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人生「まさか」の繰り返しすぎる


このひとつ前の記事で精密検査をするって話しをしていてそれから更新が少し途絶えてしまったのですが。

その精密検査自体は異常なしでした!yeah…いろいろ薬飲んでいるからそれかなんかの影響で一時的に出た数値だろう(?)みたいな話しだったので「よかった〜〜〜」と心底安心して帰宅したわけなのですが。

が。

その翌日、体調が急激に変化。(タイミング!)yeah…

前回の記事のタイトル伏線みたいになってて笑えてくる。

正直全部がぴったり重なってた最悪のときは、去年の入院とかこれまで闘ってきた持病の治療や症状よりしんどかったかもしれない。

けれどこうして短期間で文字を打てるほど元気になれるんだからやっぱり人間の回復力も侮れない、人間ではなく私の回復力か。

結論から言うと、メニエール病と転換性障害になって(今も治ってはいない)しまいまして。そこに免疫力が下がったせいか夏風邪も重なりまして。うん、嘘みたいなほんとの話しなのです。

誰でもなりうる可能性のあるものなのでみんな気をつけてね、という気持ちで遡って記録していきます。

*****

これまで離人感・現実感消失症の経験はあるのですが、もうほぼ完治していて懐かしいなあくらいの感じだったのに、なんとその症状も芋蔓式のようにぶり返して。久々にやられました、つらいというか悲しかったし虚しかった、ほぼ地獄。

自分が存在していない感覚になる浮遊感とか、人の声がぼやけてまったく入ってこないし聞き取れない感じとか、全部の音が雑音に聞こえる感じとか、自分が声を出せてもその声が目の前の人にまったく届いていない感じ。

箱に閉じ込められたような感じというか、自分だけ現実から切り離されてどこか遠くの方にいってしまうんですよ、ほんとうにそんな感じなんですよ。

幻覚症状はないのだけど、私の場合、世界に一気に色がなくなります。何を叫んでも届いていない感じがするし、そもそも叫ぶ声も出ているのか出ていないか定かではいし。

症状をうまく説明するのは難しいのだけど、簡単に言うと生きているのに死んでいる感じでその境目も曖昧になる。久しぶりの感覚、ほんとうに苦しかった。

けれどその症状はそれほど長くは続かないし、持続時間も短くて。少しは慣れているのもあって、トリガーみたいなもの?も自分で掴めていたので、わりとなんとかなったのですが。

一番つらかったのはメニエール病と転換性障害の症状です。

はじめてのことだったし、精神症状ではなく身体症状なのでどうにも抗えない。

・体が金縛りにあっているかのように重たくて動けない、這いつくばるようにしてお手洗いにいくしかない

・一個一個の動作に時間がかかる、またはできないか失敗する、すぐに息苦しくなって酸欠。

・自分の声も響いて気持ち悪いからあまり発声できない

・1日のうち何回も耳鳴り吐き気(たまに嘔吐)、頭痛、めまいの発作が起きてしかも何時間も続くしいつ起こるかわからない、わりと前触れなく悪化する

・私の場合寝ている状態が一番耳鳴りと頭痛が悪化するため睡眠は基本座って壁によりかかって軽く眠る程度。睡眠不足になりさらに症状悪化で悪循環

・脳のMRI、CTともに異常はなしだけど物がうまく掴めず、力が入らない、手足の痺れ

・平衡感覚がなくなり、立ち上がったとしても身体が斜めったり真っ直ぐ歩けなくて転んだりけがをする

・発作がない状態でも常に船酔いしているような吐き気が毎日続く

・話したいことが言葉にできない

・パソコンやスマホを見ているとすぐに吐いてしまうしめまいも悪化するのは当然、本の文字も追えない。追えたとしても頭に入らない、文字がただ散らばっている感じ

・地に足をついている感覚がまるでない、歩けているかもわからず歩けない

・片耳がほとんど聞こえず閉塞感がある、周りの音が変な風に聞こえて風の音すら気持ち悪くなる、電源オフのヘッドフォンをして周りの音をできるだけ遮断

・唐突にくる頭が割れそうな頭痛


ざっと症状はこんな感じ。まるで生きた心地がしなかった。1日がこんなに長く感じたことはなかった。そこに加えて持病がある貧弱な身体なものだから当然自分の病気の方の症状もではじめて、身体が痛み始める。まあこれはなれているからいいとして。痛いけどね?!?!できればやめてはほしい。

色んな薬飲んでるから精神薬やなんとかって薬(聞いてなかった)はあまり飲めないらしく点滴や影響のない薬(弱めの)でしか治療できないのがまた辛かった。

ピルも飲んでいるのだけど、ピルをやめると排卵が起きて婦人科の疾患が悪化してしまうから当然ピルも止められず。ピルに関しては私もやめたくなかった、とても助かっているから。


私の身体大丈夫そ????

ってなっていたのだけど、お医者さんいわく心も、らしい。ヒェッビックリ

「精神症状がないからといって心が大丈夫とは限らない、身体に出てはじめて限界に気づく人もいる」と。

でもね。

え〜〜〜!?嘘だ〜〜!?心は元気だったはずなのに?となったわけですよ。なのでストレスや大きな負荷やトラウマ、過労などが主な原因と言われてもそのときの私はまったく納得いかず。

「去年はいろいろあって結構ダメージくらいましたけど、むしろ最近は元気なんですけどね…」と言ったら「どんなできごとがあったか話せる範囲で話せますか?」と言われて話しました。

「ちゃんとしなきゃって気持ちが立ち直れたように思えていただけなのかもね。悲しさとか苦しさとか、ストレスとか慣れてしまうと自分の限界にも気づかないものです。

「話しを聞いていると完璧主義だし責任感が強くて」みたいな話しをされて、まあ性格は確かにおっしゃる通りでございますと頷くしかなく。あれれ、気づいたら涙もぼたぼた流れていた。自分でもびっくり。

いろんなこと、受け入れたつもりで拒否してたんだろうか。

情けないです。

みんなも気をつけてね。調子が良いなってときこそ自分のsosに気づかず、まだいけるまだやれるって思いがち。私の場合ほんとうに急に動けなくなったから何かの異変が起きてることはわかったけど、ちょっとの異変も放置しないでほしいです。身体も心も。

医療費高いとかいってらんないですよ放置するとその何倍もの医療費かかることにもなるしね。

この数日間でかなりの科にかかったので笑える。高額療養費制度があってよかったなあとか思ったりもした。

・循環器科
・婦人科
・放射線科
・脳神経内科
・耳鼻科
・心療内科/精神科

過去最高かもね?????まったく、仲良しの看護師さんまた増えちゃうじゃん。

毎年自分の誕生日過ぎたあたりに大きくガクッときちゃうな。季節のせいもあるのだろうけど今回ばかりは自分も驚き。一緒に住んでいる恋人が一番驚き。毎回毎回心配かけてばかりだな。

てことで、今は病院におります。気持ちは元気です。


発作の頻度も減ってだいぶ楽になってきたけど油断は禁物。

私の見込みでは7月中旬には元の生活にほとんど戻れる予定、予定は未定。9月にはちゃめちゃに楽しみな予定控えているから意地でも元気になるのよ。

近況?現状?報告でした。地獄のような日々からの仮帰還。

私と夏はやっぱり相性最悪なのかもしれない。仲良しになれない難しい。


continue………………



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