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グラグラ、クラクラ。なぜ人は歌いたくなるのか?

「歯がグラグラする〜」

年長の娘、どうやら歯が抜けそうな様子。
気になるようで、ずっと言っている。

グラグラする歯、気になるよね。


といいつつ、私にできることは何もない。
早く抜けるといいね。

「グラグラする〜」
と言われ、私の脳内にはこの曲が流れ出す。

そう、Adoの「クラクラ」である。

この曲は、スパイファミリーシーズン2の、オープニングテーマ。

正直、Adoが誰なのかよく分かっていないのだけど(←え)
なんだか中毒性のある曲で、よく聞いている。

で。
気になる曲って、歌いたくなりませんか?
みなさんはどうでしょうか?

私の場合は

歌いたいから、何度も聴き込む。
聴き込むと「へーこんな歌詞だったんだ」と知る。
で、ますます「いいじゃん」となる。

この高まったタイミングですぐ一人カラオケに行きたい。
けれど、どうも行くタイミングがない。
でも、歌いたい。

で、数日悩んでこれを買った。

おうちカラオケ用のマイク。

カラオケマイクは数あれど
「防音」をうたったマイクは、あまりない。

通常のマイクだと近所迷惑になるよな…と思い、防音タイプを買ってみた。

これ、良くも悪くもあまり音量が大きくならない。
でも程よくエコーが聞くので、家で歌う分にはちょうどよい。少なくとも、私の歌いたい欲は一旦これで満たされた。

Ado、どこで息継ぎしてるんだ?
ってくらい、息継ぐ間のない曲。
まだまだ練習の余地あり、である。

(でも本当は、音を気にしなくていいカラオケに行きたい)

で、話がちょっとズレました。
マイクのレビューをしたかったわけではないのです。

なぜ、歌いたくなるんだろう?
という話。

なんでだろう…と考えていたら、
森博嗣さんの「読書の価値」にこんなことが書いてあった。

本によると
好きな曲を自分で歌うことで、そのインプットの感動を、より確かに自分のものにできるような感覚がある。

芸術作品に触れた時の感動
=マネしてみたい、同じことをやってみたい
という方向に昇華する傾向があるんじゃないか?と。

なるほど。そうかも。

つまり、カラオケで歌いたくなる曲というのは、
「やっぱり、いいよねえ」
と感動を反芻する行為なのかも、ということ。

確かに、好きじゃない曲を歌ってみようって思わないですもんね。
学校の課題曲とかで仕方なく歌うケースはあるかもしれないけど。



ということで、
なぜカラオケで歌いたくなるのか?

インプットの感動を、より確かに自分のものにするための「アウトプット」なのかも?という話でした。

娘の歯は、いつアウトプットされるのだろう…。

グラグラ♪

<あとがき>
歯が抜ける感覚って、もう忘れてしまいました。
どんなだったかな?グラグラする歯を避けて食事をしていたような。
最近はトゥースフェアリー?という歯の妖精がいるらしく…枕の下に歯を置くと、妖精がコインと交換してくれるらしいです。え、ホント?
気になる人は調べてみてね。
今日もありがとうございました。


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