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【カオリ】よすが

僕が穏やかに生きるには
どうもこの世界は
遅く誕生したみたいだから
僕に出来ることは
僕といくらか似たような
見たことも
お喋りしたこともない
いつか現れる
かも知れない
見たこともない世界に
今いる
あの子達が
少しでも長く
生きれる世界を
少しでも長く
そう思いながらも
生かされたのは
君らが居たからこそなの
それだけで
僕はそれだけで
満足だった
それでも君は
まだまだ沢山のプレゼント
両手にいっぱい
届けようとするんだね
不思議と君には
そのプレゼント
見えないみたいなのが
もどかしい
そんな君の隣なら
僕は
まだまだ
生きてゆけると
思ってることすら
きっと
伝わっていないんだろうな
もどかしい

お喋りしよう
もう少し
君の自由が心地良い
君が君らしく居てくれなかったら
僕は私であることすら
ずっとずっと
忘れてた
君以外からのプレゼントのお返しを
返しながら
今もずっと君を想う
君には全然お返し出来てないと
思えば思うほど
隣にいて欲しいのは
君しかいないと
思っちゃう

きっと誰かにゃ
君を勘違いされっぱなし
もしかしたら
君自身も勘違い
それもいいさ
今更だろう
美人なんかじゃないけれど
八方美人な生き方ばっかで
ごめんなさい
ああ それでも君に
君にだけ
伝わって!
流れる星でも朝焼け浴びる鈴虫でも
いいからさ
どうかあの人に伝えておくれ
変わらず君だけを
愛していると




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