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『会話のキャッチボールが肝心!~面接編1/2~』2021卒就活経験者に聞いてみた!#1-5

Yさんへのインタビュー連載も5回目、ついにESを書ききり、待ちに待った面接がやってきました。
今の段階で既にいくつかの合否が出て、就活の厳しさを体感し始めた方も多いことでしょう。ここから就活のメインイベントともいえる面接がはじまり、今後もたくさんの合否判定を受けることになるかと思います。
この厳しい時期をどのように攻略すればよいのかについて、今回もCOGOO学生スタッフのYさんにインタビューしていきます。

学生Yさんのプロフィール

就職に直結するスキルを学ぶことはない芸術分野専攻の学生。部活動はトライアスロン部に所属し、アルバイトはフィットネスインストラクターとCOGOO運営。部活が夏まで忙しかったため、秋ごろから就活を開始し、最終的に第一志望の企業に内定。受けた企業はすべて最終選考まで残っていたが、最初に第一志望の企業から内定が出たため、最終選考を受ける前に辞退した。受けた業界は自動車、服飾、SC開発の3つから合計10社。


ヨココグマ(以下、ヨ)「ついに、いくつかの合否判定が出て就活の厳しさを、身をもって知る段階になりました。今回は就活のメインイベントともいえる面接についてYさんにお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。」
学生Yさん(以下、Y)「よろしくお願いします。もし、ESが通らなかった企業があれば、少しだけ反省点を探したうえで、きれいさっぱり忘れてしまいましょう。この段階で気落ちしてしまってはここから始まるたくさんの面接を乗り切ることはできません! 通過したことは素直に喜びましょう。そこに書いた内容は、その企業にとって魅力的だったということですから、自信をもって面接の準備を進めていきましょう!」

(1) 徹底した準備で的確な回答を用意しよう

「じっくり考えることのできるESと違って、面接では質問をされてから回答するまでの時間が短く、言葉が思うように出てこないという経験談をよく聞きます。」
Y「企業によってある程度質問の傾向があり、これらは就活のレビューサイト……ワンキャリアや、みんなの就活日記などを見れば把握することができるので、必ず確認するようにすると良いと思います。それ以外の、ESについての質問や、イレギュラーな質問については、自分で対策をするしかないですね。」

「なるほど。具体的には、Yさんはどのような準備をされたのでしょうか。」
「私は自分のESを徹底的に研究し、どのような質問が来るかを予測しました。例えば、ガクチカ(学生の時に力を入れたこと)や、将来やりたいことなどについては必ず質問があると思います。審査を通過したESは、企業にとって魅力的だと感じられるもので、当然興味のある内容であり、ESだけではわからなかった部分をさらに聞いてみたいと思わせるものであったのだと考えられます
つまり、ESの文字数に収まらなかった部分に質問の回答があるのです。そう考えれば、面接で聞かれる質問の対策は、ESをしっかりと書くことになる、ともいえるかもしれません。」

「確かに、ESには書きたいけど書ききれなかった部分というのはどうしても出てきてしまいますよね。これが面接の質問の回答部分になる可能性があるということですね。」
Y「その通りです! だからこそ、ESを書くことに多くの時間を費やせるようにしたんですよ。ESだけではなく、自己分析についてもしっかりと時間をかけて深堀りすることで、一般的な質問に関しては対策ばっちりだと思います。」

(2) イレギュラーな質問を怖がることなかれ

「なるほど。これで質問に対する回答を準備することはできましたね。ところで、やっぱり、面接では意地悪な質問が少なからずあると言いますが……これにはどのように対策すればよいでしょうか?」
「確かに、面接では意地悪な質問があります。代表的なものは『これは弊社じゃなくてもできるよね?』や『弊社の弱みだと思う部分を言ってください』といった、就活生に企業のマイナスな面を言わせようとするものがありますね。
まずは、このようなイレギュラー質問についてできる範囲で調べ、通常質問と同じように対策をしましょう。企業のマイナスイメージを答える回答を積極的な態度で言うのは自分のイメージを下げるのではないかと思ってしまうことでしょう。
しかし、この質問に対して最もやってはいけないのは、長考してしまったり答えないこと、そして、反論することの2つになります。前者は単純に準備不足や臨機応変な対応ができない人間だとマイナス評価されてしまうためNGです。後者は企業のマイナス面を回答すること以上に自分のイメージを悪くしてしまうことにデメリットがあります。どんな企業にも競合他社や弱みはあります。それらを把握したうえで、自分の人生設計の中にどうしてその企業が必要なのかを補足説明することで、面接官にいいイメージを持ってもらえるようにしましょう。」

「会社の悪いイメージについても言及していいというのは意外でした。むしろそれに対して答えなかったり、反論したりすることが悪いイメージにつながるとは……。」
「そうなんです。私はこのような質問をされた際は、できるだけ具体的な数字を持ち出して回答していました。例えば、『これは弊社じゃなくてもできるよね?』という質問に対して、『確かにそのとおりです。しかし、御社は競合他社と比較して○○の業績で劣る部分がありますが、○○の分野では他社と比べて○○円以上の業績を出しており、この部分にこだわっていることが私のやりたいことに対して強いメリットとなるので……』といったように、マイナスがあることを知ったうえでもなお、その企業の魅力を感じているんだということをアピールしました。」

「確かに、その回答なら数字を持ち出して説得力を持たせつつ、悪いイメージの回答をいいイメージに持ち直せていますね!」
面接で大切なのは、面接官に『この学生と話していていい気分だなぁ』と思わせることにあります。しっかりと準備をしておくことは、面接官とのスムーズな会話に繋がります。そして、意地悪な質問に対しても、相手にいい印象で会話を終えてもらえるように心掛けることが大切です。」

面接編2に続く……

【今回のポイント】

! 徹底した準備でスムーズに答えられるようにしよう
! 質問の答えはESに書ききれなかった部分にある
! イレギュラーな質問にも怖がらずに答えよう
! 面接官にいい印象をもってもらえる回答を心がけよう

さて、いよいよ次の第6回がYさんへのインタビューシリーズで最終回となります。更新日は4/15を予定しておりますので、要checkです!

【2021年4月19日追記】
面接編2(最終回)を投稿しました!こちらより続きをお楽しみください、

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(文責・やなぎ)

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