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2022年旅行記録⑦

2022年8月その1

青春18きっぷで宇都宮1日目

昨年夏も青春18きっぷを使い、週末旅行をしました。
8月20日未明にクルマで自宅を出、安房トンネルを通り長野県塩尻市に向かいます。真夜中でも上高地目当ての貸切バスや自家用車が多く、国道158号の悪路での運転は気が抜けません。

何とか始発電車前にJR篠ノ井線広丘駅に到着し、クルマを停めます。これは4月に上京した時と同様です。

ほぼ夜通し運転の疲れと乗車した松本発高尾行き始発の普通電車がクロスシートだった事もあり、車内ではよく眠れました。気が付いたら山梨県に入っていました。

油槽所がある山梨県の竜王駅でタンク車の写真を撮り、次の甲府駅では特急に追い抜かれる事もあり長時間停車していたのでその間に「山梨日日新聞」を入手します。また、乗車した駅が無人だったため、車掌さんに申し出て手持ちの青春18きっぷに日付を入れてもらいます。

ICカード乗車券が普及しきった昨今、車掌さんの車内巡回や検札を見掛けるのは少なくなりました。青春18きっぷに日付を入れてもらうにも最後尾の乗務員室に出向き声を掛ける事が必要です。

東京の通勤圏に入り、高尾で乗り換えです。

新宿まで特別快速に揺られ、今度は湘南新宿ラインに乗り換えます。ここからは宇都宮まで一気に北上する上所要時間が長いので楽な方を取りグリーン車に乗りました。この時初めてSuicaのグリーン券を買いました。

車内で新聞を読んでいると丁度開催中の高校野球の結果が目に入りました。東北地方の高校同士の準決勝戦です。
そこで、予定していた宇都宮から電車を乗り換えて更に北上しました。

黒磯で新白河行きの普通電車に乗り換えます。黒磯駅の北側に交直流を切り替えるデッドセクションがあり、首都圏で主に走っている直流専用電車も福島県で主に走っている交流専用電車この区間には入れず、常磐線と同じ交直流の切り替えが可能な電車を使っています。
同時に黒磯駅がSuica首都圏エリアの北端でありここから先はICカード乗車券が使えない事から車内では検札要員が乗って次々とSuicaで入った乗客を捕捉していました。青春18きっぷは全く問題ありません。

Suicaが世に出てから既に20年が経ち、世代を問わず「Suica/PASMOは全国全ての鉄道で使える」との誤った認識を持つ人が増えているような気がします。

福島県に入り、新白河駅で改札を出、構内と駅周辺のコンビニを周り新聞を集めます。それでも一部売切れの新聞がありました。

新白河で折返し、宇都宮に戻ります。時間の関係で思い切って新幹線に乗りました。「タッチでGO新幹線」を初めて使いました。残高を気にしないといけませんが自動的に新幹線自由席に乗れるのは非常に便利ですね。
30分余りの新幹線に揺られ、本来の目的地の宇都宮に到着。
予約していたビジネスホテルに投宿します。ビジネスホテルと言うよりはウィークリーマンションマンションを改装したようなホテルでした。

部屋に荷物を置き、市内に出ます。先ずのお目当ては餃子です。

中心部にある餃子専門店が集まる「来らっせ」は一種のテーマパークとなっており、既に多くの観光客で賑わっていました。どこの餃子を食べようかかなり迷います。
腹もくちて宇都宮市中心部を歩きます。

次に向かったのはアーケード街「オリオン通り」にある「フェスタ」と言う商業ビルです。

フェスタでは色々と買い込んでしまいました…。

一旦ホテルに戻り戦利品(?)を置き、宇都宮駅に立ち寄ります。栃木・群馬の両県の都市部では元々全国紙は朝夕刊セット制を敷いており、駅の売店でも夕刊を扱っていたのですが現在は「朝日」「毎日」はこの両県での夕刊の発行を終了し統合版地域となりました。「読売」は今でも夕刊を発行しているのですが駅で夕刊を売っているのかどうか、実地検証したいと思ったのです。

再び夕食を取ろうと来らっせに行きましたが既に満席な上受付終了となっており、取り敢えず友人への手土産を買って別の店に向かいました。

夕食の後、ホテルに戻り部屋で富山県の地上波では観られないが気になっているアニメを鑑賞していました。

青春18きっぷで宇都宮2日目

無事にアニメ「リコリス・リコイル」をライブで観られて満足して就寝。8月21日(日)の朝を迎えます。

ホテルをチェックアウトし、宇都宮駅まで歩きます。

まずは宇都宮駅西口にある「餃子像」を視察します。

次に、電車に乗る前に裏口的存在だった宇都宮駅東口で行われているLRTの建設現場を垣間見に立ち寄りました。

富山は日本におけるLRTの先駆者でもありますが、こちらは既存のJR線をリノベーションしたものであり、1から作り出したのは宇都宮市が初めてです。市内移動の利便性向上、行き過ぎたクルマ社会の改善、街のイメージ向上、運転手不足のバス会社の改善など様々な期待が集まっていますが、今年8月の開業に向け工事は進んでおり、期待が高まります。

再び青春18きっぷを改札に通し、帰途に就きます。

普通電車が走っている限り自由に旅程が組める青春18きっぷを活かして宇都宮線で唯一茨城県に属する古河駅で途中下車しました。

再び電車に乗り、一気に都内を目指そうとしましたが気が変わり、埼玉県に入った久喜駅で降り、東武スカイツリーラインに乗り換えました。青春18きっぷが使えず別払いですが、昨晩観たアニメの影響で行きたい場所があったのです。久喜始発で東京メトロ半蔵門線と東急田園都市線に直通する急行中央林間行きで錦糸町を目指します。

時間的に後は帰るのみ。総武線に乗って西を目指します。

途中で中央線特別快速に乗り換えて高尾に向かいます。少しだけ時間があったので八王子で一旦下車し、「山梨日日新聞」と駅弁を入手しました。

高尾駅で中央線長野行き普通電車を待ちます。

現在中央東線の普通電車で使われている211系はロングシート・クロスシート車が混じっていて、どちらに巡り合うかは運次第です。

この日はずっと曇っていましたが、とうとう雨が降り出しました。

帰途も山越えなので、不安が募ります。しかし運は味方してくれたようです。

普通電車の旅を終え、長野県塩尻市の広丘駅からは停めておいたクルマで山越えに挑みます。慣れた道ではありますが、安全運転で。

約3時間、故郷・横浜から富山に移ってから数十回は走っている山道を変わらずに慎重にハンドルを捌き、富山県に戻ってきました。普段使いのスーパーの閉店時刻にも間に合いました。

今回入手した地方新聞(ブロック紙含む)

市民タイムス(長野県松本市)
北日本新聞(富山県)
富山新聞
岐阜新聞
信濃毎日新聞(長野県)
山梨日日新聞
埼玉新聞
茨城新聞
下野新聞(栃木県)
福島民報
福島民友
北陸中日新聞(富山県向け)
中日新聞
中日新聞(長野版)
東京新聞

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