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社会のみならず、学校も厳しい

皆さんは、「社会は厳しいよ」「社会人は学生と違って厳しいよ」などいうことを言われたり、聞いたりしたことはあるだろうか?

確かに、社会人は大変であると思う。

しかし、だからと言って、学生が大変ではないとは思わない。

学校にも学校の大変さがあると思う。


私自身、中学校が1番大変だったと感じている。

私の中学校は治安があまり良くなく、所謂不良と呼ばれる生徒も一定数いた。

しかし、それ以上にスクールカースト的なものの方が面倒臭い。

自分より上だと思った人にはくっつき、下だと思った人に対しては馬鹿にする。

こういう人間はどこへ行ってもいるかもしれないが、私の人生では中学校が1番多かった。

もしかしたら、社会人の方が多く出会うかもしれないが。

下だと思った人に対して無関心であれば良いのだが、奴らは自ら絡んでくる。

自分はこいつらよりは上の存在だということを示したいのであろう。

そもそも同じ人間なので、上も下も無いのだが。


ここまでは私の愚痴みたいになってしまったので、忘れてもらって構わない。

私が学校生活で感じたことは、学校はある意味、社会の縮図であろう。

部活では実力主義が多いし、クラスメイトと協力する機会も多い。

正に社蓄養成学校と言えよう。

学生と社会人は延長線上にあるのだろう。

分断できるものではないだろう。

これが正しい世の中なのかは、また別の話であるが、今はそういうシステムである。

社会人は学生と違って厳しいよという言葉は、ある意味、社会人という学生の上に立っている存在の学生に対する見下しなのかもしれない。

俺らがやっていることは、お前らが簡単にできることではないと。

自分たちの方が上であるということを示したいと。

こんなところにもカースト的なものがあるのか!


学生と社会人の違いはクビがあることかと思ったが、学生にも退学があるので、大きな違いとは言えないだろう。

私は、大人として社会人の厳しさよりも、社会人の面白さを言うべきであると思う。

学生時代には体験できなかったこんなことが社会人ではできるのだというように。

勿論、仕事を楽しいと感じていない人も多数いるので、無茶言うなよと思うかもしれない。

だが、少なくとも新入社員研修くらいは、面白さを伝えるべきであろう。

願いとしては、仕事が面白いと感じる人が1人でも増えるような環境が構築されて欲しいし、私自身でも努力していきたいと思う。

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