界王拳3倍で登校している息子の体育着を手洗いした朝の日記。

とっても久しぶりにnote書きます。
40代3人子育て中の、フリーランスデザイナーyomiです。
子育てのこと、家族のこと、仕事のことをnoteでは書いてきました。
今でもこのドラクエの記事をはじめ、日々たくさんの方に読んでいただいているようでして、ありがたいです。

久しぶりなので、さらっと子どもたちの性格の自己紹介を。
・長男11歳/中1：過集中系。お腹痛くなりがち。反抗期。市立中学に進学。
・長女7歳/小2：感情の起伏が激しいく繊細だけど、運動神経抜群の野生児。
・次女4歳/年中：プリキュアになりたい。ほっぺがまだおもち。

変わった性格の息子を面白がってnoteにはたくさん書いてきましたが、成長とともに本当にいろいろありました。脳の個性も強いので、今も本人はいろいろ苦労しています。
反抗期に差し掛かり、6年生で人間失格を読んで毎晩死にたいと泣いていた日もありました。そんな時にジュウ・ショさんのこの記事を音読し、2人で泣き笑いして救われたこともありました。（この記事本当によかったです。ピタッと「死にたい」言わなくなった。）

最近はドラクエウォークとか、スマホでゲームしています。学校行っている時と寝ている時以外はゲームしてます。ご飯食え、はよ寝ろ、はよ起きろ、手紙出せ、水筒出せ、以外は特に私は何にも言いません。
本当に何にも出しません。なんなら制服のワイシャツも出しませんw
そして何にも片付けません。
大丈夫？って思うでしょ？
大丈夫っぽいです、多分。
病院とかも行ったけど、本人を傷つけただけでした。

今ね、つまんないんだって。だからゲームしてるんだって。
そしてそんな自分も、嫌い。
たくさんつまずいて、自分と周りの違いを知って、それでも周りと違うのは嫌だからと、ものすごく頑張っています。
だけどそれでも周りから見たら、頑張ってないように見えがち。
そういうことで5年生では少し不登校になりました。
だから家ではだらしなくても、怒らない。

で、ここからがやっとこの記事のタイトルの内容になります。

今月体育祭があるので、毎日体育着登校してるんです。
文化部に入るだろうと思って、ジャージ一式しか購入しませんでした。
でも帰宅後に体育着をすぐ脱いで洗ってもらうのもめんどくさがるので、同じ体育着2日とか着てる。洗うのこっちなのに、それでもめんどくさいと思う強者具合。で、今朝、くしゃかった。だからお願いされてないけど洗うことにした。

家を出るまであと30分。手洗いして、脱水して、ドライヤー当てていたら、気づいて「どうも」って言われました。お礼の言葉は結構貴重で、反抗期にそうそう口にしてもらえるものでもないので、母子が今うまく行ってる時のバロメーターであります。

で、乾かしてる時にふと思ったんですね。

うちの親はよく「ご先祖様に祈っといたから」とかいうんです。それは、私の風邪が治ったりするだけで「祈っといたからだ」というんですね。そういうのがウザくて「ハイハイ」って思ってた。ずっと思ってた。うちの母は何にもわかってないと思ってた。
でも今日ちょっとそんな母の気持ちがわかった気がしたんです。

この先、この心配なワガコもどんどん私からは離れていって、彼の苦労は私の苦労ではなくなる。自立していく。どんなにおじさんになっても、言い過ぎかもしれないけど、多分毎日思い出すと思う。そういう時に、さすがに毎日連絡しないと思う。代わりに、祈ると思う。「奴が元気でありますように、幸せでありますように、いいことがありますように」って。
今は私が面倒見ることができてるけど、そのうち1人で生きてくんだよな。
親のできることは、限られてくる。
子ども3人、うるさくて大変で逃げ出したくなる時がよくある。
でも、祈らなくてもそばにいてくれる、大事で、愛おしく、すごく限られた時期なんだなって。なんかいろいろ思いました。

そう思ったら、体育着乾かしてんのに自分のTシャツは濡れるわけ。涙でね。なんつってね。

全然乾かないんで、下の方だけちょっと濡れてたまま渡しました笑
脇んとこが濡れたらえらいことになるからね、奴の場合はね。くしゃい。


今は私は祈るくらいなら行動できることもあって、近所の人に学校のお便りの写メとか送ってもらったりしてます（息子を理解してくれているママさんがいる）
小学生の頃は先生やスクールカウンセラーとこそこそ会って、周りから固めて行ったりしてました。（でもそういうのもバレると本人すごく嫌がる&傷つける、プライドを）母も陰ではいろいろ苦労したつもり笑。

そう、「忘れ物は自分が恥かいて」と思ってた時期もあったけど、一つの忘れ物にすごく自信がなくなって、学校に行きたくない理由になる。それが積もると不登校になる。
忘れ物くらいで学校に行けなくなるほど、そんだけ奴は、真面目なんです。そこ誰もわからない。そつなくこなそうとすることが、その時期の同学年対比で、3倍神経を使う感覚です。界王拳みたいな。「カラダもってくれよ!!!」って悟空みたいに言っても、腹壊します。頭痛きます。普通に暮らしてて界王拳なんですよ。かなり疲労するみたいです。

だから体育着くらい朝ちゃちゃっと洗っちゃるよ。水筒、バックから引き抜いて洗っとくよ。それをみんなに言わんとく。カビ生えるまでアクションしないとかなくなった。カビ見て本人が落ち込んで私も怒って親子がうまくいかなくなるくらいなら「私やっといたから。私のドラクエウォークのクエスト一個クリアしといてよね」みたいな。
学校に行くことが界王拳3倍なんだろ。
そう思って、「甘やかしてますからねー！」と、怒らずカバーすることにしてます。
いつかはみんな自立して、穏やかに祈って暮らせますように笑

なんてことない子育て日記、読んでいただき、ありがとうございます。
いろんな子供、いろんな親、いろんな考え、あると思います。
でもいいところない子なんていないです。いいところがない親もいない。
子供は「なんで自分はみんなみたいにできないんだろう」と苦しんだり、親は苦しむ子どもの姿を見て「自分の育てかなのせい」と思ったりするものです。私も今もそう思うことがあります。
社会に出てどうなっていくのか、不安になる時もあります。
でもね、楽しめる時間を多く持ち、無理しすぎずに踏ん張れる時間ももち、心休める場所を持ち、その子のペースで、その子の成長速度で育って行ったその先のことは、明るいといいなと思います。

また、マイペースにnote更新していきたいなーと思っています。