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【偏愛日記】何はともあれ、板チョコレート

今月から偏愛日記と題して、連載のような記事も書いていこうと思います。目標は週1投稿。ジャンルは、衣、食、住、それに限らずもういろいろで「なんだこれ」みたいなものもあるかもしれません。

仕事で連載をしているのですが、プライベートでは好きなものに対する愛を好きなように書きたいなと思い、はじめてみたくなりました。完全に自己満足の記録ですが、暇つぶしに見てみてください。

1000字から1500字くらいでさっとまとめたいものですね。

偏愛日記、1記事目のテーマは、愛してやまない「板チョコレート(ガーナ)」です。



チョコレートと言っても、デパートや店舗限定、オンラインで売っている高級なものからスーパーやコンビニで買える手軽なものまで、もうそれはそれは種類が豊富ですよね。

もちろんチョコレートの祭典とか大きなイベントには必ず参加してきたし、チョコレートにかけるお金は躊躇せずに生きてきたのですが、

数々のチョコレートを食べてきても、私がこよなく愛するのはGhanaチョコレートです。それも板チョコレート。リップルとかではなく板チョコレート。

私は学生時代に、部屋に引きこもって勉強したりアニメみたりと、とにかく部屋から出ない時期があったのですが、その時期はごはんを食べるのも面倒なときが多くて、もう生きる気力が皆無だったわけです。

そんな私でも毎日食べていたのが、ガーナの板チョコレート。

部屋のゴミ箱は、あの真っ赤な箱で埋め尽くされていました。あの頃の食べ方を思うと、偏愛を越して狂気だったと思います。板チョコレートを5枚重ねてそのままバリっと食べていました。

食感が楽しくて甘さが増すみたいでそうしていただけで、糖分の摂りすぎとか何も気にしちゃいなかったんですよね。

ケーキとかドーナツとか、大福とかまんじゅうとか、とにかく和菓子も洋菓子も大好きですが、チョコレートにかなうものはないんですよね。幸福度が全然違うんです。

板チョコレートは、絶対ガーナ。と言えるほど、明治とかほかの板チョコレートはほんとうに全然食べません(自分では絶対買わないな…)。

板チョコってすごい。だってあのバリっと割る瞬間の音も、これぞチョコレート!って感じの大胆でおもちゃみたいな見た目も、すべてが愛しい。

それにくわえてガーナチョコレートは、パッケージが真っ赤なんです。そこが良い。持っているだけで、おうちにあるだけで嬉しくなってしまうほど主張の強い色。

私がガーナに対する愛が異常なのは友人や家族、親戚はみんな知っていて、学生時代のテスト期間は家にはガーナがロット買い(10枚入りのこと)で置いてあることも多かったですね。

久しぶりに学校にいくと、幼馴染がガーナの箱に「元気か!」とメッセージを書いたものを差し入れてくれたりと、とにかく私の青春は(今もだけど)ガーナの板チョコレートと共にあった、と言っても過言ではないわけです。



これは、バレンタインを友人にあげたときのお返し。さすがに私のこと理解しすぎです。「迷ったけどこれが一番良いかと思って」って渡されて中を見た時に袋抱き締めちゃったもんね。


そしてこれは、恋人からのホワイトデー(1年目)。袋に大量のガーナといろいろなチョコレートが入っていて、奥の方に袋に包まれたスニーカー(ずっと欲しかった商品で感激した)が隠れていて大歓喜した。



喜び2倍!驚き2倍!という感じで、とても嬉しかったな。

そして幼馴染の実家にいくと、おばあちゃんがガーナを一枚くれるのです。これ昔からずっと変わらなくてほんとうに温もりぬくぬく…という気持ちになる。

ガーナの板チョコレートと私の結びつきは、味だけじゃなくていろいろな思い出とかエピソードと共にあるのです。

ガーナの板チョコレートが好きすぎて、工場に就職するのを本気で考えたくらいですからね。

けれど、立ち止まって思ったんです。ガーナは私の生活の質を上げてくれるパートナーであるもので、私の命の片割れみたいなものだから、仕事として毎日目にして関わるのは何か違う、と。

だいすきなものって、ちょっと遠くにあるから良い。みたいなことあるじゃないですか。近すぎて見えなくなることってあるから(何の話?)ガーナにはこのまま、今まで通り、私を支える存在であってほしいなと思ったわけです。

口に入れてじっくり溶かしていく心地よさ、じんわり身体に広がる幸せな甘さ、パフやジュレなどの余計なものはいらない。ただチョコレートを口の中で溶かしていたいのです。けれどたまにはバリバリガリガリと豪快にも食べたい。

どちらの食べ方もチョコレートに対する愛のあらわれと私は言っていたいのです。

学生時代のときのようにアホな食べ方は今はしないけれど、チョコレート売り場にいくと迷わずガーナの板チョコレートを手にとります。もちろんホワイトやブラック、どれも大好きで、やっぱりどのフレーバーもガーナを買ってしまう私なのです。

安いチョコレートには余計な成分がたくさん含まれているとか太るとか、そんな野暮なことを言うのはよしてくださいよ。

それも含めて好きなんですからね。





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