見出し画像

信じる子育て→「自己肯定感」

少し前に話題になった「ビリギャル」って覚えてるかな?

学年ビリから偏差値を40アップさせて慶応に入ったギャルの話、なんだけど、その当人である「小林さやか」さんのお話を直接伺う機会があり、とても素晴らしかったので、ここで共有しておこうと思う。

そう、ストーリーとしては、いままで勉強を全くしてこなかったギャルが、偏差値の高い大学にストレートで入学するという奇跡の話、みたいに捉えている人が多いんじゃないかと思うんだけど、なんか、そういう話ではなかったんだ。

もっとこう、暗いし、温かかった。

一見、綺麗な「成功ストーリー」のように映るんだけど、当時の彼女の家庭環境は、そんなに綺麗な話ではない。

加えて、「元々地頭が良かったんじゃないの?」とか、彼女のストーリーを「都合のいい解釈」で切り取る世間のイメージは、まあいろいろあるみたいなんだけど、小学生の問題から受験勉強をスタートしたくらい、中学高校と全く勉強せずに彼女はずっと遊んでいた。

そんな彼女がなぜ、偏差値を40も上げて、
慶応に入学することができたのか。

彼女には、とんでもない武器があった。

幼少期から育まれていた
自己肯定感」というやつだ。

坪田信貴先生に勧められた「慶応に入学する」という目標は、彼女にとって、とてもワクワクするものだったそうだ。ほとんどの人が「慶応入学なんて無理だ」と、目標にすることすら躊躇するそのハードルを、偏差値が30にも満たなかった彼女は、自らの意思で目標に据えて、決断することができた。それは、「自分なら達成できる」と信じることができたから。これがいわゆる「自己肯定感が高い」ってやつ。

これ、ほんとに大事だと思っていてね、ぼくも小さい頃から「天才」だと母親から言われながら育ったからか自己肯定感は結構高い方だと思うんだけど、何か新しいことを始めたり、うまくいかないことがあった時にも、「自分ならなんとかなるだろ」と、根拠のない自信をもって、前に進めたりするんだ。

でも、こう思えない人、つまり「自己肯定感の低い人」も、ぼくの周りには結構多い。新しい世界に飛び込むときの恐怖を乗り越えて勇気を出せるかどうか、自分のビジョンを自分の力で描くことができるかどうか。残念ながら、できない人が多いんだ。

世間的な「正解」に縛られて、自分の人生を自分で決められていない人あるあるだと思うんだけど、もっと「好き嫌い」だけで人生を歩んでみてもいいんじゃないかな、なんて、ぼくなんかは思ったりするんだけどね、

そんな「自己肯定感」という大切な考え方を育んだお母さん:ああちゃんの「信じる子育て」にはとても感銘を受けた。失敗しそうなことでも挑戦を止めたりしないし、悪いことをしても叱ることはない。

周りからは甘やかし過ぎだど非難されたそんな育て方がさやかさんの「自己肯定感」を育む結果になったんだけど、そんな子育て方針を心理学的な知見から評価し、その後のさやかさんを良い方向へ導いた坪田先生のあり方と専門性にも、とても感心させられた。

ちいちゃな「できる」を
大きな「やる気」に変えていく。

ぼくにはまだ子どもがいないけど、多くのヒントをもらったし、ぼくの後に続く若い世代との関わり方なんかも考えさせられた。

https://www.amazon.co.jp/dp/483873042X/

#ビリギャル #小林さやか #本 #読書 #自己肯定感 #エフィカシー #コーチング #坪田信貴 #先生

画像1


多くの人の個性や表現が埋もれてしまわないように、クリエイターとして、価値を掘り出し、届ける活動を行ってまいります。ブランドづくりに軸足を置いていますが、メディアでの発信や書籍展開など、活動の場の創出ができるようにも努めてまいりますので、どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。