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#291 住宅予算を考えるときに大事にしておきたい視点って?③

おはようございます!
ファイナンシャルプランナーの梶川です。

今回は、前回(【note 290】)からの続き
です。

【住宅予算を考えるときのポイントと手順】

≪ステップ①≫

・家づくりにかかわる費用の総額を
 把握する

≪ステップ②≫

・長期的な視点で家計の見通しを立てる

≪ステップ③≫

・見通しと実際の家計を比較する

今回は、上記のステップ③の補足をして
いきます。

前回、ステップ②の長期的な視点で家計の
見通しを立てる方法として・・・

“ライフプランを立てて、住宅購入後の
 家計のシミュレーションをしてみること”

をご紹介しました。

このシミュレーションをすると・・・

住宅購入後の家計の変化を知ることが
できます。

それを基に無理なく返済できる住宅予算を
決めていくのですが、このとき、住宅の
修繕費も予算化してシミュレーションの
中に入れておいてくださいね!

ちなみに・・・

赤字になる可能性があれば、予算オーバー
です。

その場合は・・・

「予算を減らす」

「出費を減らす」

「収入を増やす」

「時期を見直す」

「中古住宅を検討する」

など、前提条件を変えてシミュレーション
をしてみてもらえたらと思います。

「予算を減らせば大丈夫なのか?」

「予算を変えずにその他の出費を
 減らせば家計が成り立つのか?」

「パートをフルタイムに変えて
 収入を増やせば実現できるのか?」

“可能性”という視点から無理なく返済
できる住宅予算を検討してみてください。

それができたら・・・

ステップ③の“見通しと実際の家計を
比較する”という作業をやってみて
欲しいのです。

もし、見通しと実際の家計にギャップや
違和感があれば、その次のステップとして
1つ1つの不安要素を減らしていく作業を
していきます。

その繰り返しをすることであなたの
ご家庭に合った住宅予算が見えてきます。

“家計のシミュレーションをやっても
 計画通りにいかない”

そんな風に思われる方もいるかもしれま
せんが、住宅購入という大きなお買い物
をするときには、判断基準という目安が
あると安心です。

この判断基準があると、住宅購入後の
家計のやりくりの不安が減らせます。

そんな視点で住宅予算のことを考えて
みてもらえたらと思います。

今すぐできることから始めて
いきませんか?

本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
(●*’v`*人)

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