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#3 読書経験こそが「溢れる情報」を制するカギ?

2023年1月13日、「ヨンデミーセミナー」は「おうち読書のミカタラジオ」に改名しました!
読書教育に関する発信を通じて、皆さまのおうち読書にまつわる「見方」をアップデート。保護者さまどうしの経験や気持ちのシェアを後押しし、おうち読書の心強い「味方」に。
名実ともにさらなるパワーアップを目指して、精進してまいります!

※この記事は、ポッドキャストの内容を一部ピックアップしてお届けしています。詳しい内容はこちらの本編をお聴きください!

こんにちは、Yondemy代表の笹沼です!

「代表が語るヨンデミーセミナー」では、ぜひみなさんにお伝えしたいトピックや、保護者さまから募集したお題について、ざっくばらんにお話ししていきます。

今回は、アンケートでいただいたご質問にお答えする形で、「読書経験こそが、溢れる情報を制するカギ?」というテーマについてお話ししたいと思います。

Z世代にとって読書とは?

いただいたご質問はこちら。

Z世代は、紙の新聞を手にしたことがない、調べ物はYouTube・Instagramですると聞きました。全てスマホで解決したがり、現金も取り扱うのを嫌う。そんな世代の若者と読書、そして今後の読書の展望も気になります。

私たち大人世代にとっての読書と、Z世代とも呼ばれる今の子どもたちにとっての読書とでは、どんな違いがあるのか?

そんな問いに改めて向き合う、素敵なご質問をありがとうございます!

情報だらけなのは当たり前? デジタルネイティブの子どもたち

「情報が溢れる社会」──いまどきの世の中について、こんなふうに表現することがよくありますよね。

インターネットの普及や、YouTubeやInstagramなど子どもにも人気のサービス……スマホひとつで、本当にたくさんの情報が手に入る時代になりました。

必要な情報はもちろん、不要な情報まで、有無を言わせず大量に流れ込んでくる現代社会。インターネットが普及していない時代を生きてきた大人世代には、まさに「情報が溢れている」社会だと感じる方も多いでしょう。

一方で、Z世代を含むデジタルネイティブの子どもたちはどうでしょう?

彼らには、そもそも「情報が溢れている」という感覚がないのではないでしょうか。

生まれたときからインターネットが身近にあった子どもたちにとっては、情報がすぐそこにあるのは、あくまで当たり前のこと。情報が「多い」と意識する機会すらないと思います。

そんな彼らにとってこそ、実は、読書という経験が大切になってくるんです!

「情報への向き合い方」はどう違う?

インターネット普及以前の時代を生きてきた私たち大人世代は、情報を得るために「自ら探しに行く」、情報との主体的な向き合い方を自然に身に着けています。

だからこそ、大量の情報が流れ込んでくる現代においても、必要な情報とそうでない情報を選り分ける、情報の取捨選択ができるのではないでしょうか。

一方で、いまどきの子どもたちにとって、情報は自ら探しに行くものではなく、流れてきたものをそのまま受けとめるような存在。

情報に対する受動的な姿勢が、デジタルネイティブの子どもたちの特徴といえるでしょう。

YouTubeやInstagramなどのアルゴリズムによる「おすすめの投稿」ばかりに触れることで、得られる情報の幅が狭まり、子どもにとっての世界が狭くなってしまう……

そんな「フィルターバブル」という現象も、社会問題としてしばしば取りあげられます。

読書は情報に向き合う貴重なチャンス!

そんな子どもたちにとって、読書は絶好の「主体的に情報と向き合う」機会

自分で読みたい本を選ぶ。
自分で文章を追って読む。
自分で想像を膨らませ、内容を理解する。

自動的に流れてくる動画を観るのとは違って、主体性が必要とされるのが読書です。

こうした経験は、デジタルネイティブの子どもたちにとってはどんどん少なく貴重になっていくもの。

現代で「情報を主体的に取捨選択する」力を養うためには、読書がカギを握るんです。

さらに私たちは、ただお子さんに本を読んでもらうだけでは不十分だと考えています。

読むジャンルの幅を広げたり、難しさのレベルを調整したり……といった工夫まで行う読書教育を通じて、子どもたちの主体的な学びをしっかりと支えたい

そんな思いでヨンデミーは日々、理想の読書教育を模索し議論を重ねています。

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