言葉の宝箱 0232【配慮に欠けていた。準備を怠った。しかし後悔しても遅い】
シーノは博士号とりたての理系女子。研究分野はマイナー。コミュニケーション能力極めて低い。就職先がある訳ない。
そんな彼女が採用されたアルバイトは特命就職相談員、蛇足軒の秘書業務。日々やってくる妙な求職者達に鮮やかな詭弁を駆使して適職を与えてゆく
蛇足軒だが、シーノの行き先だけが中々決まらない。
「世界に自分の居場所は本当にあるのか」と悩む人に贈る
少し不思議な就職小説。
『親切、ていねい、秘密厳守』『かなしき食糧難』『三秒の壁』
『人工の心』『博士浪人どこへゆく』5話連作短編集。
・配慮に欠けていた。準備を怠った。しかし後悔しても遅い P11
・脳には糖分が必要だからね(略)
頭脳労働にはね。それはそれは大量の糖分が必要なんだよ P43
・女性がみなきらいというわけではありませんよ(略)
友人として遇したい、すばらしい人格者もいます。
ただ、集団になるとだめですね。うるさくて P85
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