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「オッカムのカミソリ」ってなに?

なんだろう?

ベッカム、じゃなくて?
オッカムって、人かな?
カミソリのように切れ味の良い人…?

正解はこちら。

オッカムの剃刀
「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」とする指針。
14世紀の哲学者・神学者のオッカムが多用したことで有名になった。

ウィキペディアより

オッカムさんでした。

「剃刀」は「説明に不要な存在を切り落とすこと」の比喩。

要は、何か物事の仮説を作ったり、構造を理解するとき、できる限り仮定や構造をシンプルに考えようという概念のこと。

******

勝間和代さんのサポートメールに、この考え方の例が紹介されてました。

例えば…

西銀座チャンスデパートの宝くじ一番窓口。
高額当選が年に複数出る為、みんなが並ぶ。

→「単に購入者の数が多いので、その分当たりが出るだけ」
構造から考えてシンプルな結論を出せば、あっという間にわかること。

だから
製品やサービスを購入する時、オプションや割引がなかった場合、シンプルにその商品について、どのぐらいのお金を払うのか、を確認する必要がある。

おまけがついたり、期間限定であったりするもの
=色々まやかしをトッピングしている。
=シンプルな状況では売れない品、と考える。

物事をごまかさずに、シンプルにその構造を示しながら交渉できる相手
→信頼できる。

ごしゃごしゃとごまかす相手
→信頼できない。

と考えてみる。

構造を明確に私たちに開示をする姿勢=信頼性に関わってくる。

だから、身の回りの構造を理解するときには、シンプルに構造を考える癖をつけていくといいよー
という話でした。

感想

まやかしのトッピング、ありますよねえ。

パッと思いついたもの。
「実質○○円」「実質無料」って表示。

「実質」ってなに?
実際の価格はいくらなの?とモヤモヤ。

これって、ごしゃごしゃとごまかさないと売れないような商品やサービス、ってことなのかなぁと。

そう考えると、そもそもトッピングしてくるような相手とは、距離を取るのが吉なんだろうなと。

商品やサービスに自信があり、相手のことを考えていたら、トッピングで煽ってくることはしないんでしょうね。

でも、盛り盛りのトッピングにしないと見向きもしてもらえない…ってケースもあるんだろうなあ。


よ〜く考えよ〜♪
シンプルは大事だよ〜♪

<あとがき>
年末にスーパーでエビ天を買ったことがありました。(年越し蕎麦用)
なんとなく予想できたけど、半端ない厚みの衣。
衣というトッピングを剥がしたら、思わず笑ってしまうレベルの細身。厚い衣がなかったら、見向きもしてもらえないのでしょう。

もし、「実際のエビの大きさはこちらです」
と大きさをごまかさずに、本当のエビの姿を示してくれていたら、信頼できた…かなあ?
うーん、どうでしょう。
今日もありがとうございました。

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