人生はなぞなぞ?「あやうく一生懸命生きるところだった」を読んで
図書館で見つけたので、読んでみました。
いつかはみんな退職する、自分はちょっと早く辞めただけ。
みんな仕事に多くのことを求めすぎ。
「未来のために我慢して稼ぐ」のではなく、「現在の自由のため稼ぐ」。
稼ぐことには変わりないけど、それって自由な生き方だよね、というような話。(ざっくり)
ゆるいイラストが可愛くて、内容もゆるゆると読める感じでした。
(ゆるいしか言ってない)
以下、気になったところを紹介〜。
✅人生は「答え」より「リアクション」が重要?
人生は「正解のないなぞなぞ」というジョークなのではないか?と。
ジョークを投げかけられたら、ジョークで応酬したらいい。
自分のリアクション、いい感じかな?と考えてみよう。
✅何でもできる自由、何もしない自由
韓国の某リゾート地の有名な広告キャッチコピー
たいして旅好きでもない著者が惹かれた理由…
それは「何もしない自由」というコピー。
たくさんのことに追われる毎日から抜け出したかっただけなのに、リゾート地に行きたいと勘違いしていた。
これは会社員時代もそうだったのかもしれない、と。
✅同じ人生なら「一生懸命」より「楽しく」
「一生懸命」という言葉には、嫌いなことを我慢してやり遂げるという意味が含まれている。
つまり、楽しくない。
結果のために耐えるのではなく、過程そのものを楽しめる生き方がいいね、という話でした。
感想
「一生懸命」って学校で当たり前のように言われて、「一生懸命は正義」みたいな風潮がありますよね。
一生懸命にやってもダメな時はダメだし、テキトーにやっても成功する時はある。
人生なんてそんなもんだから、テキトーに生きたらええねん、っていうメッセージなのかな、と思いました。(BGM ウルフルズ「ええねん」)
そして、本の冒頭にあった言葉。
ゲーテって、そんなこと言ってたんですね。
どこへ向かっているのだろう?
会社員を辞めて、自分の時間が欲しいと思っている。
でもそれは、何かをしたいからではなく「何もしたくないから」かもしれない。
本に書いてあるまんまですが、そうかもしれないなーと。
…
みなさんは、どこへ向かっていますか?
…
一緒に行きませんか?
…
ここではない、どこかへ。
では、良いお年を!
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