創作の詰まった「才の祭」~特別審査員賞をいただいて
一昨日、とってもうれしいことがあった。
それは、先日より参加させていただいている企画「才の祭」についてのことだ。
クリスマスにまつわる、二人の愛のお話というテーマに即した小説を募集。
小説大賞作品をテーマに、男性視点、女性視点の歌詞を募集。
さらに歌詞大賞作品の二つに曲がつけられ、イラストを用いたMVとして仕上げられるという「才の祭」。
上記の内容でよくわかると思うが、この企画には、本当にたくさんの方々が関わっている。
企画、運営、広報、審査をされている、主催者・作曲家・動画編集担当のPJさんをはじめ、審査員xuさん、riraさん、作曲家ジユンペイさん、ボーカルこよみさん、画像担当ミムコさん、広報担当はやしっぷ♡さん、サポーター宇宙かっちー。さん、本当にお疲れ様です。
素晴らしい企画を運営してくださり、心より感謝申し上げます。
そして、来る12月20日(月)の完成を心待ちにしております。
大変な日々が続くと存じますが、どうぞご自愛ください。
それぞれ素敵な作品が詰まった玉手箱なので、お時間のある方は各マガジンも覗いてみてほしい。
創作で参加されているすべてのみなさま、素敵な作品を読ませてくださり、本当にありがとうございます。
今回、小説部門、歌詞部門にそれぞれ応募したが、その歌詞部門で特別審査員ちょこ賞をいただいた。
小説部門で大賞を受賞されたちょこさんが、その作品をモチーフにした全80作品の中から、男性視点、女性視点の各一つを選ばれている。
その男性視点(37作品)の特別審査員賞に私の歌詞を選んでいただいた。
企画に参加してきて初めての受賞が歌詞部門だなんて思わず、本当に驚き、職場で声を上げてしまった。
(今は分散のため、大部屋横の二人部屋で、一人は既に退勤済みなのが幸いした。)
上のリンクの最後につけている、女性視点の歌詞と対になるように書いた。女性視点のほうが先にできて、男性視点は悩んだ。女性と異なり男性視点は、原作で多くは語られないからだ。
だからこそ、何度も何度も原作を読ませていただき、私なりの答えを出した。
なんといっても、原作が素晴らしい。その世界観、表現を大切にしたい。ちょこさんの作品のエッセンスをしっかり歌詞に詰め込みたい。そう思いながら、心を込めて歌詞を書いた。
ちょこさんの作品がこちら。
また、歌詞の手解きをされている、ジユンペイさん、大橋ちよさんのお二人の記事を拝読しながら書いた。
歌詞の手解きを受け、歌詞というものに向き合い、推敲を重ねた。
このような歌詞の書き方をきちんと考えながら作るのは、初めてだった。
歌詞を応募するの自体は、二回目だった。今年9月に行われた、ラジオの配信イベント企画での歌詞公募に応募したのが初めてだった。
そのときの感動がなければ、そもそもこの企画に参加していなかったというくらい、歌詞が推しによってリアルタイムで歌として作り上げられ、推しが歌うという企画が素晴らしかったのだ。鳥肌が立ったのを覚えている。それは、いつか別記事に詳細を綴りたい。
大賞作品は、小説も歌詞も本当に素晴らしかった。
そして、大賞作品の講評を読み、唸った。
得心がいき、膝から崩れ落ちた。
テーマ、この企画主旨にぴったりの作品たちだと、講評を受けて作品を改めて読んで、よくわかった。
そして、とても勉強になった。これからの創作活動に生かしたいと思う。
もちろん大賞ではないけれど、賞をいただくということの喜びを知り、とても励みになった。何者でもない私の作品が、目に留めていただけた。他でもない、原作者の方に。
私の小説も歌詞も、テーマ、企画主旨とは確かに外れていた。講評を読み痛感した。しかしながら、今回受賞した歌詞に込めた、原作への敬意だけでも、執筆されたご本人に直接届いた。それだけでうれしかった。
ちょこさん、本当にありがとうございます。
そして、ノミネート作品でもないのにコメントをくださった他の審査員の方々も、ありがとうございます。
私の作品を評価していただき、今後の活力をいただきました。
最後に、ちょこさんのお言葉を引用して締めくくりたい。
小説担当として何を重視するのか迷ったのですが、「私の作った世界観や人物像の解釈」を中心に据えました。使っている言葉に限らず、私の表現したかった想いを汲み取って下さった方を選ばせて頂きました。
歌詞全体を通して、使っている言葉が美しいと感じました。状況としては私の書いたストーリーを追っているのに、それだけではない解釈の深さを感じました。男性側の心理描写は原作にほとんどないのですが、そこまで読み込んで下さっていると感じました。ラストの「最上級の愛してるを」という、原作の場面からさらに高めて下さった表現に感動しました。
歌詞部門ちょこ賞「男性視点」としてすーこさんを選ばせて頂きます。素敵な作品に出会わせて下さってありがとうございました!
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