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いつかこの記事を消せる日が来るように

今世界中のメディアは、ウクライナとロシアの動向を一日中伝えています。

ニュースに取り上げられるトピックは、当然のごとく優先順位が付けられるため、
時間の経過とともに、目立たなくなってしまうニュースも多いです。
それ自体は間違ってはいないと思います。

ただ、今回少しでも他国の社会情勢に関心を持った人は、
どうか現在も起きている戦争や紛争も知ってほしいです。

今回は現在進行形の戦争や内戦を紹介します。(簡易的なまとめ記事です)
表面的な説明になってしまうため、
すでに分かりやすくまとめている方のウェブサイトをお借りします。
画像をクリックすると詳細が見れるようにリンクを貼っています。

シリア内戦

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(引用元:慶應塾生新聞ONLINE / gooddo)

チェニジアのジャスミン革命をきっかけに起きた、
アラブ諸国の民主化運動「アラブの春」影響を、ここシリアも受けました。
シーア派を中心とするアサド政権から虐げられていたスンニ派がデモを起こし、
やがて近隣国の武器支援を受け、自由シリア軍を結成。
更にそこへ、ISも支配地を広げようと介入。
また、スンナ派 vs シーア派 / アラブ vs イラン /
 アメリカ・ロシア・ヨーロッパ諸国の介入 / トルコ軍 vs PKK(クルド勢力)など、
代理戦争・近隣の闘争も含み、終わりの見えない状況が現在も続いてます。

イエメン内戦

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(引用元:NHK「中東解体新書」)

こちらも「アラブの春」から続く内部抗争。
そして同じく、スンナ派 vs シーア派 / アラブ vs イラン / アメリカの介入など、
代理戦争の構図が明確であり、多くの犠牲者を出しています。
しかしながら、実際には国際社会の関心が薄い内戦でもある。

パレスチナ問題

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(引用元:日本経済新聞 / ホンシェルジュ)

根源は紀元前まで歴史をさかのぼる必要があります。
その後の第一次世界大戦期のイギリスの三枚舌外交、中東戦争。
そしてユダヤ教・イスラム教間の問題は一部に過ぎず、
これは第三国の資源や軍事拠点をめぐる抗争でもあります。
記憶に新しいのは、昨年ニュースで取り上げられていたハマス vs イスラエル。
パレスチナ問題も、解決の糸口が見えない抗争です。
そして、昨年のそのニュースはどのぐらいの人が覚えているのでしょうか。
現在もミサイルは飛んでいます。

今回中東を中心に紹介しましたが、
民族間の争い・テロ集団と国家の対立など、
現在も世界の至る所で現在進行中です。

参照メディア

またこちらも中東中心になりますが、
僕が普段チェックしている報道機関です。

中東のニュースはもちろん、ワールドニュースに関しても
アルジャジーラが最も情報が届くまでが早いと思います。

イラク・クルディスタンの中心地アルビルを拠点にしており、
クルドに関わるニュースを中心に知ることができます。

Youtubeチャンネル

歴史や世界での出来事を簡単に分かりやすく伝えている
Youtubeチャンネルです。

世界地図をベースに、時系列で説明しています。

文字通りかなりざっくりはしてますが、
表面的に多くの出来事をざっくり知ることができる、入り口的なチャンネルです。

世界に関心を。もちろん足元も見つめること。

青と黄を使用した反戦メッセージが増え、
個人で支援をしたり、人道支援団体へ寄付をしたりと、
世の中の関心が高まっています。
ぜひ、その関心・視野をさらに広げてください。
(ただし前提として、自分の足元もしっかり見ていきましょう。
日本にも領土問題はあります)

戦争や紛争はさらなる抗争を生み、真実が見えずらくなってしまします。
構図を見ても、あの2大国を中心に第3国が関わるため、
本質がわからなくなってしまいます。
ただ一つ事実として言えることは、争いにより市民が犠牲になっていることです。

その犠牲が世界から消えた日には、
この記事が不要になり消去できることでしょう。


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