加藤曜子(Kato Yoko)

某メーカーの営業・マーケティング職に10年従事後、鎌倉で小さな小さな日本ワインの店「日…

加藤曜子(Kato Yoko)

某メーカーの営業・マーケティング職に10年従事後、鎌倉で小さな小さな日本ワインの店「日本ワイン店じゃん」をオープンし、ナリワイを創るために奮闘中。「集って食べて飲んで、こころ満たされる」世の中になるように、日々考え、自分がやりたいと思った事を行動に移していく様子を綴ります。

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自己紹介

こんにちは、加藤曜子(かとうようこ)です。 2022年現在34歳、神奈川県鎌倉市在住、2児の母です。 愛知県で生まれ育ち、2007年大学入学と同時に上京しました。2014年に当時の彼氏(現・夫)と都内から鎌倉へ移住。2児の子を授かり、現在は家族4人で暮らしています。  小学生の時、家族の日々の様子を取材し、記事にして月刊新聞をつくり、親戚や知人に送り付けていました。小学校3年生くらいの時には自分で作詞・作曲した「げんき」という歌を勝手に「クラスの唄」とし、毎日の下校前のあい

    • やらないと変わらない

      映画「食べることは生きること~アリス・ウォータースのおいしい革命」を鑑賞して先日、映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』を鑑賞してきました。 アリス・ウォータースさんは、カリフォルニアで、“シェ・パニース”というレストランを始めました。直接、つくり手から、言い値で、レストランで使う食材を買うスタイルで、いわゆる「Farm to Table」の先駆けとなった方です。 また、エディブル・スクールヤード(食育菜園)の創始者としても活躍され、今では彼

      • 「エッセンシャル思考」を取り入れてカオスな状態から抜け出す(後編)

        「今、一番大事なことは何か?」を常に考える  事業をスタートさせるうえで「ビジョンとミッション」は決めていましたが、それは単なる方向性で、大事なことだけど、走り出すには曖昧。読むだけで盲目に走り出せるような分かりやすく具体的な目標が必要でした。では、今、何が一番大事か。考えた結果、自分のモチベーションをドライブさせるために、実店舗を完成させて少しでも良いからワインを売って現金が入る仕組みを作ることでした。目標が決まってすぐに、工務店との打合せを設定し、いったん店舗準備以外の

        • 「エッセンシャル思考」を取り入れてカオスな状況から抜け出す(前編)

           自分がサラリーマンではなくなった時点から痛切に感じているのは、「今、何が一番大事か」を常に考え続けなければいけないということ。 ほぼ自分で決めていなかった会社員時代  会社員時代、自分の業務の目標は、ゼロベースで自分で考えるということをせずとも、既に決まっていた部門の売上目標に沿ってトップダウンで決まっていきました。今思えば、半強制的に自分の目標が決まるなんて、楽だったんだと思います。  でも会社を辞め自分で事業を始めたら、当然ながら全て自分で選び、決めていかなければな

        • 固定された記事

          【住む場所が人を創る】鎌倉の豊かさとは?

          「鎌倉への移住から、私の人生の転機は始まった」  さかのぼること8年。あの時の自分が鎌倉への移住を決意していなかったら、会社を卒業して開業する選択もしなかったかも…  2022年現在、鎌倉で日本ワイン専門店を開こうとする私の思考と価値観に、鎌倉に住んだことがどう影響しているかを綴ります。   鎌倉の良さは「人間として豊かでいられる」こと 人生に必須なものは人それぞれですが、私にとって人生の基礎として必須となる3つの要素が鎌倉には揃っています。その3つの要素は、①自然 ②豊

          【住む場所が人を創る】鎌倉の豊かさとは?

          【住む場所が人を創る】鎌倉への移住

           「鎌倉への移住から、私の人生の転機は始まった」  さかのぼること8年。あの時の自分が鎌倉への移住を決意していなかったら、会社を卒業して開業する選択もしなかったかも…  2022年現在、鎌倉で日本ワイン専門店を開こうとする私の思考と価値観に、鎌倉に住んだことがどう影響しているかを綴ります。 鎌倉へ、移住を決心した理由 私が神奈川県鎌倉市へ移住したのは2014年。社会人になって4年目の事でした。当時、勤務地は六本木、住まいは川崎市宮前区でした。  そんな私が鎌倉に良く足を

          【住む場所が人を創る】鎌倉への移住

          なぜ日本ワイン?【後編】

           ”なぜ日本ワイン?【前編】”の記事の続きです。  夫も私も美味しいものを食べるのが大好き、キャンプも大好きで、独身の頃は、2人で夏休み1週間、東京から180kmの伊豆七島の1つである新島でキャンプをして、魚が釣れなかったら朝ごはんは白米だけ、みたいな楽しみ方をしていました。子供が生まれてからは、もう少し計画的な遊び方になりましたが、年に数回、山梨県や長野県にキャンプに行っています。  山梨にキャンプに行く度に食材を調達しているのが「ひまわり市場」というスーパーです。このス

          なぜ日本ワイン?【後編】

          なぜ日本ワイン?【前編】

           2022年4月末で会社を退職し、現在、鎌倉で小さな小さな日本ワイン専門店をオープンするべく孤軍奮闘しています。  今日はなぜ私が日本ワインを販売しようと思ったのかについて話します。  私の生まれ育ちは愛知県ですが、両親がともに和歌山県出身で、幼い頃から春休み、お盆、お正月の長期休みは、おばあちゃん家で過ごしていました。おばあちゃん家は、和歌山県日高川町千津川という田舎にあり、私は昔からおばあちゃん家が大好きでした。大学で愛知県から上京し、会社勤めで六本木に通うようになっ

          なぜ日本ワイン?【前編】

          ビジョンとミッション

           会社を辞めた4月に一番最初に着手したのが、これからの自分のライフ&ワークのビジョンとミッションを決める事。ビジョンとミッションを決める作業の道しるべとなったのは、佐宗邦威さんの「直観と理論をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」でした。   この本に出会って会社を辞める決心をしたと言っても過言ではないくらい、影響を受けた本です。この本を読み、私も、妻として母として会社員として、気が付くと外部からの情報や期待に応える"他人モード"で24時間365日過ごしていると感じまし

          ビジョンとミッション