年末年始にイベント3つやります!
早いもので2024年も師走。以下のとおり愛媛・新潟と、ふだん足を運ばない土地での登壇にも恵まれた1年になりました。年末から年始にかけて、ネットとリアルのイベントが決まっていますので告知します。
① 12/12(木)に、浜崎洋介さんとウェビナー
3か月に1度を予定している文春のオンライン番組、年末の開催です!テーマはずばり「2025年、”民主主義” は終わるのか?」で、開始30分の無料視聴YouTubeはこちらから(以降は会員のみ)。
趣旨説明で上がっているのは今年、大統領選でプーチンとトランプが選ばれたロシア・アメリカ、議会選挙で極右/極左が入り乱れたフランス、来年2月に極右躍進も噂されるドイツなんですが、個人的にいま注目するのは、その後飛び込んできたこちらのニュース。
別にこの人が勝つとは決まってないし、リーダーの個性がすべてじゃないけど、スロヴァキア・ハンガリー・ルーマニアが親露で揃ったらウクライナはどうなるのでしょうか。モルドヴァも、親EU一辺倒じゃないわけですし。
時代は「冷戦終焉以前」へと巻き戻され、西側の自由民主主義はふたたび「世界の半分の価値観」に戻ってしまうのか? この番組の長所である、党派性も忖度もなしの議論にご期待ください。
② 12/20(金)に池袋で、鼎談シンポジウム
この秋に亡くなった伊藤隆・福田和也・西尾幹二の3氏を偲んで、その言論を振り返る年末シンポジウムに登壇します! 主催の辻田真佐憲さんに、浜崎さんと私のこちらも3名。なんかバスケの練習みたいですね(違)。
生観覧チケット、こちらでまだ買えるようです(懇親会つき券は完売)。現地に見えれない方は、辻田さんのシラスかYouTubeで有料視聴が可能。チャンネル契約もご検討ください。
批評家の福田さん、独文学者の西尾さんについては、訃報を受けてnoteでもちょろっと書かせていただきました。歴史学者の伊藤先生は…うーん…(苦笑)。でも、いちおう「東大日本史」とつきあいのあった者として、レアなネタもすでに入荷済みですから、楽しみにしていただけましたら。
③ 1/10(金)に銀座で、初写真展トーク
……なんで君が、ってみんな思ったでしょうが、もちろん私が初の写真展をするのではありません。年明け1/6に発売となる、中村治さんの写真集『NEON TOUR』にエッセイを寄せましたので、中村さんの個展にお邪魔して「写真展での初トーク」を対談でやらせていただきます。
会場はCanonギャラリー銀座で、個展の開催期間も含め詳しくはこちらから。対談イベントは12/2より、予約も受けつけるそうです。
中村さんとは今年の春、石井妙子さんとの対談の際、撮影をご担当いただいて知りあいました。その後、一部はネット記事にもなっておりますが、リンク先の写真がまさに中村さん撮影です。
なぜネオンの写真集なのかとかは、刊行の際に別の記事を立てたいのですが、なんと言っても奇縁だったのは、私、この夏に客家について寄稿したんですけど、中村さんの初写真集『HOME』(2019年)がまさに客家を撮っているんですよね。知ったときはお互い、ひたすらびっくりで。
振り返るに、ほんとうに色んな出会いと別れのあった1年でした。みなさまが年を送り、迎えることに、拙イベントがお役に立ちますなら幸いです!