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感情を揺さぶられ、食欲が湧く。「ナチュラルボーンチキン」

金原ひとみ?
蛇にピアス、の人だっけ?

みたいなノリで気軽に聞き始めたのだけど…
面白くて一気に聞いてしまった。

仕事と動画とご飯のルーティン生活を送る、
45歳一人暮らしの労務課勤務・浜野文乃(はまのあやの)。

趣味も友達もなくそれで充足した人生を歩む浜野は、ある日上司の命令で、在宅勤務ばかりで出社しない編集部の平木直理(ひらきなおり)の家へ行くことになるのだったが、その散らかった部屋には、ホストクラブの高額レシートの束と、シャンパングラスに生ハム、そして仕事用のiPadが転がっていて――。

Amazonより

ものすごくカンタンにラベリングしてしまうと
浜野さんは陰キャ、平木さんは陽キャ。
そしてそんな2人が関わりだす話…なんだけど。

序盤は比較的淡々としてるんだけど
後半、浜野さんがルーティン生活をしている理由が分かったあたりから、色んな感情が混ざり合ってきて。

聞いていて

悲しい気持ちになったり、
温かくなったり、
また胃が痛くなったり。

そんな感じで、若干泣きそうになりながら聞いていたら、
「え、終わり?」
って感じで、いつの間にか終わっていた。

でも、物足りなさを感じたわけではなく
むしろ読後感は良かった。

なんだろう。
音楽がフェードアウトして終わる、みたいな。


ちょっと何言ってんのか分かんないw
って人は、実際にAudibleか本で楽しんでみてほしいなあ。



色々面白ポイントはあるんだけど
この話、美味しそうな食事が登場するところも、なんかいいんだよねえ。

金沢の蟹。
テーブルオーダーの中華ビュッフェ。
500mlペットボトル並のブリトーが出てくる、メキシカン料理店。

他にも551の豚まんとか出てきたから
全部実在する店なのかも。



女性蔑視の話題が出てきたり
決して明るいだけの話ではないんだけど
不思議と(?)読後感はよかったな〜。

気になる方、ぜひぜひ〜。

















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ようこ
チップとデールは、ディズニーのキャラクターであるシマリスの仲良しコンビです。私はチップ推しです。