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テレワーク、同じ部屋で仕事をし続けていませんか?

私たちは、昨年(2020年)6月、コロナ禍に在宅勤務を実施したオフィスワーカーに対して意識調査を実施しました。そこで明らかになったのが、在宅勤務中、1箇所で仕事をし続ける人が約7割もいることです。

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一方で、その時々に合わせて複数の場所を使い分けたいという要望も明らかになりました。

例えば、飛行機の長時間フライト中を想像してみてください。限られたスペースで食事、睡眠、会話、読書や映画鑑賞をしていると思いますが、それは飛行機で移動するため、仕方なくしている方がほとんどではないでしょうか。

読書はゆったりしたソファが良い、近くの方の話し声が気になったら別の場所に移動したい、具合が悪くなったら横になりたい・・・その時々で場所をあわせたいというのはごく自然なことです。

「いやいや、急にテレワークをすることになって、家の中に一つの場所を確保するだけで精一杯だよ」

という方も多いかもしれません。 では、一つの場所で仕事をし続けることに、どんな課題があるのでしょうか。

一人の人が行う仕事には、多様な種類の仕事が存在します。例えば、メール。ひと言で返信できるものもあれば、じっくり文面を考えなければならない取引先の方へのメールなど様々です。

大きな画面に沢山の情報を並べて考えなければならない業務もあれば、小さなメモ帳ひとつでアイディアを膨らます業務もあります。

特に、今後は作業と呼ばれる仕事ではなく、より創造的な仕事が求められるようになると言われています。多種多様な仕事を、在宅でのテレワーク中に、一つの環境でやりくりすることは、パフォーマンス向上させるためにベストではないと考えます。

では、多種多様な仕事にあわせて、どんな環境を整えていったら良いのでしょうか。次回は、仕事環境を整備していく上で、仕事をどのように分解したら良いか、私たちなりの考えをお伝えしたいと思います。

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この記事は東京都調布市のLINE公式アカウント「調布市スマイのミライ教えてナビ!」に掲載しています。                      

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ミサワホーム総合研究所

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