにくいというイメージを持たれていたいたのは、

土俵が違うのに、「自分のルール・・つまり、ガチガチの重装備」で戦っていたからなのです。

この事実を正しく理解し、自分たちの鎧を勇気をもって脱ぎ捨て、

「新しい文章の型」を身につけることができれば、

必ず、価値観を”刺さる”形で読者に届けることができるようになります。

■5つの型

1.ターゲットを決める

誰を相手にこの記事の内容を書いているのか、
つまり、誰にメッセージを伝えたいのかを明確にします。

記事の内容を読者のニーズとマッチさせるためには、性別・年代・職種や趣味まで可能な限り具体的にイメージし、ターゲットを設定する必要があります。

ターゲットを絞ることにより、よりピンポイントで読者に届く記事になりやすいです。


2.目的を決める

ターゲットを明確にしたら、書こうとしている文章の記事の目的を考えます。

記事執筆の初めに目的が定まってないと、記事の内容に一貫性がなくなり何を伝えたいのかわかりにくい文章になります。

記事執筆の前に何を目的としているのかを決めましょう。

・課題を解決すること
・共感、アクセス数を集めること
・知識欲を満たすこと
・意図した行動をとらせること


3.キャラクター設定をする

次に執筆者が何者なのか、ということを明らかにしましょう。

どこの誰が書いたのか分からない内容に対して人が共感することはほぼありません。

誰が、どんな意図、背景をもってこの記事を書いているのかが非常に重要です。

例えば、ダイエットサプリメントのアフィリエイトをするとして、

1.商品の特徴や機能をただ説明するたけの記事
2.実際に肥満で悩んでいる執筆者が、実際にその商品で痩せるまでの流れを書いた記事

1.の場合は、明らかにアフィリエイト狙いの記事にだと思われてだれも共感をしないですよね。

一方、2.に関しては、執筆者と同じ悩みを持った読者が、「これなら、自分でもできるかも!」と共感する可能性が高いです。

このように、記事を読んでもらうためには、

読者と執筆者の架け橋となれるような、キャラクター設定をすることが重要です。


4.ストーリー(目次)を決める

どのような順番で(前述の2.目的を決める)を伝えていくかを考えます。

ここで注意していただきたいのは、「ストーリー」の先に読者がほしい未来が想像できるかをよく考えて構成を練ってください。

先程ご紹介したダイエットサプリの例であれば、

2.実際に肥満で悩んでいる執筆者が、実際にその商品で痩せるまでの流れを書いた記事

単純に痩せるという「結果」だけではなく、
痩せた結果、「日常がどう変わったのか?」まで描かれているとより読者への共感性を高められます。

5.文章の推敲をする


記事の文章を読んでもらうためのチェック作業です。

1.タイトルは読者を引きつけるものになっているか?
2.先頭に目次はついているか?
3.適度な改行ははいっているか?
4.文字数は適切か?(一般的な記事であれば1500~3000文字)


1.のタイトルは文章を読む、読まないの最初の入口となるので、非常に重要です。

読者の目的を達成できるようなタイトルになっているかを、何度も練り直しましょう。

2~4.は文章の読みやすさを配慮できているか?という視点で確認してください。

内容がいくらすばらしいものでも、読みづらいと感じれば
読者は途中で読むのをやめて離脱してしまいます。


■まとめ

いかがでしょうか。

文章を書くのが苦手といわれる理系出身者でも、文章の書き方の型を抑え、
繰り返し練習すれば、
かならず魅力的な文章を書ける
という感覚を少しでも持っていただければ幸いです。

また、理系出身者は独自の強みもあります。

・論理的に物事を考えられる、なぜを追求できる
・物事を定量的に分析したり、体系的に整理できる


ということが得意な人が多いので、

これらの強みをいかしつつ、伝わる文章力を鍛えることで、

あなた独自の価値を、読者に届けることができるようになるはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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