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なんかいいかも、風呂敷。

先日、旅行に行った宿の部屋に
風呂敷が用意されていた。

風呂敷。
館内の温泉や、食事処への移動の手荷物を
ふろしきに包んでみては?という提案のよう。

正直
「風呂敷かあ…」
「風呂敷って、包まないとダメだよね?」
「はじめから袋状のものを用意してくれたらいいのに」

などど、相変わらずのネガティブキャンペーンを1人で発動。
小さいバッグは持っていたので、
まあ別に使わなくてもいいかあ…なんて思っていた。

なんだけど。

館内を歩いていると、オシャレに風呂敷を使っている年配の御夫婦が。

作務衣に風呂敷。
楽しそうに談笑する2人。
御夫婦の笑顔も相まって、とにかく素敵なのである。

「なんかいい感じだなぁ」

それに影響され、
早速部屋で風呂敷を包んでみることに。

いろんな包み方があるらしいんだけど
結局一番カンタンだったこちら。

あやの小路HPより

ドロップバッグ、という包み方らしい。

①さんかくに折る
②両端を結ぶ
③裏返す

で、荷物を入れて上を結べば終わり。
カンタンだった。

とはいえ
取り出す時に結び目を外さないとなので
スマホなどを入れるのは向かないかも。
でも頻繁に使うものでなければ、良いなあという感じ。

結局、旅行中はちょろっと使っただけだったけど
風呂敷は持ち帰りOKとのことなので、ありがたく頂戴することに。

せっかくなので、
エコバッグの代わりに使ってみよう、と
カバンに忍ばせてみる。

当たり前だけどただの布なので
驚くほどかさばらない。
そして、軽い。

「薄い」「軽い」
私の大好きなワードである。

正直、スーパーで大量に買ったものを入れるのには不向き。
ただ、この間成城石井で惣菜を買った時、風呂敷がいい仕事をしていた。

どう良かったかって?
惣菜ってさ、基本的にはこういうパックに入ってることが多い。

で、この手のパックに入った惣菜って
真っすぐ固定した状態で持ち運びしたい。

なんだけど
これをエコバッグに入れると、だいたい傾いてしまう。
傾かないように持ち運ぶことにエネルギーを使うことが、たまらなくストレスだった。

「楽したくて惣菜買ったのに、なんで持ち運びにストレス感じてるんだろう…」

それを何度か感じてから、惣菜自体を買うのを辞めていた時期もあった。

が、やはり食べたい時もある。
人間だもの。
成城石井の春巻きとかしゅうまいとか、食べたいじゃん。

そんな時に、風呂敷である。

ドロップバッグ再び。


風呂敷の底にパックを配置して、上部をギュッと結べば、底が固定されるのだ。

これ、ノンストレスだった。
底の配置がキモなので、そこはバランスよく配置する必要があるけど。
いやー風呂敷、見直したよ。(←何様w)

買い物=エコバッグ、が当たり前だと思ってたけど
風呂敷もなかなかよ。

何枚かもらったので、
防災リュックにも忍ばせてみた。
怪我の止血や、ちょっとした寒さ対策なんかにも使えそうだなと。

うん。

なんかいいかも、風呂敷。

<あとがき>
風呂敷使ってる人、いますかね?
以前旅行の細々とした下着類(靴下とか)を風呂敷に包んでいったら、かさばらなくて良かったです。
今日もありがとうございました。


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