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ありがとう、マイシェードツリー。

シェードツリー。

みなさんは、シェードツリーをご存知だろうか?

先日読んでいた小説「純喫茶トルンカ」

この本にシェードツリーの話が出てきて、その存在を知った。

「シェードツリー」
は特定の木を指すわけではなく、その役割を果たす木のことを呼ぶんだって。

コーヒーの木というのは
直射日光に弱いらしい。
ゆえに、少し影があるくらいの日当たりがちょうどいいんだって。

だから、コーヒーの木の日陰になるような木が必要。
その役割をする木を「シェードツリー」と呼ぶんだってさ。

で、最近。
日差しが強くなってきて、日傘を持ち歩いている。

私をギラギラの日光から守ってくれる日傘。

「これ、まさにシェードツリーじゃん」

影を作ってくれて、ありがとう。
しかも、日傘をさしているとパーソナルスペース感もある。だから、落ち着くんだよなあなんて思ってもいた。

ありがとう、マイシェードツリー。

私はコーヒーの木ではないけれど、
日傘があることで、日光を避け、パーソナルスペースが得られて感謝している。

日傘に限らず、
シェードツリー的な役割のものっって結構あるのかもしれない。

たとえば
お腹を出して寝ている子にそっとかける、ブランケット。
寒くて震えている人に差し出す、あったかいコーヒー缶。
マフラーでもいいかも。

こんなのも、広い目で見るとシェードツリーなのかなぁと思ったり。


自分一人では生きていけない。
みんな、何かに守られている。
そして、もしかしたら誰かのシェードツリーになっているかも?


シェードツリーって、なんかいいなぁ。

<あとがき>
シェードツリーって、響きがいいですよね。
言いたくなるなる、シェードツリー。
今日もありがとうございました。










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