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読書感想文におすすめの本2024! 書きやすい・読みやすい本を編集部が厳選

読書感想文が苦手!いつもうまく書けない…という人は多いですよね。
そんな人にまずやってほしいのが、“自分に合った本を見つける”ことです。
興味のあるテーマや「もっと知りたいかも!」とワクワクする作品であれば、楽しく書きすすめられますよ♪

そこで今回は、お話のポイントとともに、“書きやすい本”“読みやすい本”をご紹介!
編集部が、どうぶつの本・スポーツの本・歴史の本など幅広く集めました。
ぜひ「これだ!」というお気に入りを見つけて、ステキな読書感想文を完成させてくださいね。


★小学校低学年向け

老犬への愛情が胸を打つ、小学2年生の自由研究から生まれた感動の絵本
『ぼくのいぬはどうしてこんなにかわいいのか』

作: しゅん 絵: えがしら みちこ

【あらすじ】
ぼくはしゅん、しょうがく2ねんせい。
なつやすみのじゆうけんきゅうは、ぼくのいぬのチャコにきめた。
だって、チャコがかわいかったから。チャコも、わたしをしらべてほしいってかおをしていたから……
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
小学2年生の男の子が愛犬チャコちゃんについて調べた、実際の自由研究を元にした絵本。なんで鼻が黒いのか、なぜ昼寝はするのに夜寝ないのか、どうしてこんなにかわいいのか……? じっくり観察し、調べ、そして考察している本書を参考に、ぜひ皆さんも自分の大好きな対象について調べてみて。

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どうして? シロクマがピンクになっちゃった!
『ピンクマ ピンクになったシロクマのはなし』

作: 柏原 佳世子

【あらすじ】
だんだん世の中が暑くなることで、それに耐えられなくなってきたシロクマたち。シロクマたちが「どんなねがいもかなえてくれるどうぶつ」に助けを求めてやってくると、いろいろ便利な道具をおすすめされます。しかし道具にたよりすぎたことで、世界は冬になっても暑く、シロクマたちの体は工場の煙と日焼けでピンクになっていき……。
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
暑い夏にがまんができなくなってきたシロクマたちが“どんなねがいもかなえてくれるどうぶつ”にすすめられた道具を使ったら…!? 「どうして海の氷がなくなっちゃったの?」「なんで冬でも暖かいの?」など環境問題を調べるきっかけになる内容は自由研究にぴったり。環境学者・江守正多先生の解説も勉強になります!

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ぼうけんにしゅっぱつだ! 大バトルにかって、父さんをすくえ!
『大バトル! きょうりゅうキッズ きょうふの大王をたおせ!』

文: 木滝 りま 絵: フルカワ マモる バトル監修: 實吉 達郎

【あらすじ】
ティラノサウルスの子どものティラ、ブラキオサウルスの子どものブラ、トリケラトプスの子どものケラの仲良し三人組は、ティラのお父さんが王様にだまされてお城で捕まったと聞いて、お父さんを助けるために冒険に出ることにしました。
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
恐竜ずきにおすすめ。絵がいっぱいで遊びのページもあるから、楽しみながらひとりで読み切れる! 恐竜のデータに興味を持ったら、本にでてくる恐竜や自分の好きな恐竜を図鑑でしらべるのもおすすめ! この本を読んで、「だれが」「なに」をしたところが「どう思った」のか、まとめて書いてみよう!

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二人でおしゃれでかわいいキラキラのプリンセス・ドレスをつくらなきゃ!
『アミとミアのプリンセス・ドレス かがみの国のときめきジュエル』

文: 和田 奈津子 絵: 七海喜 つゆり

【あらすじ】
ドレスのデザインが大すきなアミと、かがみの国のプリンセス、ミアがまほうのかがみの力で出会いました。
ふたりは、自分にぴったりのきらきらのプリンセスドレスをつくることになったのですがーー。
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
低学年は「きちんと1冊自分で読み切る」ことがたいせつ。この本は、1、2年生でキラキラしたものやおしゃれが好きな子どもに大人気! アミとミアのものがたりをとおして、ドキドキしたばめんや、わくわくしたばめんがどこだったかを書いてみよう。どうしてドキドキわくわくしたのか、理由も書けるといいね!

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絶体絶命のピンチに! はたしてふたりは――!?
『マジック・ツリーハウス 第1巻 恐竜の谷の大冒険』

著者: メアリー・ポープ・オズボーン 訳: 食野 雅子

【あらすじ】
ジャックとアニーは、アメリカ・ペンシルベニア州に住む、なかよしきょうだい。ある日、ふたりは、森の大きなカシの木の上に、ふしぎなツリーハウスを見つけた。中で本を見ていると、とつぜんツリーハウスがまわりだし、本のなかの世界へ行ってしまいます。
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
まほうのツリーハウスで、恐竜の時代へタイムスリップ! きみもいっしょにぼうけんしているきもちになって、いろんな恐竜をかんさつしよう。きみは恐竜のどこがすごいとおもった? それはどうして? かんじたことをじゆうに書いてみよう! シリーズは52巻あるので、恐竜のほかにもすきなテーマがえらべるよ! 

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★小学校中学年向け

「おとなのルール」に、うちらは負けない。
『ふたごチャレンジ! 「フツウ」なんかブッとばせ!!』

作: 七都 にい 絵: しめ子

【あらすじ】
おとなって、勝手だ。小さいころは「ふたごが、おそろいを着てるとかわいいね」なんて言ってたんだよ? なのに最近は、「男らしくしなさい」とか「女の子なんだから気をつけて」とか。いちいち、うちらに「らしく」しなさいって言うの。「大きくなる」って「フツウに合わせていく」ってことなのかな? そんなの、息がつまっちゃいそうだよ!!!!
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
学年があがると「ちゃんとしなさい」って言われることが増えるよね。おとなって勝手じゃない? とモヤモヤすることも…。この本の主人公のふたご・あかねとかえでは「女の子らしく」「男らしくない」って言われるのがイヤすぎて、おどろきのチャレンジを始めちゃう! 読むとスカッとして勇気がわいてくるストーリーです。

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個性はいろいろ。でもぼくらはいっしょに歩いてく。
『歩く。 凸凹探偵チーム』

作: 佐々木 志穂美 絵: よん

【あらすじ】
ぼく・理人と、いとこのアルクは、毎日いっしょ。「右手」と「左足」みたいな2人だ。自閉症っていう凸凹のあるアルクには色々こだわりがあって、気をつけてないと、つらくなるときもある。でもアルクは、ぼくが気づけない「ほんの少しのチガイ」がわかる。アルクの気づきが、ぼくらの見るセカイを、くるっと回すんだ。
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
自閉症のアルクと、いとこの理人。そして全員がクセ強な凸凹のある友だちが、それぞれの個性を生かして学校のナゾを解く。まるでジグソーパズルみたい!「多様性ってこういうことなんだ、なんか楽しそうだし、いごこちが良さそう」なんて思えるかも。しかも本格的なミステリーだから、ナゾ解き好きな子にもピッタリです。

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神スキルでクラスメイトを大事件から救う!
『神スキル!!! キセキの三きょうだい、登場!』

作: 大空 なつき 絵: アルセチカ

【あらすじ】
朝陽、まひる、星夜の三きょうだいは、めちゃくちゃすごい能力〈神スキル〉を持っていた! ただし、「神スキルをヒミツにする」――これが三人の約束だ。新学期、朝陽は、クラスメイト・久遠さんの父親の様子がおかしいと気づき、三きょうだいで、スキルを使っての初めての調査を開始する!
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
大事件にまきこまれたクラスメイトを救うため、<神スキル>を持つ三きょうだいが犯罪組織に立ちむかう! 朝陽は〈ふれずに物を動かす〉能力、まひるは〈はなれた場所を視る〉能力、星夜は〈人の心を読む〉能力。手に汗にぎるハラハラドキドキの展開は、スリル満点な物語が大好きなあなたにオススメです!

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絶対ナイショのパートナーと、 【花言葉】をとなえてみんなを救え!
『はなバト! 咲かせて守る、ヒミツのおやくめ!?』

作: しおやま よる 絵: しちみ

【あらすじ】
わたし、白沢みくに! きれいなお花が大好きで、『花言葉』にくわしい中1だよ。中学ではお花が似合う“おしとやか”な子をめざして、華道部への仮入部も決めたんだ! でもある日の放課後、見たことのないバケモノ(!?)がおそってきて……って、いったいうちの学校で何が起きてるの!?
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
きれいなお花と「花言葉」が大好きな中1のみくに。あるきっかけから、どこかミステリアスは竜ヶ水先輩と花言葉の力を使って学園を守る、ヒミツの【おやくめ】を引き受けることに!? 小学生のころ「お花は似合わない」と笑われたみくにが、じぶんの『好き』に自信をもって立ち上がる姿に、勇気をもらえることまちがいなし!

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困難をのりこえ、希望をつかんだ、オリンピック出場選手の感動の実話!
『難民選手団 オリンピックを目指した7人のストーリー』

文: 杉田 七重 監修: 国連UNHCR協会 絵: ちーこ

【あらすじ】
「難民」という言葉を知っていますか? 紛争や戦争がおきて、自分が生まれ育った国から逃げざるをえなくなった人たちのことをいいます。ゴムボートで海をわたったり、爆撃から逃れたり……。でも、悲しみにくれるだけでなく、力強く多くの困難をのりこえ、オリンピックに出場し、世界中に希望をあたえた難民アスリートたちがいます!
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
紛争や戦争がおきて、自分が生まれ育った国から逃げざるをえなくなった人たちがいることを知っていますか? 本作は「難民」と呼ばれる人たちが、選手団の一員としてオリンピックに出場した実話です。大変な状況でもあきらめないアスリートたちから勇気をもらえるはず。パリ五輪を迎える今こそ、ぜひ読んでほしい1冊です。

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小学生、会社をつくって、商売対決(ひらめきバトル)に勝て!
『社長ですがなにか?(1) 小学生、オトナと本気のアイデア勝負!』

作: あさつじ みか 絵: はちべ もつ

【あらすじ】
あたしくらら。小学6年生で、なんと「社長」です! きっかけは去年の夏。親友の玄と凛と3人で、ホンモノの会社をつくったんだ。だけど現在、お仕事ゼロ。このままじゃウチ、つぶれちゃう!!!
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
くらら、玄、凛は同じ野球チームの仲良し三人組。そんな三人でホンモノの会社を立ち上げて、なんと小学生で「社長」になりました☆ みんながワクワクするような商品ってどう考えたらいいの? 発表で緊張しちゃったら? 悪い大人には絶対負けない。ピンチをチャンスに、弱みは強みに。大企業相手に、さあバトル開始だよ!

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★小学校高学年向け

千年前も今も、みんな悩んでいることって同じかも!?
『紫式部日記 平安女子のひみつダイアリー』

作: 紫式部 文: 福田 裕子 絵: 朝日川 日和

【あらすじ】
わたしシキブ。チョーゼツ不幸続きな自分の人生をまぎらわすため、こっそり恋物語を書いているの。その物語が”宮中”のエライ方の目にとまって、な、なんと!  おひめさま・中宮彰子さまにお仕えすることに!
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
「源氏物語」の作者・紫式部が書いたもう一つの名作。ひょんなことから、宮中で彰子さまにお仕えすることになったシキブ。キラキラな宮中での生活は、普段と違いすぎるコトの連続!? 千年前も今もなやんでいることは同じかも? 読書感想文では、「自分と紫式部の違うところや同じところ」「紫式部の行動に感動したところ」などを書いてみてね!

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『ぼくらの七日間戦争』宗田理による戦争と友情を描いた感動作。
『早咲きの花 ぼくらは戦友』

作: 宗田 理 絵: YUME

【あらすじ】
父親を亡くした小学6年の真次は、東京からおじいさんの家に引っ越してきた。すぐには新しい学校になじめなかったが、幽霊を見に行ったり、いじめっ子と戦ったり、無人島で宝探しをして、親友ができた! ところが、太平洋戦争の兵器を作るため、中学生も毎日、工場で働くことになった。
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
夏休みの感想文の本におススメです。『ぼくらの七日間戦争』の作者・宗田理さんが太平洋戦争のときの少年時代の経験をもとにした小説。小学6年生の主人公は転校して親友ができます。ところが、戦争のため工場で働くことになり、さらに空襲がはげしくなり……。

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あなたが“必要としている”写真、お撮りします。そのかわり――。
『はざまの万華鏡写真館』

作: 廣嶋 玲子 絵: 橋賢亀

【あらすじ】
ここは、万華鏡写真館。大切な人に届ける写真。人生最後の記念撮影。未来の自分。過去の自分。現実ではありえない瞬間……。どんな写真も、ぼく、リューにお任せください。さあ、どうぞ中に入って。あなたが「必要としている」1枚をお撮りいたしましょう。
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
未来の自分。過去の自分。現実ではありえない瞬間――万華鏡写真館は、あなたが、今、一番必要としている写真を撮影してくれる。ただし、その写真と引きかえに「代償」が必要で…? ドキドキしてハッとする、ダークファンタジー連作短編集。

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お役目再開だよ、匠くん。
『いみちぇん!! ふたたび、ひみつの二人組』

作: あさば みゆき 絵: 市井 あさ

【あらすじ】
直毘モモは、書道部部長の中学二年生。大好きな矢神匠くんと平穏な学校生活を送っていた。だけど、妹みたいに大切な後輩・りんねちゃんに異変が起き――? もう一度"御筆"を手にとり、悪から友を守る「ひみつのお役目」にいどめ!
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
正しい言葉=ミコトバを使い、悪い言葉=マガゴトを使う鬼・マガツ鬼を倒せ! 筆を武器に、漢字を書き換えて戦うバトルストーリーだよ♪ あなたにとっての"正しい言葉"ってなに? 言葉がもつ力について、考えてみて!

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10代のリアルな生きづらさに寄りそう、勇気がもらえる青春小説
『透明なルール』

著者: 佐藤 いつ子

【あらすじ】
平凡な中学生・優希は、クラス替えでたまたま「1軍」のグループに入れたものの、本当の自分を隠して生きている。「周りからどう思われるか」を気にするあまり、生きづらさを感じる優希が、不登校ぎみの転校生やマイペースなクラス委員との心の交流を通じて、自分を縛る<透明なルール>に気づき、立ち向かっていく。
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
同調圧力や連帯責任に、モヤモヤしたことはある? 平凡な中学生・優希は、本当の自分を隠して生きている。成績が悪いフリをするし、オタクなところは絶対にバレたくない。クラスメイトの投稿に「いいね」をつけるかどうかも悩む。自分も「目に見えないルール」に縛られていないか、考えながら読んでみて。

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★中学生向け

2020年、難関中学の入試で出題多数! 教室で渦巻く、悪意と希望の物語。
『君たちは今が世界』(角川文庫)

著者: 朝比奈 あすか

【あらすじ】
「文ちん、やれるよな?」人気者とつるむようになってから、文也は自分がクラスの中心にいるような気分がする。担任の幾田先生は地味で怖くないし、友達と認定してくれるみんなと一緒にいるのが一番大切だ。ある日、クラスを崩壊させる大事件に関わってしまうまでは――。(「みんなといたいみんな」)
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【おすすめコメント!】
6年生の調理実習で、ホットケーキに洗剤を入れる大事件が起きた。「いじられキャラ」、「女王様」、「優等生」、それから「問題児」もいるこのクラスで、一体何が起きたのだろう。転校もクラス替えも、席替えだって自由にできない。小学生だからこそ、大人より考えなくちゃいけないことがある。その人間関係の繊細さに触れられる短編集です。

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北海道の離島を舞台に、未来を失った少年の再生と成長を描く感動作。
『明日の僕に風が吹く』(角川文庫)

著者: 乾 ルカ

【あらすじ】
実家は病院で将来の夢は医師。東京で恵まれた中学校生活を送っていた有人は、学校で注目を集めたある出来事で希望を失い、引きこもり生活を続けていた。彼の行く末を心配した叔父の雅彦は、心機一転、北海道の離島の高校への入学を勧める。
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【おすすめコメント!】
学校で起こった事件以来引きこもりになった有人は、心機一転、北海道の離島で高校生活を始める。コンビニにも行けない生活、4人しかいない友達、初めて目にする生物……新しい環境での出会いと別れ。過去は変えられない。でも、その過去をどう受け取るかは自分で変えられる。今の場所から踏み出したい人の背中を押してくれる1冊。

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孤独がさみしくなくなる100分間。いつもより大きな文字で届ける厳選名作
『100分間で楽しむ名作小説 宇宙のみなしご』

著者: 森 絵都

【あらすじ】
中学二年生の陽子と一つ歳下の弟リン。両親が仕事で忙しく不在がちなため、二人はいつも自己流の遊びを生み出してきた。最近気に入っているのは、真夜中に近所の家の屋根にのぼること。リンと同じ陸上部の七瀬さんも加わり、ある夜3人で屋根の上にいたところ、クラスのいじめられっ子、キオスクにその様子を見られてしまう――。

【おすすめコメント!】
なんだか元気が出ないとき。ふと、自分はひとりぼっちなんじゃないかと感じてさみしいとき。きっと誰にでもあるそんな瞬間を切りぬける方法を、中学生の姉弟・陽子とリンは知っています。あなたにとって、どうしようもなく、わくわく、ときめくようなことって何ですか? 明るい気持ちで今日を生きていく勇気をもらえる一冊です。

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こんな悲惨な戦争があった―「ぼくら」の宗田さんが知られざる悲劇に迫る!
『雲の涯 中学生の太平洋戦争』

著者: 宗田 理

【あらすじ】
昭和20年8月7日、豊川海軍工廠はわずか26分間の爆撃によって壊滅、2500名を超える爆死者が出た。その中には、450名以上もの若い学徒が含まれていた。彼らはどう生き、どう死んだのか。当時地元の中学生だった著者が、貴重な証言や資料を集め、必死に生きようとした彼らの青春の日々を辿る。
※ためし読みはこちらから

【おすすめコメント!】
終戦間際、わずか26分間の爆撃で壊滅した豊川工廠。2500名を超える死者のうち、450名以上が学徒動員された中学生でした。みな、生きたいと願いながらも命をうばわれてしまった若者たち。『ぼくらの七日間戦争』で知られる宗田理さんの執筆の原動力となりつづけた、死と生、戦争と平和をテーマとした物語です。

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