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政策目標②「生きる」力を育てる 〜子育て・教育支援~

はじめに

 私自身、子どもを育てる中で、また、地域で活動する中で、教育に関わる事も多くありました。
 その中で、調べる学習やスポーツの支援を通じた学習支援を通じて、経済的事情により教育や体験の機会の差があることを知りました。才能がある子も、断念せざるを得ないこともありました。
 また、調べる学習を通じて、これからの時代を生きている子ども達には、探求心・好奇心の育成が必要不可欠だと感じました。

 この様に私の教育支援の現場にて考えた結果、以下の政策を掲げます。

・学びと育ちの機会の平等
・探求心・好奇心を育成する教育
・才能・人材の発掘の支援

・学びと育ちの機会の平等

 何も気にせず、のびのびと子ども達が育つ土壌を作りたい。

 子ども達は、大人になれば資本主義社会、競争社会に飛び込んでいきます。その前段階の子どもの時代には、子ども達皆が機会が平等に与えられ、同じスタートラインに立ち、一人ひとりのやりたいことを追求できる、才能を伸ばせることを願っています。
 そのために、できるだけ教育の機会が平等であるよう、体験の機会にも恵まれるよう、取り組んでいきます。

 板橋区では、0歳からの教育の機会を平等に与えられる方法があります。
 乳児検診時の、絵本の配布です。
 以前は、ブックスタートとして、家庭訪問時に絵本を頂いていました。しかし、現在は、絵本引換券を受け取り、その券を持ち、図書館に行かないと受け取れません。これにより、機会を喪失した子どもは2019年には25%いました。                           
 子どもたちみんなが0歳児から絵本に触れる機会が与えられるよう、現在の引換券制度から、4か月健診での絵本の直接配布を実現します。

・探求心・好奇心を育成する教育

 現在の社会は、社会を構成するすべての活動基盤に、新しい知識や情報技術が重要な位置を占める「知識基盤社会」だといわれています。

 そして「知識基盤社会」では、「自ら課題を見出して解決する力」が生きるうえで必要不可欠とされています。いわばこれからを生きていくための「生きる」ための力です。
 その解決する力を支えるのは、探求心や好奇心です。自らが見出した課題について、解決に向けて探求する力・好奇心を持って解決する力を、これからを生きる子ども達に持ってもらいたいと思います。

 また生き方の自由度が増した現在、これからを生きる子どもたちはには、大人になった時に、仕事でも趣味でも、自分自身が興味を持つ事にとことん追求できる才能があるとより良く生きる事ができると考えます。

 上記を達成するためにも、探究型学習の推進や、また、幼児期からの好奇心育成のための読み聞かせや体験の機会の促進に取り組みます。

・才能・人材の発掘の支援

 機会の平等の上で、子ども達が才能を引き出すことができたら、その才能を伸ばそうと頑張る子ども達を応援したい。

 子ども達への個々への応援・支援を行えるよう取り組んでいきます。一例としては、上位大会に行く際の支援が挙げられます。

 また、板橋で育った子ども達が日本や世界で活躍していくことで「教育の板橋」が確立し区外に認知され、子ども達を積極的に育てたいという子育て世代の呼び込みにもなります。

 才能がありながらも家庭の事情により伸ばすことが難しい子たちへの支援では、「頑張れば応援してくれる」人たちがいるんだよ、ということの意識づけもできるのではと考えます。

全国・世界を相手に、ここ板橋から才能を開花させていく子たちが多く飛び立つよう、サポートしていきます。

さいごに

 実は、私自身、実家に経済的余裕はなかったため、進学クラスにいたものの高校卒業時には家計を支えるため、就職をしました。経済的格差によりやりたいことが叶えられない子ども達の辛さが痛いほどわかります。

 辛さがわかるからこそ、板橋区の子ども達がのびのび育ち、将来、より良く生きることができるよう取り組んでいきます。

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