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サプライズ配送のむこうには?

宅配便。
いつもお世話になっている、なくてはならない存在。

なのだか、
少しモヤモヤしていることがある。

それは
「サプライズ配送」である。

「サプライズ配送」というのは、今私が勝手に名付けただけなので、正式にあるかどうかは知らない。

サプライズ配送とは、受取人に予告なく配送される宅配便を指す。
そして義母は、サプライズ配送が好きなのだ。

お菓子やら、子どもの服やらを送ってくれる義母。

送ってくれるのはありがたい。
ありがたいのだけど、「予告」がないのだ。

予告なく届くギフト。
それは、平日の時間指定なしで送られてくることが多い。

平日日中は受け取れない旨伝えたことがあるのだが…
覚えていないのか、はたまた気にしていないのか。

そんな不在票が入っているのを見ると、
「配達」という労働がムダになったと思い、何とも言えない気持ちになる。

先日読んだ「お金のむこうに人がいる」
にも、再配達についてチラッと書かれていた。

たとえば、チャイムが鳴ったけど布団から出られず、居留守を使ったとする。
再配達になっても、追加料金は発生しない。
でも、配達した人の労働がムダになっている、と。

そう、そうなんだよ。

まさに、この本のタイトル通り
「お金のむこうに人がいる」んだよ。

サプライズ配送のむこうにも、人がいる。

だからさ、
もし贈り物を宅配便で送るのであれば
事前に、受け取れる日時を確認してから送るのがいいよなあと。

最近は、ネットでギフト注文→相手に日時指定のリンクを送れるサイトもあるらしい。

実際、夫が友人から受け取ったギフトは、

メール(LINEだったかも?)で、友人からギフトが届く旨の連絡が来る
→到着日時を受取主が指定
→それに合わせて業者が出荷
という流れだったらしい。

それなら、確実に受け取れていいよねえ。


私はあまり贈り物自体をしないのだけど、
する場合は、ポスト投函で届けられるものにしている。

まあこれも、配達員によっては気を利かせてピンポーンしてくれるケースがあるので、最適とは言えないのだけど。



何が言いたいのかというと
ムダな労働なくそうぜ、という話。

サプライズでプレゼントを送り、相手を喜ばせたい、という気持ちは分かる。
ゆえに、義母には強く言えない。

でもさ、こういうケースが世の中で多数生じているとしたら?
それって、やっぱりスルーしてはいけない気がするのだ。


この本、義母にプレゼントしようかな🤔

<あとがき>
贈り物文化については色々思うことがあるので、またいつか記事にしたいです。
この本、めちゃ分かりやすいから学校の教科書にしたらいいのに。
今日もありがとうございました。

▼田内学さんの本は、こちらもオススメ。


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