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言葉の宝箱 1029【すべてやった。あとは信じるしかない】

『太陽のあくび』有間カオル(メディアワークス文庫2009/12/16)

頼子が残りの房を口に放り込む。この果実の味を彼女の顔が語っている。
頼子は食べているときが一番かわいい。
「まだあるけん。食べる?」
愛媛の小さな村で開発された
新種の夏ミカンが通販番組で販売されることになり、
少年部リーダー風間陽介は父と一緒に東京へ赴くが生放送は失敗。
在庫を抱えることに。
東京のテレビ局と愛媛の小さな村で夏ミカンを中心に繰り広げられる物語。
第16回電撃小説大賞 “ メディアワークス文庫賞 ” 受賞作。


・判断した以上、もう後戻りはなしだ。
信じて前に進むしかない P200

・考え付いたことは、すべてやった。
あとは信じるしかない P328


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