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Six Star Finisher の軌跡①

私は2022年10月にロンドンマラソンを完走し念願のSix Star Finisherのメダルを獲得しました。2017年にベルリンマラソンに当選したことで目指したSix  Star Finisher。リーチになっていたのにコロナ禍で足止めされ、やっと獲得することができました。その軌跡を振り返ってみようと思います。

1.Six  Star Finisherとは

アボット・ワールドマラソンメジャーズ(Abbott World Marathon Majors )は世界で最も名高く大規模な6つのマラソン大会(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティマラソン)で構成されています。その6大会全てを各大会の制限時間内に完走したランナー(Six Star Finisher)には、各大会での記録が入った名前入りの完走証“AbbottWMM Six Star完走証”と記念のメダルをもらうことができます。2024年6月現在世界で17026名、日本では441名がその称号を得ています

2024年4月ロンドンマラソン後に発表されたもの
私のCertificate 

2.東京マラソン🇯🇵

毎年3月第1日曜日に開催されます
2007年に初開催され、2013年にはワールドマラソンメジャーズ(WMM)の一つとして認定されるなど、国際的にも注目される大会になりました。
私は2014年初エントリーで当選したことがきっかけでマラソンを始めました。倍率11倍超と聞いていたので“当たるわけないじゃん!”と思っていたのに当たってしまいました。実は2015年も連続で当たりました。この時はプレミアム会員にはなっていましたが、2014年の時は全く何もせずに当選でした。
ちなみに初マラソンは4時間12分31秒でした。初めてのサブ4は2015年。3時間58分41秒でした。
その後2016年2017年2019年2023年と計6回走りました。(2018年はエントリーしましたがドイツに行くためDNSしました)はじめの2回以外は全てチャリティーでエントリーしました。一般の抽選ではさすがにもう当たらないだろうと思ったことと、チャリティーにも関心があったからです。また2023年は2020年コロナで中止になった時の出走権でした。
私は2023年のレースが一番印象に残っています。走ることが楽しくて楽しくて、今までそんな気持ちになったことはありませんでした。残り5kmくらいで初めて時計を見て3時間29分59秒だったのでそこから必死に走って3時間59分10秒でゴールしました。
実はこの頑張りがのちにシドニーマラソンからのインビテーションに繋がってくるので頑張ってよかったなーと思いました。

完走メダル

東京マラソンは沿道の声援も多く、コースも走りやすい。ランナーとしてもボランティアとしても応援者としても友人も多く参加していることからやっぱり一大イベントだと思います。なかなか当選しないのが難しいところですが、チャリティーも考慮して参加されるとよいと思います。

3.BMWベルリンマラソン🇩🇪

毎年9月最終日曜日に開催されます
平坦な市街地を貫きブランデンブルグ門をフィニッシュとするコースは、世界屈指の高速コースといわれています。高橋尚子選手が2001年2時間19分46秒の世界最高記録(当時)で優勝したことでも有名です。
私は2017年一般エントリーで初めて申し込みして当たりました。倍率は3倍程度とさほど高くないそうです。個人でエントリーしたので一人で行きましたが、旅行会社のツアーで参加することもできます。 

ゴール近くブランデンブルグ門
この時の記録は4時間16分5秒
メダルの裏にタイムは無料で刻印してもらえます

BMWベルリンマラソンはゼッケンに名前が印字してあることもあり、沿道からは名前を呼んで応援してもらいました。前半いいペースで“記録狙えるかも?”と気負ったものの、後半見事失速。トボトボ歩いていたらおじさんに手を繋がれ、一緒に走ったのもいい思い出です(笑)
後日自分のオリジナルの動画も送られてきました。これがなかなかカッコよくて密かに宝物にしています。

余談ですがマラソン後にミュンヘンに移動して、オクトーバーフェストに行きましたが、これも併せておススメです

ビールがおいしいし、楽しい!

4.TCSニューヨークシティマラソン🇺🇸

毎年11月第1日曜日に開催されます
1970年に初回開催されたレースで、今では5万人以上のランナーが走ります。
コースはニューヨーク市の5つの行政区(スタテンアイランド、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、マンハッタン)を通ります。スタートはスタテンアイランドのヴェラザノ・ナローズ・ブリッジから始まり、フィニッシュはセントラルパーク内で行われます。5つの橋を渡るのですが、コースは意外とタフです。
2017年一般エントリーしたつもりでしたがうまくエントリーできていなかったため、HISのエントリー権とスタート地点へ向かうバスがセットになったものを申込みまししました。当時10万円でしたが、マンハッタンのホテルからスタート地点までバスで送ってもらえるのは助かったので結果よかったと思っています。おにぎりのお弁当もついていました。

タイムは4時間59分5秒 かなり歩きました
完走メダル

マラソン当日は2時にサマータイムに切り替わる日でした。目覚ましのアラームがちゃんとなるのかどうか、ドキドキしていたら全く眠れず、レースの結果としては当時のワーストになりました。沿道の声援も多く、まさにお祭り!しかし、橋を走るのは結構脚に負担がかかり大変でした。ゴールのセントラル・パークに入ってからも意外と長くて辛かったです。

②に続きます















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