魔法の言葉 だいじょうぶ、そのままで
なんでこんなに自信がないんだろう。
なんでこんなに自分を好きになれないんだろう。
なんで自分だけ。
学生の頃からいつも自答自問してきた。
どんなに考えても、
悩んでも
人に聞いても、これという答えはまだ見つかっていない。
なりたい自分とかけ離れてるから悩むのだろうか。
でも、なりたい自分ってどんなの?
いっつもニコニコして、
相手の幸せを心から願えて、
素直に気持ちを表現できて。
まねしてみてもきっとしっくりこないだろうな。
最近はね、
自己嫌悪で暗闇のそこにいるときも、
周りが眩しすぎてひがんでしまっても、
人間らしくていいじゃないかと思えるようになってきた。
会社でも学校でも見渡してみてほしい。
全部が完璧じゃない人でも、愛されているし、
必要とされているし、
なんなら人気者もいる。
なにかが足りないひとほど、
助けてあげたくなるし、
共感もできる。
だめな自分を好きにはやっぱりなれない。
でも、そういうところも自分。
人間くさくていいじゃんって思うことにした。
だからね、一瞬だけ、
笑顔になって、
大好きな人だけの幸せを祈って、
心を許した人の前だけ思い切り泣いて、怒って、笑う。
その相手が人じゃなくても、
鏡の前で自分自身に対してでも、
育ててる植物でも、
朝の散歩で出会った野良猫にでもいいと思う。
飾らないで、
自分らしく
できないところも、
どんくさいところも、
ネチネチしたところも、
気分屋なところも、
そのままでいいよ。
無理をしていないのなら。
大丈夫。
そのままでいい。
それでいいと思う。
そのままの自分が結局はなりたい自分だと思うから。
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