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わんぱくセットについて思うこと。

牛タンのねぎしへ。

「5種盛りわんぱくセット」を注文。

白たん+赤たん+牛ロース+味噌ポーク+豚旨辛焼き、の5種類が乗ったセットである。

ほぼ1切れずつの為、そんなに量は多くない。
美味しくいただき、店を後にした。

******

以前もこのメニューを頼もうと思ったが、多少ためらいがあり、他のメニューを注文。

なぜ、ためらったのか?
それは、「わんぱくセット」というネーミングゆえである。

わんぱく。

わんぱくと聞いて、みなさんはどんなイメージが浮かぶだろうか?

私は、「やんちゃな男児」のイメージがある。

そういえば、やんちゃボーイとやんちゃガールが登場する歌があったな。

ちなみに歌詞を調べたら、
やんちゃボーイではなく「やんちゃ坊主」だった。
あれ、そうなんだ。坊主とガールは並列なんだ。まあ、それはどうでもいいか。

つまり「やんちゃな男児」のイメージがあり、アラフォー女が注文をためらった、という話。

わんぱく。
そもそも、どんな意味なんだろう?

「やんちゃ」と近い意味を持つ気がする。

「やんちゃしてますねえ」というのは、悪ぶったアピールをする人を揶揄する言葉?
「わんぱくしてますねえ」は、聞いたことがない。

やっぱり分からない。
調べてみる。

わん‐ぱく【腕白】
読み方:わんぱく
[名・形動]《「かんぱく(関白)」の音変化か。「腕白」は当て字》

出典

子ども、特に男の子が言うことをきかず、暴れ回ったり、いたずらをしたりすること。また、そういう子どもや、そのさま。
「—な子」「—盛り」「—坊主」

出典

「わんぱくセット」
を食べたが、もちろん暴れ回ったり、いたずらはしていない。
マナーを守って楽しく食事をした。

白たん+赤たん+牛ロース+味噌ポーク+豚旨辛焼き、の5種類が乗ったセット。
なぜこれが、わんぱくなのだろう?

書いていて、気がついた。
わんぱくなのは、食べる人ではない。
わんぱくなのは、肉たちなのだ。

白たん。
赤たん。
牛ロース。
味噌ポーク。
豚旨辛焼。

豚や牛。
彼らなら、暴れ回った経験はあるだろう。
そして暴れ回った末、ねぎしに来てくれたのかもしれない。

そうか。
そう思ったら、「わんぱくセット」というネーミングが勝手に自分向けのそれだと思いこみ、注文をためらっていた行為が、恥ずかしく思えた。

暴れ回った結果、わんぱくセットという姿になって、私のもとにやってきてくれたのである。

もう、感謝しかない。
なんでねぎしの人は、こんなネーミングにしたんだろう?と一瞬でも思った自分が恥ずかしい。

わんぱくセット、残さず美味しくいただきました。

ねぎしに来てくれた牛、豚たち。

わんぱくでいてくれて、ありがとう。
わんぱくセットになってくれて、ありがとう。

<あとがき>
わんぱくセットの本当の由来は分かりません。
もし真実を知っている人がいたら、教えてください。
今日もありがとうございました。

▼1年前にもねぎしに行っていた。





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