経営理念に基づいて、自分の選択と責任で仕事をする。
最近、スタッフの子達と話をしている際に、
「ピーン!」
とひらめいたことがあります。
『そうだ!クリーン活動をしよう!』
実は、学生の頃、ボランティアを運営していた際にも、地域の方々と一緒に清掃活動をやったりしていました。
久しぶりのクリーン活動は、めちゃ燃えますね。
まずは、いろいろ道具を揃えました。
■ゴミ拾い用のトング
■道路に張り付いているガムを剥がすためのヘラ
■道路の細かい汚れと落とすためのブラシ
その他、モップやデッキブラシ等を準備しました。
あとは、皆で一致団結するために、「オリジナルパーカー」も作ってみました。
「お揃いのもの」を身に付けることが好きな方って多いですよね。
子供の頃に見てた「戦隊モノ」の影響ですね、きっと。
クリーン活動を始める前に、
目的や方針のすり合わせをするために、店内でミーティングをしました。
クリーン活動において、大事なことは、
「見返りを求めず、与えること」
だと思います。
学生の頃、赤い羽根共同募金をやってる際に気付いたことがあります。
それは・・・
募金活動を通じて人に貢献することよりも、
「ボランティアをやっている自分、ちょっと素敵かも」
みたいに、自分を満たすことにフォーカスしていたということです。
本来、ボランティア活動とは、
見返りを求めず、社会に貢献するものですよね。
ミーティング後、早速、クリーン活動を開始しました!
こんな感じです。
皆、楽しくやってて、嬉しく思います。
クリーン活動は、毎週実施する予定で、これまでに2回やっています。
最初に実施した時よりも、2回目の時の方が、
道路が綺麗になってる感じがします。
スタッフの子達も、
『実は、ゴミとか落ちていて、ちょっと気になっていたんです。』
『道路が綺麗って、めちゃくちゃ気持ちが良いですよね!』
と喜んでいました。
クリーン活動を行った翌日、早速、道端に落ちているゴミを発見すると、少し、せつない気持ちになりかけます。
また、クリーン活動中に、目の前で、タバコがポイ捨てされる現場を目撃すると、何とも言えない気分になったりもします。
でも、そんな時こそ、
『こらこら、見返りを求めるなよ。』
と自分自身に言い聞かせるようにしています。
自分の思い通りにいかない事象に対して、何かしら不満を感じることはあると思います。
ただ、その後、どのような言動を選択するかが大切ですよね。
小説家の苦悩や葛藤を題材にした「響-HIBIKI-」という映画にも、同様な場面が登場します。
この映画の中で、
主人公(響)が、親友の小説家(凛夏)に対して、『あなたの小説は、つまらなかった』と伝えた後のやりとりをする場面があります。
自分の小説が編集担当に修正されているうちに、『書きたいものが見えなくなった』、『最初に考えてた話と全然違う話になってた』と言う凛夏に対して、響が伝えた言葉です。
凛夏がダメ出しに納得して書いた結果、つまらなかったなら、それは書いた凛夏の責任でしょ?
人のせいにしちゃいけない。
そうなんです。
結果に納得しない時には、皆、何かしら、他人のせいにしたり、自分の外にベクトルを向けたくなりますよね。
でも、いかなる事情があったとしても、それらを受け入れて、選択した自分の責任なんです。
クリーン活動だけではなく、仕事や人間関係等においても、不満を感じたり、納得しないことがあるかもしれません。
その際に、どのように解釈し、その後、何を選択するのかは、自分の管理下にあります。
そして、その管理下にあることに責任を持つことで、何事も上手くいくように思います。
何に基づいて、選択するのか?
もちろん、理念ですよね。
経営判断をするうえで、とても重要なことだと思います。
というわけで・・・
道路が綺麗になるまで、責任をもってクリーン活動をやり続けます。
向山雄治
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