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端境期ってなあに?

洋服レンタルサブスク、エアークローゼット。

このサービス、洋服到着のタイミングで
「スタイリングのポイント」と称したメッセージが届く。

今日は、メッセージの話。

今回のメッセージの中に、知らない用語があった。

(メッセージから抜粋したもの↓)

ポイントは、端境期に着回しのきく凝ったディティールのニットです。

端境期?

端境期。

みなさん、端境期って聞いたことありますか?
私は初めて聞きました。

文脈的に「季節の変わり目」という意味かな…という想像はできた。

端境期。
たんきょうき と読むのかな?

「はざかいき」でした。
え、読めた人いますか?

記事によると、

端境期(はざかいき)

夏物と秋物の間や、冬物と春物の間といったシーズンの合間の時期を指す。天候的にも中途半端な時期なので、商品を売る側、買う側ともに判断が難しい。晩夏初秋の対応では9月に入っても暑さが長く続くため、通常の秋物では店頭の動きが鈍い。秋のトレンドを取り入れながらも、夏用のような薄手素材の秋色夏素材の商品を投入する。

繊研新聞社記事より

知らない。
聞いたことない。

夫に聞いてみる。

私「端境期って知ってる?」
夫「なんか聞いたことあるかも」

私「え?どこで聞いたの?」

話を聞くと、どうやらアパレル関係に勤めていた人が話していたらしい。

ということは、
これってアパレルの業界用語なんじゃ?

改めて調べてみる。

コトバンクより

どうやら、「端境期」を使うのはアパレルだけではなかったよう。

主にビジネス用語なのかな?

******

で、何が言いたいかというと

最近「ビジネス用語」が一般化(?)しているケースって、割と多いのかな?と。

エアクロ、最近ディズニーとコラボした服のレンタルをはじめたらしいんです。

これが始まる前に、会員向けに特別サイトの案内があったんですが…

「ティザーサイトはこちら」と記載があって。

ティーザー広告(ティーザーこうこく)、またはティザー広告は、広義ではある要素を顧客に明らかにしないことによって注意をひこうとする商業広告の一手法で、狭義では「本来、広告で伝えるべき商品についての要素のいくつかを意図して明らかにせず注目を浴びる広告手法」と定義することができる。英語のteaser(じらす人)から命名されている。覆面広告とも言う。ウェブサイトを使った場合にはティーザーサイトティザーサイトと呼ぶ。

Wikipediaより

「ティザーサイト」って一般的に認知されてる用語なんですかね?

そして、極めつけがこれ。

「ローンチまで、あと○○日」

ローンチ!

ローンチって、ビジネス以外で使います?

私、ホリエモンが言ってるの聞いて初めて知りましたよ。

ローンチとは、新製品を発売したり、新サービスを開始することです。製薬会社が新しい薬を発売する際や、Webサービス企業が新サービスの提供を開始する際などに使用されます。

ビジネス用語集より

エアクロの中の人がビジネス用語と気がついてないか、「あえて」使っているのか、それとも…もはや一般的な用語なのか。

真実は分かりませんが、これってどうなんだろう。

個人的には、「みんなにやさしい日本語」みたいな、誰でも分かる言葉を使いたいなあと。

↑記事にもありますが
たとえば
「土足厳禁」ではなく
「靴を脱いでください」に言い換えるとか。

端境期ではなく
「季節の変わり目」や「暑さ寒さにも対応できる」など、言い換えはいくらでもできそう。

******

やさしい日本語が良くて、ビジネス用語が悪いということではありません。

ただ、使うシーンによっては変えた方が
分かりやすいのかも?

そんなことを思ったのでした。

<あとがき>
エアクロって、基本AIが服選んでるらしいです。なので、メッセージもAIが生成してるんじゃないかと思ってます。
今日もありがとうございました。

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