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夏休みの思い出話・昭和の民宿

みなさん、関東地方は昨日やっと梅雨明け宣言が出ました❗️🍉🌻☀️

今回の記事は、なんてことない子どもの時の夏休みの思い出です。

小学生の頃、毎年一学期が終わって学校から通信簿を貰って帰ると、その日のうちに家族旅行に出掛けていました。

千葉県の富浦というところで、毎年同じ民宿に1週間泊まっていました。

当時、富浦へは汽車ぽっぽの旅。

長いトンネルに入ると窓を閉めます。

煙を吐いた時に、煙が車内に入って来てしまうからです。

車窓の景色が突然開けて目の前に海が広がった時の感動、山の中に観音様が立っていたり、いつもと違う景色にウキウキ。💕

駅弁も楽しみ。持参したスナックを食べるのも楽しみ。

この日のために買ってもらって我慢して読まないでおいたコミックを、姉妹で交換しながら車内で読みます。

家族旅行と言っても、父は仕事があって殆ど来たことはなくて、一度一晩泊まっただけで帰って行ったと記憶しています。

代わりに、叔母がいつも一緒に行ってくれていました。

母一人では、旅先で3人の子どもの世話は相当大変だったと思います。

母と叔母と娘3人。

富浦では、毎日9時頃から海岸に行って遊んで、お昼に民宿でご飯食べて昼寝して、2時頃からまた海岸へ。

時々、民宿の人が海岸にスイカ🍉を持って来てくれたりしました。

クラゲに刺されたり、ビーチパラソルやビーチボールが風に飛ばされたり、誰かが迷子になったりのあるあるトラブルもありました。

夜は富浦の町をぶらぶらしてお土産屋さんを覗いたり、海岸で花火をしたり。

民宿は、一階が確か呉服屋さんだったと思うけれど、夏場は浮き輪やら水着など夏のアイテムを売っていて、二階の部屋にお客さんを泊めていました。

その民宿が普通の家庭の造りで、隣の部屋との仕切りが襖一枚だったりして、各部屋は鍵をかけることが出来ない状態。

当時はエアコンがなかったので、鍵をかけるどころかみんな襖は開けっ放し。

共用のトイレや洗面所に行く時に、よその部屋が丸見えでした。

隣の襖一枚隔てた部屋で、よそのおじさんが大の字になって昼寝していたり…💤、ほんとに丸見えなんですよ。

話し声も丸聞こえです。

他の部屋の主が外出中に、誰でも簡単に侵入できます。

それでも荷物置いたまま、長時間海岸に行っていました。

そんなに豊かな家庭ではなかったので、今どき考えられないほどセキュリティもプライバシーもない民宿に泊まっていたのかもしれないけれど、楽しく1週間遊びました。

日焼けして真っ赤になって、帰る頃には皮がむけて背中がマダラ模様になったりしていました。

この旅行が夏休みのハイライトでした。

やがて三姉妹の長女がお年頃になって、家族旅行を嫌がるようになり、この年中行事のひとつが幕を閉じました。

今でも夏になると、その時の楽しかった雰囲気の名残りのようなものが漂ってきて、暑さは苦手だけれど夏が好きです。😊

いざ自分が親になってみて、子どもを連れての旅行がどれだけ大変なのかよく分かりました。

移動中に退屈させないようにとか、海岸で迷子にならないようにとか(なりましたけど笑)、それだけでも大変だっと思います。

それでも子どもが喜ぶ顔を見たいのが親心ですね。

…ということで、昨日オフィシャルに梅雨が明けた喜びを感じて、思い出話を書いている私なのです。😄✨

みなさんは夏が好きですか❓

今年も体調に気をつけながら、始まったばかりの夏を楽しみたいと思います。☀️🍉


♪YOKOは作曲活動もしています♪

オリジナル曲 Wings


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