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【調べ物】歴史から学ぶDX -第三次産業革命②(コンピュータの発展)-

■ 第三次産業革命その2

 はい!今日もせっせと産業革命していきたいと思います!前回までのシリーズはこちらです。

■ 第三次産業革命のおさらい

 前回記事では、第三次産業革命の重要な要素技術となった、コンピュータの起源について書きました。今回はそのコンピュータがどのように発展してきたのかについて書いていきたいと思います!

■ コンピュータの発展

 すごくいい動画を発見しました。10分間ですが、お時間のある方は是非こちらをご覧ください。

 前回記事ではバベッジさんの「解析機関」がコンピュータの初期アイデアですが、実装はされなかったという話まで進みました。そこで初めてコンピュータとして実装されたのは、アメリカのENIACというコンピュータが最初のようです。

 しかし動画にあるように、ENIACの登場が1946年と終戦直後であるため、第二次世界大戦を通じて各国で独自に研究がなされていたようです。ENIACはもともとミサイルの弾道解析目的で開発され、ドイツとイギリスも同時期に軍事通信の暗号化のために計算機を利用していたようです。やはり本当に最先端の技術は軍事目的で開発されるというのは悲しいですが事実のようです。雨を観測する気象レーダーも、敵船の位置を測る軍事目的のレーダーのノイズとして雨雲が観測されたことから現在の利用法に至っています。

■ 小型化

 解析機関では数字の計算を行う部品は歯車でしたが、ENIACでは真空管という部品を使って電気信号のやり取りをしていたようです。合計で17,468本の真空管が使われていたようで、一日数本が故障して修理が大変だったようです。

 その真空管の機能を代替する装置としてトランジスタが開発されました。そしてその機能を電子回路で代替する集積回路(IC)が開発されました。下の写真を見て分かるように、同じ電気信号の切り替えと増幅を行う装置の大きさが10分の1、100分の1の大きさでできるようになってきたため、より小さいコンピュータで多くの計算ができるようになってきたんですね。

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 ここでかの有名な「ムーアの法則」を思い出してみましょう。

ムーアの法則(Moore's law)とは、インテル創業者の一人であるゴードン・ムーアが、1965年に自らの論文上で唱えた「半導体の集積率は18か月で2倍になる」という半導体業界の経験則です。

 上記の写真の半導体の集積回路(IC)に搭載することができるトランジスタの数が18ヶ月で2倍になる、という法則のようです。つまり18ヶ月経てば、同じ大きさのICチップに2倍の性能を搭載できたり、同じ性能のICチップの大きさを半分にすることができるので、どんどん計算機の機能が小型化され、体育館のような広さのマシンからPCになり、PCからタブレット、タブレットからスマートフォンと、より小さい機器に高性能なコンピュータ(電子制御装置)を入れることができるようになったんですね。

ちょっと時間が来たので、今日はここまで!

ではまた(^-^)

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