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台湾ライフ| 女子旅・弾丸日帰り「台中旅行」

 最近更新ができてないなぁ、と思ったのだけども、Facebookは日記的に更新してるから、こちらにも同じように日々感じてることを記録的に徒然描くことにしてみました。
 なんだ。私カッコつけようとしてたのね。こっちは。なんて気づいてみたりして。「きちんと書かなきゃなんて思ってたんだわ」と思いまして、まぁ、時折、何かお役に立てることを書ければいいかという、緩やかぁな感じで書くことにしたいと思います。自分の記録的に。時折、真面目な内容も合わせて。



 さて。
 先日の台湾4連休の1日で友人たちと「女子旅」日帰り弾丸台中旅行に台北から行ってきました。訪れたのは写真映えスポットとしても人気のある「彩虹眷村」、こちらも写真映えする&美味しくてアイスが人気の「宮原眼科」、そしてお昼ご飯に友人おすすめの「膳馨」、そして「日月潭」。

 前回は台北からのバスツアーだったけれども、今回は自分たちでオリジナルで組み立てみたので、もし時間の感覚とか含めて参考になれば、と言うことで旅日記を綴ってみたいと思います。




 ざっくり日程はこんな感じです。決めていたのは連休ということもあり予約していた高鐵(台湾の新幹線・高速鉄道)の時間のみ。

08:15 台北駅集合・朝ご飯確保
08:37-09:42 高鐵(台北→台中)
その後
台中駅→彩虹眷村(タクシー移動)
彩虹眷村→ 膳馨(タクシー移動)
膳馨 →宮原眼科(タクシー移動)
宮原眼科→台中駅(徒歩)
台中駅バス停まで歩いて移動→日月潭(バス移動)
日月潭ちょっと散策
日月潭→台中駅(バス移動)
19:08-19:54 高鐵(台中→台北)


こんな感じでした。

 日帰りで日月潭行く割には盛り盛りに予定入れてたなぁ。そのせいで日月潭滞在時間小一時間(実質40分ちょい?)という全然時間がない感じだったので(笑)、今度はもう少し時間配分計画も立てて、日月潭にのんびりと行きたいとは思ってます。




ということで、旅の始まりー。

 朝、友人との待ち合わせは迷わないように台北駅の大ホール。床が白黒のチェッカーになっているとても大きなホールです。MRTから高鐵に乗り換えると入り口が異なったりするので、間違いなく会えるようにと大ホールで待ちあわせ。

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 私たちが知らなかったのですが、この大ホールでは高鐵のチケットが受け取れないということで、チケットを受け取りに改札に向かう私と朝ごはんを買う組とに別れて、私は階段を降りて地下の高鐵の改札口に。

 事前に予約をしていたので、機械で受け取りでした。予約時に登録していた身分証明番号(パスポートもしくは居留証)の下四桁を入力し、予約番号を入れたらOK。受け取った後合流して高鐵プラットフォームへ。台湾は公共交通機関は基本的にマスクをつけていないと罰金になるので、乗り込むまでマスク必須です。結構監視されているのでマスク忘れて改札に入ろうとすると係員さんがすぐに駆けつけてきます。私もうっかりMRTでそのまま改札入ろうとして正面から係員さんが来るのと目があって気づいたことがありました。実際に罰金(最高1万5,000台湾ドル=約5万4000円)払った人もいるそうなのでご注意を。高鐵に乗ってみると、内装はほぼ新幹線と同じで、カートを押して珈琲やおつまみを売りに来るところも同じです。日本の新幹線よりややゆったりとした座席で小一時間ほど乗って台中駅に到着。


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 台中駅前のオブジェ。めっちゃ綺麗でしたが、すぐそばに昔ながらの対中駅の建物も残されていました。


 台中駅に10時前に到着してから、タクシーで「彩虹眷村」へ。台中駅からタクシーで高速道路を使用して30分ほどです。料金にして550〜600台湾ドルぐらい。今は1台湾ドルが3.6円ぐらいなので、2000円程度で行けちゃいます。日本に比較すると台湾はタクシー代がとっても安い。相場は普通に乗ると15分ほどで200台湾ドル前後。夜間料金や高速走ると距離で加算されるので一概に言えませんが、桃園空港から台北市内だと40分ほどで1100〜1200台湾ドル、台北市内だと日中なら100未満〜200台湾ドル前後程度です。なので夜間でもないのにあまりに高い場合は要注意。

 そして駅でタクシー乗るときにはタクシー乗り場の前に親切に声をかけてくるドライバーは全部無視してください(笑)。観光客目当ての人たちなので、必ず駅で列になっているタクシー乗り場で乗ることをお勧めします。台湾のタクシーは基本的に登録されているタクシーは黄色。必ず登録番号と照明番号が表示されています。私は出会ったことがないですが、中には偽造している人もいるようなので、怪しそうな場合は、車のナンバーとその番号を写メ撮っておくことをお勧めします。本当に私はあったことないんですが、以前同僚が夜中に台北駅で空港帰りで大きな荷物持って乗ったときに遠回りされぼったくられちゃったみたいです。出来れば車体が綺麗な新しいタクシーか、大きなタクシー会社(台湾大車隊・大都会・Taxi Go)がお勧めです。前の二つは予約APPもあるのでそれを利用しても良いかも。


 さて。タクシーで一路「彩虹眷村」へ。

 「彩虹眷村」は実は街中の一角にあります。ガイドブックとかだと全然そんなイメージないですけれども(笑)。この村を再開発で取り壊すことになったときに、この村に住んでいたお爺さんが取り壊されないように絵を描き始めたのがこのカラフルな虹の村の始まり。村の中にストーリーを説明しているところもあります。

彩虹眷村:https://www.taipeinavi.com/miru/143/

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 めっちゃカラフルです!本当にどこで写真撮ってもカラフルで映える。そして撮ってもHAPPYな雰囲気に包まれています。以前訪れたときにはなかったお土産物屋さんで小物も充実していたので、お土産買うのにも良いかも。


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 当然のように一番有名な場所でも写真撮りました。



 思う存分写真撮った後、またタクシーで今後は少し早めにお昼ご飯を食べようと「膳馨」へ。ここはちょっと高級なのですが、友人がとても美味しいのでまた行きたいと思ってる、と聞いて行くことに。Google Mapでは11時半からOPENになっていたけど、11時過ぎにいったらもう開いてた!

 これもまた台湾あるあるでGoogle Mapやwebで書いていることが必ずしも正しいとは限らない(笑)。めっちゃアバウト。よくあるのはメニューに書いてるけど今は季節外れだから売ってないとか。


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 ここでは、蒸し野菜、牛肉の炒めたものを白い包で挟んで食べるもの、豆腐を蟹肉で煮込んだもの、鳥の唐揚げをタロイモのソースでいただくものを注文。本当全部美味しかったー!3人でお腹いっぱい食べました。鳥唐にタロイモソースって初めての組み合わせだったけど、タロイモのふんわりとした甘さとソースの滑らかさの組み合わせが美味しかったです。でもこれで一気にお腹いっぱいになったけど。

 今回、予約なしでも早めに行ったから入れたけども、基本的には予約することをお勧め。帰るときには満席になっていたし、入ったときに「13時までね」と時間制限伝えられたので人気店なのだと思います。出来れば大勢で訪れた方が色々食べれて楽しいはず!


 そして、お腹いっぱいになったというのに、そのまま「宮原眼科」へタクシーで移動。あまりに暑かったので徒歩20分は辛いとタクシーに乗りました。

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宮原眼科:https://www.taipeinavi.com/shop/616/


 宮原眼科は台中駅すぐそばにあるので、駅から歩いても行けることもあっていつも観光客で賑わっています。「なぜ宮原眼科?」と思うかもしれませんが、こちらアイスがとっても有名なお土産物やさんです。

 日本統治時代に宮原医師が開業した眼科医の建物をリノベーションして名前をそのまま残してお土産物やさんにしたのがこの建物。とてもお洒落な建物で、入り口に蟻がこっそりいたり。

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 ここで有名なのはパイナップルケーキもですが、なんといってもフォトジェニックなアイス。1−3種のアイスを多分3−40種類ほどある中から選んで、それにダイナミックに色んなデザートをトッピングすることができます。

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 Facebookでこの写真あげてたのですが、びっくりするぐらい友人たちが反応してた(笑)。いや、日本には無いですよねー、この豪快さというかなんでも乗せちゃう感じ!

 私たちが注文したのは、アイス2種(ベリー・塩キャラメル)におまけでチョコマーブルアイスが入り、トッピングに月餅にチーズケーキにパイナップルケーキ。もはやトッピングの方が多いんじゃないかという(笑)。パフェでもなく、普通のアイスでもなく「何これ〜ー!?」というコメントが溢れてました。

 味は間違いなく美味しいです。ベリーのアイスのフレッシュさも、塩キャラメルの間違いなさも、本当に美味しかった。乗ってるチーズケーキも滑らかだったし、月餅とパイナップルケーキは想像通りの味です。いやぁ、お腹いっぱいになりました。

 ここは本当に人気で、まだ自由に海外から観光客が来ていた頃は普通に注文まで90分待ちとかでしたが、今回は注文するまでと出来上がるまでに30分程度かなー?もうちょっと待ったかな?でも、一度は交代しながら待ってでも食べてみて欲しいなぁ、って思います。たくさんの中からアイスを選ぶだけでもテンション上がりますよ!お茶やチョコのアイスだけでそれぞれ10種類ぐらいあります。


 さてさて。お腹いっぱい満足した後、いよいよ一番の目的だった「日月潭」に向かうバスを探しに台中駅へ。観光サイトでは台中駅から直行バスが出ているということで、バス乗り場で探してみるものの探せず。。。仕方ないので観光案内のお姉さんに聞いてみると、「B乗り場で待ってたらバスがくるから1区間だけ乗って、そこで乗り換えて」とのこと。最初に中国語で質問したからずっと拙い中国語で会話してたのに、3人で日本語で会話した瞬間に流暢な日本語で案内が帰ってきた・・・。そして乗り換え用の地図を手渡れました。そうよね、観光案内だから日本人の相手もしてるよね、と(苦笑)。

 とりあえず、Bバス乗り場に行き、しばらくバスを待って1駅だけ乗り、降りたけれども乗り換えのバス案内が見つからない。おかしいなぁ、と手渡された地図と、Google Mapと見比べていたらどうやらすぐそばに見えてたけど、1区画向こう側のしかも道路反対側だと判明。そしてなんだかそれらしきバスがちょっと先にいる気が!!!?

 いや、本当歩くのやだとか、暑いから無理、とタクシーに乗ったのに、走りました。そのバス逃したら30分後とか時間がもったいなすぎる、と走って走って、優しい運転手さんにまとめて3人分のバス料金を払い、乗り込んで椅子に座った瞬間に出発。私たちが走ってるのみて、待っててくれたようです。有り難い。市内のバスの運転手さんとか待ってくれずに目の前で出発とか普通だから、さらに優しく感じたよ。

 そして。1時間30分ほどバスに揺られて日月潭に着きました。・・・思ったよりも時間かかった。そして帰りの時刻表をみたところ。

 「!!?」

 滞在時間40分。どう計算しても帰りの高鐵に安全に間に合うように台中駅に戻るためには、滞在時間が40分のみに・・・。計算間違ったというか、時間配分間違えたーーー。と言いつつ、すぐにバスの到着場所から水辺に向かって坂を降りて行きました。

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日月潭:https://www.taipeinavi.com/miru/40/

 日月潭は台湾でも大きな湖の一つ。昔ながらの環境地ですが、新しくお洒落なホテルもできていたりして、のんびりと過ごすことがお勧め。観光船で何箇所か移動することができたり、周囲をサイクリングできたり。水辺でゆったりと、自然とともに過ごす場所です。今回、ちょっとだけお散歩して終わってしまったけれども。でもほんのちょっとのお散歩でもとても癒されました。お天気よかったらさらに気持ちよかっただろうなー。朝早く起きて湖畔をお散歩とか最高だと思う。

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 広がる湖畔。風がとても気持ちよかった。ちなみに日月潭はとても紅茶が有名です。ゆっくり時間があれば紅茶のお菓子や紅茶自体をゆっくり楽しむのも良さそう。


 そんなこんなであっという間に日月潭から台中駅に向かってバスに乗ったのですが。そこでやっぱり日月潭から台中駅に直行便のバスがあることが発覚!そうだよね、観光サイトに書いてあったもの。なんであの観光案内のお姉さんは乗り換えろっていったんだろう・・・?

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 やはり弾丸の移動で疲れていたのか、うつらうつらとしながらバスにゆられていたら、そのうちバスの車窓から綺麗な夕日が。その夕日に癒されました。なんだかんだで楽しかったなー。女子3人旅。

 時間通り台中駅にバスは到着し、駅でお土産物を買い、個人用についつい目に止まった有名なパン屋さんのパンを朝ご飯用に買い込み(台北でも売ってるんだけど)、そして晩ご飯を高鐵食堂で食べ(台中でなくても、なんだけど)、無事に台中から台北に帰ってきました。楽しかったー。


 所要時間、台北発08:38で出発し、台北着19:54。前後の時間を考えても朝8時に家を出て20時半過ぎにはタクシー使って帰ってたので、実質12時間半ほど。それでこれだけ色んなところをバスツアーとは違って自分たちのペースで好きなところに行って、笑って、そして食べて、満喫できたのだから良い旅だったと思います。旅費は高鐵往復で1400台湾ドル、お土産・ご飯・台中での移動費で2600台湾ドルほどだったので、大体日本円で15000円弱ってところでしょうか。バスツアーよりはやはりちょっと高いけど、これで食べたい美味しいもの食べて、存分に楽しんだから全然ありだな!

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