人に頼ることが苦手
タイトルの通り、人に頼ることが苦手です。
「教えてください!」
「〜〜させてもらってもいいですか?」
となかなか言い出せません。
「迷惑かもしれないな」「この言い方で大丈夫だろうか」と考えたあげく、頼ることを諦めて自分でなんとかしようとするタイプです。
でも最近少しずつですが、お願いができるようになってきて。
頼ることの苦手な私でも、効果のあった2つの考え方を紹介したいと思います。
①まず自分から貢献する
ここ数ヶ月、周りの人に対して「これならできるな」ってことを可能な限りするようにしてきました。
やったのは些細なことです。
運転しているときに道を譲ったり、お店のドアを後ろの人のために押さえておいてあげたり、必要そうな情報をシェアしたり、応援したり。
そうしたら、不思議と人にお願いするときの心理的ハードルが下がってきたんですね。
きっと、「周りの人のためにできることをしている」「最善を尽くしている」という小さな自信が、少しずつ育っていったんだと思います。
この貢献キャンペーンを始めたきっかけは、穏やかに日々を過ごすためでした。
noteを毎日更新するには、気持ちを安定させることが必要になります。そんなとき、誰かに「ありがとう」と言ってもらえたり、「いいことをした」という実感が、日々を穏やかにし、文章にも表れていくことを痛感して、始めたものです。
この習慣が「人に頼る」ことの心理的ハードルを下げてくれたのは、想定外の副産物でした。
でもどうしたら貢献できるの?という疑問が出てくると思いますが、難しく考えず、自分なりに貢献できたと思えることで大丈夫です。
笑顔で挨拶するとか、飴をあげるとか。
「嫌われる勇気」という本でも、「自分が貢献できていると思えることが大事。他者の気持ちはコントロールできないからね」的なことが書かれていたはず(たぶん。笑)
自分が納得できていることが一番の鍵だと思います。
②誰かのためにお願いする
自分のためにお願いするのは気が引ける人でも、誰かのためだったらお願いできるかもしれません。
私がいつもお世話になっている方から教えてもらったのですが、
「困ってる人のために、〜〜をしたい。そのためにはあなたの力が必要なんです」
こう言われて嫌な気持ちになる人はいないよね。
…と言われて、霧が晴れるような気持ちでした。
自分をふりかえってみると、どうしても頼み事をしなければならないときは、目を逸らしたくなるくらい申し訳ない気持ちでいっぱいだったんです。それは、頼むこと=迷惑だと考えていたから。
だけど頼まれた側がむしろ感謝してくれる経験もして、どうやら「頼む=迷惑」ではないケースもあるのかもしれないぞ?と思うようになりました。感謝してくれた人は、ありがたいことに「私の力を必要としてもらえた」と思っていただけたのかもしれません。
もちろん努力をしないで何でもかんでも人頼みというのはよくないですが、自分にできる範囲のことをしたうえで、自分にはどうしようもできないことは、ありがたく人の力を貸していただく。そうすることで、ひとりでは到達できない場所にたどりつけるのかもしれません。
以上、頼ることの心理的ハードルを下げてくれた2つの考え方でした。
同じように「人に頼るのが苦手」と悩む人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
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