小2息子がサンタの正体を知った日
こんにちは。3人子育て中フリーランスママデザイナーYomiです。
世の中のサンタの皆さんは、クリスマスの準備いかがですか?
我が家のサンタはついに今年、アレを買いました。
そう、任天堂 Switchを!
ついにだなーと思います。
小4までのらりくらりとSwitchごまかしてきましたが、ついに。どんな顔をするのかな。
そして忘れられない我が家のサンタエピソード、今日は読んでいただけたら嬉しいです。
サンタの都市伝説
あれは、去年の12月。
「ママー、サンタさんからSwitchプレゼントされたら、もうその家にはサンタさん二度とこないんだって!」
どこの家のお母さんがそんなユーモアをぶちかましたのかな?と吹き出しそうになるのを必死で堪えていました。
サンタの魔法はニンテンドーで解けるのか!と。
(でも本体だけで4万円近くするもんね)
「誰が言ったの?」私
「みんな言ってるよ!」息子
そして恒例の、サンタさんの正体を疑う話をし始めました。
小学生になって毎年のように話していました。
「本当はいないんでしょ?」
「親がサンタだって言ってる子もいる」
息子は毎年この季節になると、トイザラスのチラシを穴が開くほど熟読し、
欲しいおもちゃを切り抜いてサンタさんから見えるように窓に貼っておくのです。
でもその年はそもそもサンタの存在に対して半信半疑。
さらには都市伝説のSwitchをお願いするかどうかを考えているようでした。
サンタの正体
私は、もう伝える日が来きたんだな、と思いました。
そして、息子のそばに座り、話しました。
「あのね。サンタさんは、ずっとママとパパだったの。」
「…」息子。
「いつかは言おうと思っていたんだ。あと、これまで毎年、喜んでくれてありがとう。ママもパパも嬉しかったし楽しかった。」
「どうかがっかりしないで、これからもずっとあんたのサンタだよ。」
そう伝え終わる時には、今までのクリスマスが思い出され、息子の成長を感じ、どのクリスマスも幸せだったなあと涙が出てしまいました。
そして、寂しいような気もしました。
息子を見ると、息子も目にいっぱい涙をためています。
それを見ていてもたってもいられなくなって、ぎゅっとしました。
ムチムチだったのに、いつのまにかすらっとしちゃった息子を。
泣き虫な母です。笑
よく覚えていないけれど、
顔をあげたら笑顔を見せてくれたので、がっかりして泣いた様子でもなさそうでした。
膝の上ででっかいガリガリ3年生を撫でながら、続けました。
「サンタさんを信じているみんな、そして妹ちゃんにはまだ秘密にしておいてね。それはみんなへの優しさね」と。
あのワクワクを、奪わないでいてね、と。
それから、私自身が「サンタさんは両親だ」と母に聞いた日の話をしました。
だからうちには、どんなに祈ってもお菓子の入った長靴だけで、他の子みたいにシルバニアファミリーは届かなかったんだ、と。笑
でも、一生懸命バレないように、毎年用意してくれたんだなーと思ったものでした。
「そういえば、おとーさん足踏まれたかも!」とかいってたくせに、とか。
今だから思うのですが、
サンタとは、こうして親から子に語り継ぐものかもしれませんね。
プレゼントをあげる側になったクリスマスは、今思い返してもいつだって幸せな日でした。
その後の息子
サンタの正体を知ってからも、息子はちゃんと秘密を守ってくれ、妹にも話を合わせてくれています。
「遠くに住んでいるのかね。お金なくならないのかね」とか(笑)。
その姿勢に、毎年のプレゼントと一緒に、何かこう、大切なものを受け取ってくれたんだな、と思うのです。
きっと自分の子供にも、そうしていくのでしょうね。
だから今年は…!
結局サンタの正体を知っても、なんだかんだ親に気を遣ってSwitchのおねだりを控えてくれていた息子を喜ばせるべく、
サンタは先ほどビッグカメラに行って大枚叩いて、本体と、マイクラと、動物の森を買いました!笑
都市伝説を適応するなら来年からはもう来ない!?
だけど、来年もちゃんとサンタは来るよ。
もうこんなに高いの買わないけど、まだまだあなたたちのサンタでいさせてくださいな。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今年のクリスマスも、みなさんが幸せでありますように。
今週もお疲れ様でした!
※サムネ画像は、有澤悠河さん創作の「クリスマスツルー」を息子が折りました。
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