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やりたいことは、探しても見つからない

本当にやりたいことが、熱中できることがあるはずだ。

そう思って、社会人2年目のころから4年間くらい探し続けたのかな。6年かも。でも見つかりませんでした。

情報収集して「これいいかも!」と思っても、その熱はすぐに冷めて、またやりたいこと探しに戻ったり。
誰かの真似をして新しいことを始めても、それほどの熱意をもてなかったり。

でも今は、書きたい分野がでてきたし、コミュニティをつくりたいし、小さなものから大きなものまで、やりたいことがいくつかあります。

その経験をふりかえると、やりたいことを見つけるために必要なのは、

①行動すること
②信頼できる人にアドバイスをもらうこと

だと私は思っています。


「noteを毎日更新してるんだから、書くことがやりたかったことなんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。

でも当時の私は書くなんてまっぴらごめんでした。

日記をつけたり、紙のノートに思いを綴ることはしていましたが、自分のためのメモでしかありません。箇条書きだったり、内容も飛んでいたり、読み手がいたとしても伝わるものではありませんでした。自分さえ分かればいいので。

だから今でもnoteに書いているような、「誰かが読むことを前提とした文章」を書くのには、人の何倍も時間がかかります。一文を書き上げるのに、数十分とかかることもあるくらいです。

だから文章を書きたいなんて、これっぽっちも思っていませんでした。


じゃあなぜnoteの毎日更新をはじめたかというと、スキルも専門的な知識もない私には、書く以外のことができなかったからです。

時間は人よりもかかるかもしれない。できあがる文章もしっちゃかめっちゃかかもしれない。
でもとにかく今からできる「書くこと」をしようと思ったのが去年の1月。

そして書いては公開する、を来る日も来る日も続けてきたら、本当に少しずつやりたいことが見えてきたんです。

「noteアドバイザーとして活躍できそうですね」と言ってもらって実践していたら、いつのまにかnoteをはじめたり続けてくれている人が周囲に増え、

「習慣づくりについての有料noteを書いてみたらどうですか」と言ってくれる人がいて、「いや、私に有料noteなんて無理でしょ」と半信半疑だったけど、結局書き上げることができたし、

そして今度は「洋子さん、コミュニティやってみたらどうですか」と言ってもらえていて。

不思議なことに、周りの人が「これしたらどうですか」と言ってくれることが、自分のやりたいことになっているんですよね。

それは、誰かが言ってくれる=ニーズがあるからだと思います。たった1人でも必要としてくれる人がいるなら、精一杯がんばりたいと思えるし、実践した結果いただける感想やコメントのおかげで、さらによくしていきたいとモチベーションになる。

これってもう、「やりたいこと」なんですよね。


だから「やりたいことが見つからない」と悩んでいる人がいたらおすすめしたいのが、今できることをやってみること、そして信頼できる人に「こんなことやってるんだ」と見てもらって感想をもらうことです。

「今できること」は、一見すると「こんなのやりたくないよ〜」と感じるかもしれません。かつての私が、文章を書くなんてまっぴらごめんだったように。

だけど実践してみると、思わぬ道がひらけてくるんです。

私もnoteの毎日更新をはじめたときは、まさか自分が周囲に「noteやってみませんか?」と声をかけることになるとも、コミュニティをつくろうと計画することになるとも、夢にも思っていませんでした。


もちろんこれは私の経験談で、ひとつの例にしかすぎません。

ですが、やりたいことが見つからなくて悩んでいる人に、探す以外の選択肢もあったよと伝えたくて書きました。

はじめるときは不安もあると思います。
続けても道が見えないときは、挫折しそうになることもあると思います。

「この道でよかった」と思うときもあれば、「この道で本当にいいのか?」と思うときもあって、そこを行き来しながら進んでいくしかないんだと思います。

私もコミュニティづくりには不安しかありませんが、きっとまた思いもよらない道が開けていくんだと、怖くてもとにかくやってみようと言い聞かせています。



追記①:やりたいことが見つからなくて情報収集ばかりしていたことも、新しいことを始めて続かなかったことも、後悔はしていません。あのときがあったからこそ、noteを書いているし、出会えた人たちがいるので。

追記②:コミュニティづくりは、noteのサークル機能の利用を考えています。


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