不変で普遍な『芸術の魅力』を仕事に活かす。
仕事でパリを訪れていたこともあり、ルーヴル美術館にも足を運んでみました。
実は学生時代に、ルーヴル美術館に来たことがありましたが、今回、再びこの美術館を訪れることができたのは感慨深いものがあります。
ルーヴル美術館のメインエントランスは、ガラスのピラミッド(ルーヴル・ピラミッド)です。
これ、新宿駅の東口にも似たものがありますよね!
もちろん、こちらが本物です!
それにしても・・・
ピラミッドの内部に入っていくって、わくわくしますよね!
以前、このルーヴル美術館を訪れたとき、方向音痴のボクは見事に迷子になってしまいました 笑
世界最大級の美術館の内部は、もはや迷路のようでした 笑
友人との待ち合わせ場所に辿り着けなくて、迷子になりながらも、偶然目にする作品に感動することもありました!
今思えば、美術館で迷子になるというのも、なかなかレアな体験だったのかもしれません。
もし迷子になってしまった時や歩き疲れた時には、ルーヴル美術館の中にあるカフェで、一息つくこともアリかもしれませんね!
そんなルーヴル美術館は、芸術に興味があるなし関係なく、一度は訪れるべき場所と言っても過言ではないと思います。
なぜならば、ルーヴル美術館には、たくさんの歴史的な名作が展示されていて、訪れる人々を魅了し続けているからです!
1. ルーヴル美術館とは?
ルーヴル美術館は、フランスのパリにある世界最大級の美術館で、世界で最も有名な文化施設の一つです。
かつては、フランス王室の宮殿として使われていましたが、ルイ14世が1683年にヴェルサイユ宮殿に移ると、芸術家たちのアトリエとして提供されることになりました。
その後、フランス革命によって、宮殿は大衆に開かれ、1793年に美術館として一般に公開されました。
ルーヴル美術館には、古代エジプト、ギリシャ、ローマ、中世、ルネサンスから19世紀にかけての膨大なコレクションが展示されています。
美術館は非常に大きくて、すべての芸術作品を見て回るには、数日~1週間程度かかると言われています。
毎年、数百万人(2023年は886万人)の観光客が訪れるルーヴル美術館は、単に芸術作品を展示するだけではなく、その背後にある歴史や文化を通じて、人々に深い感動や気づきを与える場所になっていると思います。
2. 人気の芸術作品
・モナリザ (Leonardo da Vinci)
ルーヴル美術館で最も有名な作品といえば、やっぱり、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナリザ』でしょう!
このモナリザが、美術史上、最も有名な作品の一つだと言われている理由は、今現在でも解明されていない謎が多数あるからです。
モナリザの微笑みは『謎の微笑み』として知られており、見る人々に様々な感情を呼び起こすと言われています。
このモナリザ、予想以上に小さな絵画ですが、その神秘的な魅力もあり、おそらく世界中の観光客が必ずと言ってもよいほど、立ち寄るスポットだと思います。
・サモトラケのニケ (Winged Victory of Samothrace)
実は、ボクが一番好きな作品は、この『サモトラケのニケ』なんです。
一緒にルーヴル美術館に来た仕事仲間に、「ニケが見れれば満足!」と連呼していた程です 笑
この壮大な大理石彫刻は、勝利の女神を象徴したものであり、風にたなびく衣服がかなりリアルに表現されています。
今にも動き出しそうなニケ像は、もはや、その存在自体が、圧倒的なパワーを与えているように思います。
そんなニケ像は、ルーヴル美術館内の大階段の踊り場に展示されています。
こんなに凄い芸術作品を、さりげなく、踊り場に展示するって・・・
ルーヴル美術館、恐るべし!
・ミロのヴィーナス (Venus de Milo)
『ミロのヴィーナス』は、古代ギリシャの彫刻の中でも、特に有名な作品です。
必ずと言って良いほど、美術の教科書に出てきますよね!
この彫刻が、女性美の理想像として高く評価されている理由は、そのプロポーションの黄金比にあると言われています。
両腕が失われているにも関わらず、その美しさは失われることなく、多くの人々を魅了し続けています。
「元の姿は、どのようなものなのか?」
モナリザ同様、謎が残っているようです。
・民衆を導く自由の女神 (Liberty Leading the People)
ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』は、フランス革命を象徴する作品です。
ボクが経営しているセレクトショップのスタッフの一人が大好きな作品です!
自由の象徴である女性がフランス国旗を掲げ、民衆を導く姿は、力強さと希望に満ちています。
また、乳房は母性、すなわち祖国を表現しているとも言われています。
この絵画は、フランスの歴史と革命の精神を表現しており、歴史的な背景を感じさせるものとなっています。
もちろん、ルーヴル美術館には、これらの芸術作品以外にも、多数の作品が展示されています。
個人の感覚ですが、改めて、これらの作品が持つ不変で普遍的な魅力に感動しました!
学生時代に初めて感じた感動は、やっぱり、今も変わりませんでしたし、むしろ、起業し、経験を積み、成長した今の自分だからこそ、より深くその価値を理解できたように思います。
それにしても・・・
なぜこれらの芸術作品は、時を超えて、今もなお、多くの人々に感動を与え続けているのでしょうか?
3. 芸術作品が人々に感動を与える理由
・普遍的なテーマ
多くの名作は、人間の感情や経験を描いており、時代や文化を超えて共感を呼びます。
例えば、『モナリザ』の微笑みは、喜びor悲しみといった謎めいた普遍的な感情を表現していて、見る人々に対して、様々な解釈や体験を提供しています。
また、『民衆を導く自由の女神』は、自由と革命という、人間が人間らしく生きるという普遍的なテーマを描いており、どの時代の人々にも響かせる影響力を持っているように思います。
・技術と美の追求
ルーヴル美術館に展示されている作品は、その時代の最高の技術と美を追求しています。
レオナルド・ダ・ヴィンチや、ミケランジェロ(ルーヴル美術館では、瀕死の奴隷。その他、有名な作品は、最後の審判、ダヴィデ像 etc.)など、歴史的な巨匠たちの技術は、現代の視点でも卓越しているように感じます。
・歴史的背景と文化的価値
これらの作品は、それぞれの時代や文化を象徴するものであり、歴史的背景を理解することによって、作品の真の価値を感じることができると思います。
例えば、サモトラケのニケに関して言えば、ローマ神話では、ニケはヴィクトリアと呼ばれます。
英語で『Victory』と書くことからもわかるように、勝利の象徴として広く知られていて、その歴史的な背景が作品に深い意味を与えているように思います。
・芸術作品の象徴性
多くの作品が、単なる美の追求だけでなく、深い象徴性を持っています。
『ミロのヴィーナス』は、両腕が失われているにも関わらず、女性美の象徴として完璧なバランスを保っています。
このような象徴性が、見る者に深い感動を与えるのだと思います。
・継続的な影響力
これらの芸術作品は、多くの人々に影響を与え続けていて、今現在でも、多くの人々の心に響き、新たな創造を促す源泉となっているように思います。
4. まとめ
ルーヴル美術館の作品は、様々な要因によって、時代を超えた魅力を持ち続け、訪れる人々に対して、不変かつ普遍的な感動を与えています。
このような作品に触れることによって、ボクたちは、人間としての本質や価値観について、より一層、理解を深めることができると思います。
そして、これらを探求し続けることによって、自分自身の存在理由と、それを表現する仕事にも連動するものがあると感じています。
原理原則に則って、不変で普遍的に共感を呼び、感動を与え続ける仕事をするために、努力を積み重ねていきます!
向山雄治
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