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改造人間になります


※こちらのポストは健康に関わるセンシティブな情報が含まれますので、気にされる方はご留意ください。


健康な人は自分の健康に気が付かない 
病人だけが健康を知っている

トーマス・カーライル

久しぶりの投稿になります。
今回は私の健康、そして人生の意識の変化をお伝えしたいと思います。

公にする内容ではないかもしれませんが、
同じような状況に陥って健康を害す方を出さないために。
幸せな人が増えるために公開します。


健康への考えと変化

今年の春からずっと仕事で忙しくしていました。
休日はしっかり取れているものの、仕事から帰ってそのまま倒れ寝するような状態。

そんな中でも普段はランニングやジムでの筋トレ、健康的な食事に気を使い、自分なりに健康を大切にしていました。

まわりの人たちも私を健康的な人間だと思っていたでしょう。

ところが、今年の夏、突然予期せぬ出来事が私の人生に降りかかり、世界がガラリと変わってしまったのです。

急病そして入院

体調不良になり始めたのは8月に入ってから。
当初は単なる夏バテだろうと考えていました。

だって今年の北海道は100年に1回レベルの大変な猛暑だったから。

だるさが1週間以上続き、ついに発熱。

残念ながら副業の相談業務や週末のディスコイベントもキャンセルせざるを得ませんでした。
(お約束していたのにごめんなさい)

しかし発熱オンリーでそれ以外の症状が無く、猛暑の中、熱にやられてひたすら横になっていたら・・・

突如として襲ってきた尋常ではない腹痛。

この痛みは子宮周囲炎。
何回か経験していて、もう治ったと思っていたのに4年ぶりに再発してしまったようです。

私は自力で救急車を呼ばなければならないほどの苦痛に襲われ、痛みのあまり過呼吸になり、どんどん両手足が痺れていくのを感じました。

手足のしびれ・・・脳梗塞だったらどうしよう。
これは今まで経験したことのない症状。

どんどん動けなくなる、このまま意識飛ぶかも。

死ぬかもしれない。

救急車で病院に搬送された日、点滴を受けることで症状は和らぎ、帰宅できるまでに回復しました。

ちなみに緊急搬送時、お財布だけは持っていったけど、保険証と携帯をカバンに詰めていませんでした。
緊急搬送の医療費10割はエグかった。
(もちろん後日、差額還付していただきました)

かかりつけ医に行き、抗生物質の投与で1週間休養して回復できると信じていました。
今までなら2~3日で腹痛も炎症反応も収まってすぐ復職できたから。

しかし、血液検査した結果、炎症の数値が下がらず、病院からの電話でその日のうちに紹介状を持って、数日前に緊急搬送された病院へ入院することを指示されました。

人生初入院。
なのに2時間で帰宅して準備して大荷物持って入院ってハードすぎないか???

最高気温36度を記録した、一番暑い日の午後でした。

緊急入院の目的は炎症反応を抑えること。
数値が高いままの場合、膿を摘出するオペが必要となる可能性もあるとのことでした。

入院中は1日2回の抗生剤点滴投与のみというイージーモード患者だったので、初めての入院生活を満喫(?)しました。

クーラーが利いて涼しいし、
おいしいごはんは3食出てくるし、
水やお茶は飲み放題だし、
看護師さんはやさしいし。

症状は軽い腹痛と熱感以外はほぼなし。

北海道マラソンは病室で観戦。
(応援、おもてなし行けなくてごめんなさい)
TMN+の勉強会も病室で参加。
(チャットのみで話せなくてごめんなさい)

5日ほどで退院できたのですが、復職診断が出るまで、急遽1ヶ月以上もの間、仕事を休むこととなってしまいました。
急な休みだったのと仕事の不具合で、会社にはとても迷惑を掛けてしまい、本当に申し訳なく思っています。

休職と感謝の気持ち

この長い休養期間中に感じたことは、健康が当たり前ではないこと。
そして、それを失った時の辛さを身をもって体験したことでした。

これまで当たり前に感じていた健康が、いかに大切なことであったかを再認識させられました。

そして

朝日と共に起き、3食きちんと作って食べて、日が沈んだら早いうちに眠る。
軽い散歩やサイクリングで神社や公園で自然と対話する。
素敵な仲間やお友達と会話する。
なかなか行けなかった実家へ行って両親と一緒に過ごす。

とても人間らしい、生きている者として本来あるべき姿。
日々を楽しむことの素晴らしさにも気づきました。

毎日の食事の際には、ご先祖様への感謝を忘れず。
家族、食物を作ってくれた生産者さんや関わってくれたすべての方、給与を支払ってくれる会社への感謝を欠かさず行う習慣も身に付きました。

生かされている。

あのまま炎症が収まらなくて、この世から消えてしまったかもしれない。

そう考えると、こんな私でも
「生きている意味」
があるのだと思えたのです。

手術への覚悟と生きる希望

お陰様で入院・休業生活を終え、復職しましたが、就業制限があり、フルタイムでの勤務は難しい状況です。
運動制限もあり、走ったり長距離を歩いたりすることや筋力トレーニングも禁止されています。
(ランナー&トレーニーなのにこれは切ない…)

病名は卵巣膿腫、骨盤周囲炎
このままだと再発の危険性があるため、卵巣卵管の全摘出手術が控えています。

女性臓器を摘出する手術を受けることは勇気の要る決断でした。

しかし、年齢的なことと再発の危険性を考え、左右両方の卵巣卵管を取り除くことを決めました。

手術は腹腔鏡を用いて行われますが、
「最悪死ぬかもしれない」
という気持ちでこちらを書いています。

「肌に傷つくのイヤだな」
「術後も痛みが続いたら辛いな」
とも思うけど受け入れるしかない。

これからの人生のために手術に挑む覚悟。
これからの自分への希望。

「改造人間になる」

というマインドで臨みます。
これは挑戦だ。

臓器取るなんて、なかなか無い経験でしょうし、その後の体調がどうなるかも分からないけれども。
自らの術後の経過をじっくり見守りたいと思います。

これからの私

近日、再入院します。

一部の方には状況を説明していて、
温かいお言葉や励ましのメッセージをいただき、とても感謝しています。

手術成功と術後の快癒に向けて、少しでも気持ちを寄せて祈っていただけると幸いです。

無事に手術が成功して元気になったら、
何らかの形でこちらへもご報告させていただきたいと思います。
楽しみに待っていくださいね。

最後に、こちらをご覧のあなたへも、健康への感謝と身体と心の声を聴く大切さを伝えたいと思います。

無理しない
命あっての物種
元気があれば何でもできる!

「風の時代」に入ったいま、
「自分の人生」を楽しんで生きましょう。

私も自分を一番大切にして、
生まれ変わった気持ちで歩んでいきます。

健康な人には病気になる心配があるが、病人には恢復するという楽しみがある。

寺田寅彦「KからQまで」

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