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#4 Day3 そうだ、ウィーンへ行こう

実は昨日、今日ウィーンへ行く切符を買っていた。
クトナーホラ行きの列車が来るまで1時間あった時に、駅ナカ散策ついでに「明日は何しよう」と考えていた。

そういえば週末だしファーマーズマーケットとか開催されるかもしれないな、せっかく陸路で他国にも行ける距離だし、近隣国で何かイベント無いかな、と検索していたらウィーンで「ナッシュマルクト市場」と「蚤の市」があることを知った。しかも開催は土曜日のみ。しかもしかも、ウィーンと言えばザッハトルテ。※私は製菓専門学校出身でスイーツには目がない。

これは行くしかないっしょ!
ということで切符売場へUターンし、ウィーン行きの切符を買っておいた。ちょうど今日が土曜日というタイミングでウィーンへ行けるとは!ラッキー♬

プラハからウィーンへは、高速レイルジェットで約4時間。日帰りのため最大限楽しむべく、早朝6:30発に乗車。(始発は朝4時からあるが起きれる自信なし)

レイルジェットは最高速度230キロまで出るそうだが、最高速度は行き先で異なるらしくプラハ<>ウィーン間では160キロまで出た。この時 ↓ はまだまだ。

プラハでは最高気温28度になるくらい暑かったけど、ウィーンに着いたらなんと15度近く。カットソーにシャツスタイルだった私には寒すぎて取り急ぎ駅ナカのNEWYOKER(ユニクロ的な)でライトダウンジャケットを購入。その場しのぎで20ユーロの手ごろなものにしたのだが、これが最終日まで大活躍してくれた。

ウィーン本駅からナッシュマルクトまで徒歩約30分。駅前の風景は思ってたよりも殺風景だったけど、市街地へ近づくにつれて風景や建物の色合いはカラフルになってきた。
道中、趣ある教会に寄ったりめっちゃ楽しそうなエクササイズジムを窓越しにちょっと眺めたり素敵な花屋さんを見つけたり。こういう発見が楽しい。
(ジムがめちゃくちゃ楽しそうで参加したかった!w 動画は貼れないみたいなのでInstagramに貼ってます)

途中、カールス教会に辿り着いた。教会の前に大きな噴水があって、腰掛けてひと休憩。
しばらくすると教会から音楽が流れてきたり、心地良い時間を過ごせた。
内部はとても美しいバロック建築らしいので、見ておけば良かったな。次回にとっておこう。

そこから5分ほど歩いたところで、ナッシュマルクトに到着!
こんなに長い市場です。とても見ごたえがありそう(実際、あった)
ここからは写真メインでお送りします。

オープンテラスレストランがずらっと並ぶエリアもあり、どこか入ろうと思ったのだけど少し落ち着いて食事したい気分だったので、ここではビール1杯のみにした。

市場に続いて蚤の市がある。アンティーク好きにはたまらない場所。
一点、好みのヴィンテージバッグを見つけて欲しいなと思い値段を聞いたら150ユーロ。もちろん現金のみ。そんなに持ち合わせていなかったのでその場を後に…なかなかいいお値段の品物もあるので、ここに来るときはある程度現金必要だね。スリにはご注意。

味のあるカメラたち ↓(ここではあまり写真を撮らなかった)

蚤の市の両側には可愛らしい色合いの建物が並ぶ。ヨーロッパの建築物が好きな私は、蚤の市もそこそこに建物ばかり見てたかも。

市場も蚤の市も全て見て14時頃になり、お腹も空いてきたのでランチをとることに。近場で可愛らしいお店 Vollpension を発見。

人気なのか行列ができていたけど、人数を聞かれ一人であることを伝えるとすんなり入れました。おひとり様はこういうとき得ですねw
メニュー名に「おばあちゃんの手作りご飯」的なものがあり、なんか惹かれたのでこれをオーダーしたら意外とシンプルなものだった。こちらの地方ではこんな感じなのかしら??

とりあえず食べてみたら見た目より味付けがそれぞれしっかりあって、おいしい!ゆで卵とかただのゆで卵じゃないよ、なんか深い味があったよw
パンも美味しかったし、いやー満足。

そしてウィーンでのもう一つの目的、ザッハトルテ!ウィーンでは「ホテルザッハ」と「デメル」が有名ですが私はデメルが好み。できれば本場で両方行きたいところだけどさすがに2店連続はもたれそう&時間なさそうなので、デメルにしました。
さすが有名店!土曜日もあいまってか40分ほど並び、いよいよ…

デメルではザッハトルテの他にアンナトルテも人気定番メニューの一つらしく、欲張り私は両方オ―ダー。(ザッハはミニにした)
無糖のホイップクリームとザッハトルテがかなり合う!アンナトルテは結構ヘーゼルナッツが濃厚で重め。だけどチョコ好きならこれはペロっと行けちゃいます。満足満足~!

ここから貼る写真は、上から
・ミヒャエル広場
・オペラハウス
・聖ペテロ教会
・シュテファン大聖堂
・豪華すぎるH&M
・さすが音楽の街ウィーン、なHERMESの素敵なディスプレイ
・街のど真ん中に厩舎がある。馬車が多い。

散策してたらあっという間に復路列車の乗車時間が近付き、地下鉄に乗ってカールスプラッツ駅からウィーン本駅へ。
システム的に無賃乗車できちゃうやんと思うけど、抜き打ちチェックで切符がない場合超高額罰金徴収があるらしいのでちゃんと切符を買いましょう。(無人改札で押すスタンプが無いと罰金)

ウィーン本駅は近代的な感じ。公用語はドイツ語なので案内もドイツ語だけど、マークで何となく分かるので移動は問題なし。ユニバーサルデザイン大事ねー。

プラハには24時過ぎに着き、駅前は薄暗く人気も少ないので早歩きでホテルまで帰りました。ホテル周辺はまだ賑やか!女性一人の場合はダウンタウンエリア宿泊の方が何かと安心かもですね。

予定外だった日帰りウィーンの旅、楽しかった♫

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