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趣味嗜好の形成について

最近noteを書いていて、気がついたこと。

私の脳内に流れてくる音楽、20代前半くらいで時が止まっている
私はアラフォーです。

なぜだろう?
最近の曲に、興味が持てなくなったからかな?

なにわ男子、全員同じ顔に見える。
BTS、綺麗な顔の集団(という認識)。

あれ?
何の話でしたっけ?笑

なぜ、時が止まっているのか?です。

✅老いの恐怖?

ナイツ塙が言ってました。

新しい情報とか刺激に対して敏感ではなくなる、というのも「老いの恐怖」の一種かもしれません。

「ぼやいて、聴いて」

塙自身、ここ何十年も、嗜好の大きな感覚は変わっていないらしい。(電気グルーヴとかYMOがベース)

でも、それって誰もが同じだと思うんです。
センスとか趣味とか嗜好って、だいたい12〜18歳に触れたもので形成されてそれがずっと保存ファイルみたいにその人の中に残り続けるんじゃないかと。

たしかにそうかも!
みなさんは、どうですか?
私の場合は、中高〜社会人3年目くらいまでに触れたものかなーと。

✅老いてもなお、新しい刺激に反応できる人とは?

だから、
「老いてしまったから新しいものが受け入れられなくなった」のではなく、

10代でインストールしてしまったものが、その人間の感性の土台になってしまっている」のではないか、と。

そして、

老いてもなお新しい刺激に反応できる人も中にはいるってことは、10代の頃に強烈に影響を受けたものが特になかったから、ってことなのかもですね。

うーん、そうなんですかね?

私はヲタ気質で、強烈に影響を受けていたものがあったのは事実です。
過去、LUNA SEAと吉井和哉が好きすぎる時期があり、脳内の半分以上を占めていました。

たとえば

・出演番組、出演ラジオ、掲載雑誌の発売日等を手帳に書く(見逃したくない)
・WOWOW、スカパーでしか放送されないライブの録画を親戚に頼む(すべて見たい)
・Mステ等のメジャー番組に出ると知った瞬間から、勝手にソワソワする(うちの子、大丈夫かな?みたいな感覚)
・ライブの為に一人で遠征(埼玉から仙台へ日帰り)

などなど

最近の曲だと、藤井風やブルーノ・マーズ、気になるから聴きます。

でも…
のめり込むほど好きだったあの感情・感覚にはならないんですよね。

もう、あのワクワクした感覚を味わうことはないのかなーと、少し寂しくなります。

ですが、「感性の土台が出来上がっている」と考えれば、それはそれでいいのかな?と。
この土台が気に入っているのかもしれないですね笑

過去の強烈な影響で形成されてる人(私)もいれば、
・過去に特に影響されるのものがなく、現在新しい刺激に影響されてる人
・常に新しい刺激に反応できる人
・はたまた、生涯影響を受けない人?

などなど、様々なパターンがあるのかなと。

みなさんは、どれに当てはまりますか?
これ以外のパターンもあったりするのかな?

おわりに

人間の若さのピークって、18歳くらい。そこからは老いに向かっているとしたら、人生トータルで見ると「老いゆく」時間の割合の方が圧倒的に長いし、相対的にみたら、ほとんどみんな「老人」であるわけですよ。

塙の言葉を要約

そう考えれば、最近の流行への興味が薄れたとしても、それは焦ることではなく、むしろ自然なことなのかなと。

だから「老いの恐怖」なんてものは感じる必要もなくて、そんなの感じてたら、もうずっと恐怖じゃないか?っていう笑

無理に若作りすることなく、自分の老いを受け入れて、日々正直に、素直に生きていけたらいいなー。

そんなことを思ったのでした。

私の感性の土台については、こちらをどうぞ。
ではでは。


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