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死んでいたものが生き返る感覚

yomtのおにぎりです。社会人6年目に突入しました。

ここ数年は、苦手意識のあったビジネス書をはじめ、ノンフィクション、勉強系、実用系の本など幅広く楽しく読めるようになりました。本で学んだことや読んで考えたことは、仕事や生活に役立っています。

ロックさん、時計さんという読書仲間もできて、読書の量も質も今までより上がって、良いかんじです。

でも、小説をあんまり読まなくなったなぁと気づきました。どうしても「仕事」とか「役立つ」が基準になってしまい、楽しいんだけど余裕がないというか。。

で、最近はたまーに小説も読むようになったのですが、

小説、めっちゃ良い………!!!!

なんというか、死んでいたものが生き返る感覚。自分の中で死んでいた青春や、ドキドキ、ワクワクなどが復活します。登場人物と一緒に笑い、泣き、驚き、怒り、モヤモヤし、それはそれはエモーショナルな時間を過ごせるのです。

普段そんなに感情的に生きていないんですよ。楽しくても特にはしゃぎたくならないし、ちょっと悲しくても落ち着いて、日々をそれなりに淡々と過ごしている。大人はみんな、割とそうなんじゃないでしょうか。

でも小説を読んでいると(もちろん表向きは無表情ですが)心の中の感情スイッチがバチーン!と入って、色んな感情がワーっと渦巻きます。

そして、文字だけのはずの登場人物の顔や服や動きが見え、声が聞こえ、風景が見えて、温度や香りを感じます。これも心の中の空想スイッチがバチーン!と入って、五感が研ぎ澄まされて。

生きてる!って感じる(笑)

映画やドラマや漫画も好きですが、一番こういう感覚になれるのが小説でした。

特に新幹線の中とか、ちょっと遠出する電車の中で読むと、非日常×非日常の効果で手軽にロマンチックな気分になれておススメです。

これからも、たまに小説を読んで生き返ろう。日々淡々と過ごしている全ての人に勧めたい。本を配って歩きたいくらいです。ご迷惑な話だ。

最近読んだ小説↓

どちらも本当に良かった。今も本の中の情景が思い浮かぶ( ˘ω˘ )その情景が私にしか見えないのって変な感じですね。

速読前提のペア読書に小説は向いていないと思うのですが、できれば誰かと一緒に読んで、感想を言い合いたいです。浮かんだ情景を交換できたらいいな。


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